過日、数日ぶりでチェロケースを開けてびっくりしました。ネック固定用のベルトがない!いえ、ベルトを締めていなかったのでした。つまり、チェロはケース内に収まっていましたがネックが固定されていませんでした。
まあ、クッションで囲まれているのでケースの中で動くことはなかったし、その間、ずっと横に寝かせていて動かさなかったので無事でした。
ケース(GEWA)内のネック固定ベルトをした通常の様子。これを締め忘れていたのでした。
今回は練習していなかったのでよかったのですが(こういう言い方はないか(笑))、何かの移動時に衝撃があったら一大事でした。
しかし、こんな基本的なことを忘れてしまうとは。慌てて格納したからか、耄碌してしまったのか。いずれにせよ、これからは要注意です。楽器に限らず何事においても。∎
iPhone SE/2
最近ご無沙汰している古楽系の音楽。久し振りにYouTubeで探してみると、だいぶ、新しいグループが出てきていて、個性のある演奏が多く、楽しめました。
下の動画は、アンサンブル・マリルー(フランス語は分からないので表記には自信ありません。)という5人組でなかなかの個性派に見えます。
曲は、ルイ=アントワーヌ・ドルネル( Louis-Antoine Dornel 、1680-1756)というフランスの作曲家の作品。彼はオルガニスト、クラブサン奏者として活躍しました。J. S. バッハと同時代の人です。
静と動が際立つ曲で、優美な装飾のフルート(トラベルソ)の落ち着いた音が胸に響きます。
演奏している場所がすごい。図書館にしては贅沢な大空間です。書架に並んだ本は、演奏されている曲と同じ年に造られたものもありそうな雰囲気です。
(ご参考)
ルイ=アントワーヌ・ドルネル(ウィキペディア、英文)
ドルネル:四重奏によるソナタ(四重奏ソナタ)
Marilou : Sonate en Quatuor - L.A.Dornel