ちょっぴり環境論そのいち～環境問題ってなに？～

なんとなーく私が専門にしてる環境話を書いてみます
目的は私が勉強したことを整理するため・・簡単にいっちゃうと自己満足です（笑
もし文章とか拙かったらごめんなさい＞＜
もし意見とかあったらどしどし書いてあげてくださいね♪

というわけで第一回です
最近、環境問題ってよく聞きますよね？
でも実際にどんなものが環境問題か、それが実際に私たちにどんな影響を与えるかっていうのは結構わからない人が多いんじゃないでしょうか。
たとえば、地球温暖化っていうのは誰でも知ってるでしょうけど、実際に地球の温度があがるとどうなるか、っていうのを具体的にわかってる人はそれほど多くないと思います。
物事について考えるときに、その物事について知識がないっていうのは一番困ることです。
だから環境問題って言われてもどうしたらいいのか、どうなるのかっていうのがピンとこないんですよね。
後、実際に目に見える影響がまだ出てないっていうのも結構曲者なんです。
環境問題っていわれても、まだぜんぜん何も起きてないから大丈夫じゃない？なんて思ってる人、意外にいるんじゃないでしょうか。
環境・・というか自然には緩衝力があって、そんなに急に大きい変化って起こらないんです。
じわじわ、じわじわ進んでいくわけですね。

これの一番わかりやすい例はたぶん公害、でしょう。
例えばイタイイタイ病は、工場が排出したカドミウムが直接に人間に悪影響を与えたわけじゃなくて、生物濃縮（食物連鎖を経ていく中でその上位の生物に難分解性の物質が濃縮されていく現象です）っていう一段階（ここが緩衝力です）を経て実際に悪影響が出たんですよね。

今の環境問題はこの公害が地球規模で起きようとしてるんだと思ってもほとんど間違いないと思います。
今はまだ目立った影響は起きてませんけど、ある一線を越えたところで一気に悪影響が出てくるはずです。
でも、この環境問題が公害と違うのは、人類全部が被害者になって、同時に加害者になることですね。
もう地域の問題じゃないですし、私だけは関係ない、なんて逃げることもできません。
皆で考えなきゃいけない問題ですね・・・

最初に書いた地球温暖化ですけど、ＩＰＣＣ第４次報告書によると、もしこのままのペースで温室効果ガスが増えたら2100年には４℃の気温上昇が起こる予想が出されています。
４℃っていうとそんなに大きくないんじゃない？って思うかもしれませんけど、もしこうなったらほとんど全部のサンゴが全滅、地球上の30％の種での絶滅リスクの急増、生活に関しては数億人の人が深刻な水不足を受け、農業も大きい悪影響を受けるのは間違いないです。
ほかにも感染症の媒介生物の分布が変わって、マラリアとか亜熱帯の病気が日本とかで流行する可能性もあります・・・怖いですね(ノノ)