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新しくなる切手のデザインに期待

2007年08月28日 | その日その日
最近,切手のデザインが10月1日に郵便局の民営化に伴い新しくなるという新聞記事を見た。郵政公社のホームページで確認してみた。

通常の50円,80円切手がそれぞれ,メジロからオシドリ,ヤマセミからキジバトに変更される。野鳥シリーズ自体は民営化後も継続のようだが,種類を変えて新しさをアピールというところだろうか。

民営化の是非はともかく,今回のデザイン変更はよかったと受けとめている。美術的には,適度にデザイン化されていて,好ましい。こういった誰もが使用する種類の切手はある程度抽象化されていた方がいい。
また,深山幽谷の鳥であるヤマセミからどこにでもいるキジバトに選手交代となったことは,よく使用する切手の図柄として当然だと思う。何が相応しいかを選択するのもデザインのうちであろう。今回の選択は通常葉書のスズメも含めて妥当なものである。

もうひとつ,私にとってうれしいのはデザインそのものの変更である。
現行の切手は図柄の背景が斜めに区画され,その中に額面が表示されるデザインになっている。個人的だが,この斜めというのが私の神経を逆撫でする。画面を斜めに区切るということ自体が,美しくないし,図柄にお構いなく,おしなべてそうしているのでバランスを損ねている。

また,単に斜めにすればいいデザインだ,というような安直すぎる発想自体がよくない。何の意味もなく愚の骨頂である。大袈裟かもしれないが,見ているだけで精神的に不安定になってしまう(笑)。このデザインに変更されたときは,こんなデザインの切手を使わされ,差し出さなければならないのかと途方に暮れた(笑)。

それが通常のデザインに戻ったのである。歓迎すべきである。
私は早くキジバト君たちと会いたいものだと指折り数えて待っている。

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