ABU AMBASSADEUR 5000C （三平モデル）

ABU AMBASSADEUR 5000C （三平モデル）



言わずと知れた釣りキチ三平のイトウ釣りの時に出てきたときの5000Ｃと同モデルです。
その当時の少年たちは、釣りキチ三平で釣りの楽しさを知りましたし、ルアーフィッシングの存在や、ベイトキャスティングリール、オフセットハンドルのピストル型グリップと見たこともないタックルに魅了されました。



これは、前回ご紹介したインターネットのショップで購入しました。お手頃な値段でした。
そこにも三平モデルということで紹介してありました。もう速攻で購入したのを覚えています。
これは1974年の製造のようです。



山形のサイドプレート、カウンターバランスのハンドル、メッシュで裾スカートのスプールキャップ
平型トップのＯＩＬ刻印のハンドルナット、角型のスターウィール、ライン・キャリッジ（レベルワインダー）は平型のスムース
そして黒の5000Ｃ　　まさに三平が使っていたモデルです。



ただ、ここまでディティールがはっきりしているのは、釣りキチ三平を執筆された矢口高雄先生の、本当に細部まで表現された一コマ一コマがあったからではないでしょうか。
子供のころに、こういう良い漫画があり、釣りとの出会いがあり、タックルとの出会いがあったのは本当に自分の人生の中で素晴らしかったことだと思います。
今、いろんなアニメや漫画が氾濫していますが、これだけインテリジェンスにあふれ本当の意味で空想の世界ではなく、現実の夢やロマンを語りかけてくる漫画があるでしょうか？
矢口先生やＡＢＵに本当に感謝いたします。

ところで、三平モデルと紹介しましたが、ストーリーの中では魚紳さんから借りたものだったので、本当は魚紳さんモデルですかね・・・