えこのゆりかご

エミル・クロニクル・オンライン,通称ECOのまったり日記です。
リアル記も混ざってる・・・かも?

ちょっぴり環境論そのよん~環境保護活動と社会 その2~

2009-12-03 17:29:30 | 環境論
大分間があいちゃいましたね!
卒研のテーマやっと決まって結構研究室に行ってたりします。
やることが決まっちゃうとやっぱり楽ですね♪
あちこちの焼却場で実地検査しなきゃいけないのが面倒ですけど(笑
旅費も研究費から出るっぽいし、ちょっとした旅行気分になりそうな気もしますっ

というわけで環境論4回目です!
今回も環境保護の実態と社会活動の関係性について、ちょっとまとめてみたいと思います♪

前回は植林についてまとめたので、今回は二酸化炭素の問題からまとめていきたいと思います。

たぶん、二酸化炭素が温暖化の原因になっている、という話は皆さん聞いたことがあると思います。
ほんとは二酸化炭素だけじゃないんですけどね(笑
たとえば、メタンは二酸化炭素の21倍の温室効果がありますし、フロン類は100~10000倍近い温室効果があります。
有機物は燃やさずに埋め立てたとしてもメタン発酵という微生物反応でメタンを発生するので、もう物を捨てるだけでも温暖化にかかわってると思ったほうがいいですよ?
結構「燃やすからいけないんだ!」っていう風潮がありますし・・・

そこにつけこんで、「原子力発電は二酸化炭素を出さないのでクリーンです」なんてCMがありますけど、あんなにばかばかしいCMは他に見ません。
CM見て「じゃあ原子力発電所いっぱい作ろうよ」なーんて人いませんよね?ね?

それはともかく、2007年に公表れたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第4次報告書では「気候システムの温暖化には疑う余地がない。」「20世紀以降の温暖化は人間活動によるものである可能性がかなり高い。」とされていて、地球温暖化の原因が人間だっていうのはもう世界的に認められた認識になってると思います。

そんな地球温暖化に対抗するために(?)決められたのが、有名な「京都議定書」ですね。
有数の二酸化炭素排出国のアメリカが締結を見送ったり紆余曲折はありましたけど、世界の各国について具体的な二酸化炭素削減目標が決められて、日本は1990年の排出量からさらに6%を、2008年から2012年までの間に削減しなくてはいけません。
今は2009年ですから、もう約束期間に入っちゃってるんですよ?
全然そんな気しないですよね、だってまだ自動車もいっぱい走ってるし、お店とかだと暑いくらい、寒いくらいエアコンかかってたりするし、どこをどう削減するんだろって感じですよ(笑
ていうか削減どころか排出量は増えてる一方みたいですしね、約束守る気もないっぽく見えます、この国、議長国なのに
今になって鳩山さんが削減するとか言ってるみたいですけど、後手に回りすぎてる感じですし・・・どう動くかはちょっと楽しみに見てますけど(笑

とにかく、こういうのは国が音頭を取って動かなきゃ国民は絶対に動きません。
アスベストのときもそうですけど、なんだか日本政府はいっつも後手に回る印象です。
もうちょっと思い切って早めに動いてたら・・・

あ、そうそう、最近ニュースでやってますけど、個人的には環境税には賛成です。
この京都議定書の削減目標を守れなかったら次からの削減量にまたペナルティが加わって余計に減らしにくくなります。
確かに家計の混乱が~とかはあるかもですけど、目をつぶってはやく何かアクションを起こしたほうがいいと思います。
もっと福利厚生がしっかりしてたらそんなに混乱も起こんないと思うんですけどね・・・

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