【今週末はどこに行こう?】今週末行きたい 展覧会・イベント

今週末行ける、オススメの展覧会やアートイベントをご紹介しています。
(関東地方・現代アート中心です。)

デザインもアートも、アトラクションも楽しめる企業ミュージアム −カップヌードルミュージアム

2014年10月27日 | アート●オススメ アートスポット●

普段は現代アートの展覧会を中心にご紹介していますが、今回ご紹介するのは「カップヌードルミュージアム」。



「”マイカップヌードル”とか作れる”フードテーマパーク”?」なんて印象だったのですが、行ってみたらアトラクションだけでなく展示もとても楽しかったのでご紹介したいと思いました。


しかも、今なら開催中のヨコハマトリエンナーレのチケットでなんと入場料が無料になっちゃうんですよ!


 


企業ミュージアムとしては日本一 の集客を誇るというこのミュージアム。

みなとみらい駅から少し歩いたところにあります。



このミュージアムの中は、
入場料で見られる2Fの展示ゾーンと、
追加で料金が必要な3,4Fのアトラクションゾーンがあります。

今回はこの2Fの展示部分を中心に。


 

■デザインを楽しむ!

カップヌードルミュージアムの総合プロデューサーは、ユニクロやセブンイレブンの雑貨;セブンイフスタイルのプロデュースもつとめる佐藤可士和さん



広々した心地の良い空間や、シンボルマーク、会場内の標識やグッズのデザインなど、眺めていて楽しいです。


(▲佐藤可士和さんデザインのロゴマーク。)

 


2Fの展示ゾーンに入ってまず目に飛び込んでくるのは、日清のインスタントラーメンがカテゴリーごと、発売年順にずらりと並ぶ「 インスタントラーメン ヒストリーキューブ 」。



今も変わらぬロングセラー商品から、「こんなのあったっけ?!」というチャレンジングな(?)商品まで。



パッケージがずらっと並ぶ光景にテンションが上がってしまうのはきっと私だけじゃないはず…


 


カップヌードルミュージアムの正式名称は「安藤百福発明記念館」 。

日清食品の創業者で、インスタントラーメン、カップラーメン、さらには宇宙食のラーメンという、これまで世になかったものを産み出した安藤百福さんのようなクリエイティブな発想を子どもたちに伝えることを目的としているそうです。

 

安藤百福ヒストリー」は、安藤百福さんの発明・発見の歴史をわかりやすく紹介。



このコーナーに描かれているイラスト▼。



可愛らしくて、ユーモアにあふれていて素敵だなぁと思っていたら、デザイナーの佐藤オオキさんの作品。



まるで一筆書きのように一本の線を基調に描かれているので、歴史が続いていく様子を表しているようで面白いです。


 

■アートを楽しむ!


続いて、安藤さんの発明・発見のキーワードを形にした 「クリエイティブシンキング ボックス」。

この製品はこんなものをヒントにつくられているんだよ、と紹介してくれる
「なんでもヒントにする」は、パネルに触れると、「発想の源」が影になって現れるインタラクティブな作品。



(▲もともと影が落ちているところに、新たに影絵が登場するのが不思議な雰囲気で面白いです。)

 

「タテ・ヨコ・ナナメから見る」は、ただのカップヌードルのオブジェ?と思いきや…



実は見る角度によってキーワードが隠されています。

 


(▲”creation" って言葉が隠れているの、分かりますか?)

 

そして、一番印象的だったのがこちらの「アイデアを育てる」



薄暗い空間にあるのは、森のミニチュア?と思っていると…

しばらくすると、音楽に合わせて美しい森の風景の影絵が始まります。



あまりにリアルな影で気づきませんでしたが、森のミニチュアへのライティングを変えることで、幻想的な風景を壁に投影していたんですね。



写真でうまく魅力が伝えられないのが残念ですが、音楽の世界観とぴったりあった幻想的でありつつ、臨場感のある美しい映像がとても素敵で、いつまでも見続けていたい作品でした。
(会場には一切クレジットがなかったのですが、前の作品と共にクワクボリョウタさんの作品でした。)

 

他にも目の錯覚を利用した作品などの楽しめる作品があり、展示だけでも十分に楽しめる内容でした。

 


(▲カップヌードルミュージアムのテラスより。ヨコトリの会場、新港ピアのすぐ近くです。)


11/3までは、ヨコハマトリエンナーレのチケットで入場料が無料になるので、新港ピアの鑑賞と併せて立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 


(▲閉館後は、夜のみなとみらい散歩・撮影も楽しいですね!)

 

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■DATA■

 

カップヌードルミュージアム(安藤百福発明記念館)


開館時間:10:00 〜 18:00 (入館は17:00まで) 
(※休館日:火曜日 (祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始)

 

入館料:大人 (大学生以上) :500円 (高校生以下は無料)

展示 / アトラクション利用料:
【チキンラーメンファクトリー】小学生 300円 / 中学生以上 500円
【マイカップヌードルファクトリー】1食 300円
【カップヌードルパーク】1回 [30分間] 300円
【NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-】1食 300円 (ハーフサイズ)、各国のデザート 300円 、各国のジュース 200円 、ドリンクバー200円

アクセス:みなとみらい駅より徒歩8分(詳細地図)

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▼オマケ▼

さて、展示も良かったとはいえ、折角行くならとフードテーマパークとしても楽しんできました(笑)

まず、 NOODLES BAZAARで腹ごしらえ。



8種の世界の麺の屋台が並びます。



ハーフサイズで¥300とお手頃なのが嬉しい。(ハーフでも結構お腹いっぱいになります。)

 

そして、マイカップヌードルファクトリー
ネットか、当日入館時に予約をします。¥300。

カップにお絵描きをして



好きなスープと具をつめてもらってシーリング。



絵を描くだけだけど、封をされたカップを受けとるとわくわくしました。

 

最後に、チキンラーメンファクトリー
こちらは、ネットか電話で事前予約が必要。¥500。

2人1組で、生地をこね、手回しの装置で延ばして、裁断して。



最後は「瞬間油熱乾燥法」で乾燥させます。



6人に1人、先生がついてくださるので、失敗なしで安心でした。

お土産に、通常のチキンラーメンもいただけます。



(▲余談ですが…同日に行われていた京都国際映画祭の”G.O.ファイヤープロジェクト”に行きたかったなぁ…の後悔から、”ジャイアントオタマトーン”のイラストばかり描いてしまっています)

 

体験アトラクションもやっぱり楽しく、一日楽しめました。


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最後までお読みいただきありがとうございました。


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note: https://note.mu/plastic_girl/n/n854f7d71f564

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