【今週末はどこに行こう?】今週末行きたい 展覧会・イベント

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展覧会・イベント ひとこと感想。【2015年10月】

2015年11月03日 | アート・ひとこと感想

(写真は「Trans Arts Tokyo」での佐藤直樹さんの木炭壁画「そこで生えている。」)

 

10月に伺った展覧会の感想をまとめました。(感想は基本的にtwitterに書いたものです。twitterでは写真も載せています。)

●151003 若林奮 飛葉と振動 @神奈川県立近代美術館 葉山(逗子)

「神奈川県立近代美術館・葉山の「若林奮 飛葉と振動 」。とても重厚でバルキーな彫刻作品なのに、そこに表現されているのは”その場にないもの”や”ものの動き”といった「目に見えない」部分。とても複雑な考えを持った作家さんでした。」
・blog: 「”目に見えないもの”を彫刻する ー若林奮 飛葉と振動 @神奈川県立近代美術館 葉山」

●151003 鎌倉からはじまった。1951-2016 -PART 2:1966-1984 発信する近代美術館- @神奈川県立近代美術館 鎌倉(鎌倉)

・神奈川県立近代美術館・鎌倉館の閉館に向けての展示。1966 年から1984年までの企画展の資料的な展示だったので、展覧会自体はあまり掴み所がない感じでした。坂倉準三とル・コルビュジエの建築に池の光が映り込む様子は素敵でした。鎌倉別館での版画の展示の方が面白かったです。

 

●151004 田中千智展 I am a Painter @横浜市民ギャラリー(桜木町)

「とてもよかったです!オイルペインティングにはまだまだ新しい表現があるんだ!って驚き、ぐっと魅き込まれる作品でいっぱいでした。120号を超える巨大な新作が並ぶ地下室の展示は圧巻!!写真撮影も可能でした。」
「抑揚のない漆黒の背景から光のように浮かび上がる女の子の印象がとても不思議で。近づいてみて見ると、人物の部分はカンバスの地が見えるほどクリアに描かれていたり。実際に見てみるまでは分からなかった。やっぱり生で作品が見ることっていいなぁと思いました。」
「入場無料とは思えない質とボリュームでした。その上、まるで画集のような素敵な小冊子までいただけました、嬉しい!会場近くで開催中の「黄金町バザール」でも作品が拝見できるそうなのでこちらにも行ってみたいなと思いました。」
・blog:「漆黒の闇に浮かび上がる光の表現 ー田中千智展 I am a Painter @横浜市民ギャラリー

 

●151009 CEATEC2015

 

●151010 琳派400年記念 PANTHEON 神々の饗宴@京都植物園

・blog:これが 現代版・琳派?! ー琳派400年記念 PANTHEON 神々の饗宴@京都植物園。【日中編】
・blog:これが 現代版・琳派?! ー琳派400年記念 PANTHEON 神々の饗宴@京都植物園。【ライトアップ編】

●151011 錦秋の琳派 @京都島屋

「ヒグチユウコさんの風神雷神図屏風を見に、京都の高島屋へ(*^▽^*)ハンドタオル買いました。しばらくしたら風神Ver.は完売してました(*_*)ぎりぎり買えたー。」

●151012 琳派 京を彩る @京都国立博物館


・俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一の「風神雷神図屏風」がそろうということで(私が行った日はまだ俵屋宗達・尾形光琳のみ)大行列でしたが、会場が広いのでゆったりとみることができました。華やかな色合いに、ユーモラスなキャラクター、デザイン的な構成の絵画…今見ても面白みのある作品です。琳派展が各地で開催される中、これだけの作品が集まっているのはすごいですね。
「京都国立博物館の琳派展でお土産に買った生八つ橋。開けてみたら「風神・雷神カラー」だった!(^o^)」

●151017 内藤礼展 よろこびのほうが大きかったです @ギャラリー小柳(銀座)

「昨日はギャラリー小柳の内藤礼さんの個展へ。たぶん、日常の中で見ても気づかない、ゆっくり立ち止まって見ないと分からない光や空気の流れを感じられる作品。素敵でした。」

●151017 第27回ボタニカルアート展 @日展会館(鴬谷)

●151017 中村政人個展「明るい絶望」 @アーツ千代田3331(末広町)

