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トラバント

2008年09月19日 | その日その日
トラバントという東独製の大衆車のミニチュア(中国製)です。ドレスデンのインフォーメーションで買ったもの。他に屋台でもたくさん売られていた。実車同様,ミニカーも出来がいまいち(笑)。
トラバントは車に詳しくない私でも知っているくらいだから,旧東独製の性能の悪い車としてかなり有名な車だ(笑)。だが,ボール紙で作られているというのが嘘か真か分からないが,今から思うと衝突しても人に優しい車と言えるのかも(笑)。デザインもレトロで懐かしいし,今どきの宇宙人みたいなデザインより,個人的には好きだな。

実際は,ドイツでトラビ(トラバントの愛称)を見かけたことはなく,3つの都市でもドイツ車,フランス車,イタリア車がメインに走っていたように思う。日本車は1~5%程度か。さすがにもうトラバントの出る幕は無いようだ。
どこの街でもそうだったが,車の速度は速い。走るときは思い切り走るようだ。日本のような思いやりや譲り合いという概念はないらしく,あるのはスピードとルールだ。車は速く走るための道具,そのためにルールを作ってある的な(笑)。横断歩道では信号の変わり目に気を付けないと,公道レース状態で容赦なく車が突っ込んでくる。日本のように混合していないので,右・左折時に横断中の歩行者を待つような状況はできない。実際,私は何度か危ない目にあった(悲)。

その信号だが,タクシーに乗っていて気が付いたが,赤信号から一旦黄色に変わり青信号になる。もちろん,黄色でGOだ。細かいことは分からないが,時間を大切にし,個人の時間を重要視する表れなのかな,と思った。馬車の歴史も長いし,交通に関しては向こうさんの方が合理的に感じた。


ライプチッヒ市内,ゲバントハウス前の交差点。点線が横断歩道。正面はライプチッヒ大学。


ドレスデンの歩行者用信号の押しボタン。概してドイツではボタン類はデカい。これは前面が全面的にボタン。「押す」と書いてある表示も簡潔。


もうひとつ歩行者用押しボタン。こちらは進化したのか触れるタイプ。


ドレスデンのバス停のサイン。バス停の表示と到着時刻表示が一体。電光掲示板に「後○分」と表示される優れもの。しかも予告通りにちゃんと来る。

2 コメント

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交通ルール (ひなげし)
2008-09-19 23:12:57
東独は今でも東独なんですね。
Bonnでは車は歩行者にであうといかなる状況でも止まりましたよ。
そのブレーキ性能の良さにはいつも感心させられていました。
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先頭集団 (isis)
2008-09-19 23:41:10
ひなげしさん,

Bonnではそうでしたか。多分,旧東独でもそうなのでしょうが,実験する勇気はありませんでした(笑)。4,5日の経験で交通事情が分かるわけは無いと思ってはいますが,あのライプチッヒの広いリンク通りからたくさんの車が一斉に自分に向かって曲がってくるのを見るととても迷える歩行者の手前で止まれるスピードとは思えませんでした。先頭集団というより戦闘集団(笑)。一丸です。

私の方も日本の高速道路ほどもある道路を短い青信号で渡らなければならず最後までタイミングが読めませんでした。ただし,なぜ,横断歩道の途中に歩行者用の島(安全地帯)がいくつも設置してあるのかがよく判りました。

それに,信号の,あの音。信号から「ポコ,ポコ」とか「カポ,カポ」とか小さい音がします。恐らく日本の「カッコ~」という盲人用の音なのだとは思いますが,赤でも青でも常に流れているのはどういうわけか。。。

また私見で恐縮ですが,ドレスデンの車の方が新しい車が多く鷹揚な感じがしました。多分,Bonnも同様ではないかと思います。
ライプチッヒのはひたすら怖い(笑)。古い,汚い車も多く,とてもブレーキ性能が良さそうには見えませんでした(笑)。
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