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楽譜用ペーパーウェイトについて

2024年04月01日 | ピアノ
個人的な事情ですが、ピアノの練習で困ることは、エアコンの風で楽譜がめくれてしまうことです。
それだけでなく、楽譜によっては綴じが強すぎて開きが悪く、不意にめくれてしまうこともあります。

そんなことで、過去には楽譜を押さえるためにいくつかの工夫をしました。
まず、洗濯ばさみ系をやってみましたが、ハノンのように順番を追って弾いていくものには不便でした。そこで、SLのナンバープレートを模したミニチュアを置いてみました。これは意外と効果的だったのですが、金属製なので傷がつきやすいのと落とした場合のダメージが大きいと思われ使用を中止しました。

市販のペーパーウェイトは机上などの水平面に置くものなので、譜面立てには無理があります。
本や絵巻物の展示で使われる枕状の柔らかいウェイトなら可能と思いネットで探してみましたがありませんでした。

そこで、今年は「作りものの年」にしたこともあって、その枕状ウェイトを手作りしてみました。実物どおりのものを作るのは難しいので、ハンカチを丸めて紐で縛っただけなのですが形は同じです。しかし、肝心な重さが不足でした(写真下)。


ハンカチを丸めた楽譜押さえ。名付けて、ハノン巻。ネーミングはよかったのですが、力不足でした。

諦めかけていた時に、偶然、習字用の文鎮にゴム製のものがあるのを発見しました(「未来型ゴム文鎮」2本組、開明株式会社製)。ゴムであれば鍵盤の上に落としたり、足や床の上に落下しても大したことはありません。しかも2個入りでお値段もリーズナブル。思わず、ポチしました。


説明のために2本使用していますが、普段は左側1本のみです。横に置いても、譜面が隠れるようなことは、ほぼありません。左右の端に置くなど臨機応変に使えます。(本来、2本分で一つの文鎮の長さですが、分離したアイディアが秀逸だと思います。)

この文鎮は習字用なので墨の形を模しているのが心憎いところです。内部に鉄玉が入っていて、重さは十分です(1個110g)。何よりも、シンプルな形で黒一色なので楽譜を見ていても視界を邪魔しません。2本組ですが、1本で十分役に立ちます。1本は楽譜用、もう一つは机上で本来のペーパーウェイトととしても重宝するでしょう。

やっと見つけた楽譜のためのペーパーウェイト。他にもありそうな気もしますし、目的外使用になりますが、これはこれでパーフェクトです。もう、エアコンの風も大丈夫です。
ただし、唯一の欠点は、形が羊羹を思い出させるので誘惑されやすいということくらいでしょうか(笑)。

Nikon D5600 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6 G VR II


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