「先日は3331の中村政人さんの「明るい絶望」展へ。1989 -1994のたった5年分の活動の写真の展示だけど、ものすごいボリューム。中村と村上、ギンブラート、新宿少年アート、スモールヴィレッジセンターetc. ただ伝説のように聞くばかりの90年代の活動の貴重な写真と映像の数々。」
「「明るい絶望」展。中村政人さんが韓国で撮影された写真が面白かった。街の面白い風景のスナップショットのようでもあるけど、それが何故・どのようにしてそこにあるのかが考察されていて、こんな風にものを見て問題を捉えられている方なんだなぁ…って少し知ることができる感じ。」
・Artue感想:http://artue.jp/events/2099

●151017 久野彩子個展「侵蝕」 @アーツ千代田3331

「アーツ千代田で開催中の、久野彩子 さんの「侵蝕」展。鋳造した金属で造られたとても緻密な造形。複雑に折り重なるパーツは、ミニチュアの近未来的な都市のようにも見えるし、朽ちた廃墟のような世界にも見えてきます。とても素敵な作品でした。」
鋳造した金属で造られた緻密な造形の作品です。ミニチュアの近未来的な都市のようにも見えるし、朽ちた廃墟のようにも見えてきます。金属の色味が細かいパーツによって少しずつ違っていたり、パーツが立体的に複雑に交差している様子など、その細部にまで魅き込まれていきました(Artue)

●151024 「LINK OF LIFE さわる。ふれる。美の大実験室 展」@資生堂 花椿ホール

「資生堂銀座ビルでの「LINK OF LIFE さわる。ふれる。美の大実験室」、様々な"感触"をいろんな見せ方で表現していて面白かった。相分離した液中でマグリッドを表現している作品が面白かったなぁ。会期が短いのが残念…(>_<)」

●151024 京都、音と地図 - スズキユウリと見つけた5つの京都 @KYOTO Design Lab東京ギャラリー(アーツ千代田3331内)

スズキユウリさんの「OTOTO」を教材として、京都の街を再発見するワークショップの成果展示。5つのチームの作品が展示されていました。グリッドの地図上を歩き回るように指でなぞって音を探す作品の仕掛けが面白かったです。

●151024 久野彩子個展「侵蝕」@アーツ千代田3331 (2回目)

「先週末も3331へ。ショップで久野彩子さんの作品のタックピンを購入(*^^*)昨年のTDWアートフェアで買えばよかったなー…と後悔していたので嬉しい。本当はもう少し大きな作品が欲しいけど、しばらくはこちらを眺めて楽しみます^_^ 」

●151024 Trans Arts Tokyo @神田周辺

・なかなかのボリュームでした。佐藤直樹さんの木炭壁画「そこで生えている。」を用いた光と音のインスタレーション作品は圧巻。入り口から奥に向けてだんだんと自分が小人になっていくような構図、作品の描き込みが美しく、さらに、近づきすぎると絵がみえなくなってしまうような自然と人との距離感を感じさせるようでもあって面白かったです。何ループでも見入ってしまうような作品でした。
・「TRANS ARTS TOKYOでも久野さんの作品を見てきました。「+81(03)」というタイトルだったから、東京湾なのかな?日が暮れてしまった中に黒い作品が浮かび上がって素敵でした^_^

●151025 あざみ野コンテンポラリーvol.6 もう一つの選択 Alternative Choice @横浜市民ギャラリーあざみ野

・青山悟さんの作品「About Painting」で構成された壁は、名画を刺繍で表す表現に加えてキャプションも面白かったです。和田昌宏さんの作品の会場での演出にも驚き。ただ、6名の作家さんのうち、5名が映像作品というのは少し多すぎる感じがしました…

●151028 小川剛個展「Luminous flux」 @Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi

地下スペースに展示されている作品は、反射光はまるでオーロラのよう、透過光は水面のような像をつくり出していてとても幻想的でした。その上、鑑賞者が懐中電灯で作品を照らしながら歩き回ることで、映し出される像が刻々と変化していく…といった仕掛けもあるとても美しく面白い作品で印象的でした。(Artue)

●151028 「LINK OF LIFE さわる。ふれる。美の大実験室 展」@資生堂 花椿ホール (2回目)

 


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