前回 の「3代目ゴジラ」を見てて、
「これ、何かに似てる・・・」と思ってたら、どうもイグアナ、
しかも、おとなしく、主食が海藻という「海イグアナ」・・・。
(海イグアナ)
だんだんとゴジラの怖さがなくなっていく・・・。
初代のゴジラの咆哮(ほえる、ということ)の姿は、
(初代)
そして、3代目となる今回のゴジラといえば・・・
(3代目)
この比較を見ていて、トラとクマの威嚇の様子を思い浮かべた。
トラ
クマ
キバの大きさとか、そんなに違いはないのだろうが、
開けた、クチの大きさが違う。
クマは、カラダが大きいがゆえに、クチがカラダの大きさに
比較したら、それほどの大きさではないということが、その獰猛さという
イメージを損なっているように感じる。侮ってはならないのだが。
(因みに、ヒグマは漢字で「羆」と書く。熊の上にあるのは「あみがしら」)
ゴジラに戻ると、
3代目のゴジラには、歯が見えない・・・。
怖さというのは、歯も大きな要素であり、
ワニなども、大きなクチに歯が付いているからだろう。
(ワニ)
初代ゴジラの怖さの1つが、大きなクチと、鋭い歯にあるのではないか。
世紀の祭典≪ゴジラ総選挙≫
http://www.nihon-eiga.com/osusume/godzilla-1/
2014年6月22日 24:00 まで。
因みに、
「竜虎相搏つ(りゅうこあいうつ)」と言って、
強豪同士で優劣がつけ難い勝負の様子のときに使われるが、
ここでの「虎」は、「竜」と同じく想像上の動物であり、しかも、
「虎」は「金」性で、「竜」は「木」性である。
つまり、
五行説では「金剋木」で、金性が木性に剋(か)つことになっており、
実は、この勝負、必ず「虎」が勝つことになっているのである。
「金剋木」は、大木を切り倒す斧の様である。
(「五行相剋」)