写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

咆哮(雄叫び)

2014年05月27日 | 随想

 

 

前回 の「3代目ゴジラ」を見てて、

「これ、何かに似てる・・・」と思ってたら、どうもイグアナ

しかも、おとなしく、主食が海藻という「海イグアナ」・・・。

 

(海イグアナ)

 

だんだんとゴジラの怖さがなくなっていく・・・。

 

 

 

初代のゴジラの咆哮(ほえる、ということ)の姿は、

 

(初代)

 

 

そして、3代目となる今回のゴジラといえば・・・

 

(3代目)

 

 

 

この比較を見ていて、トラとクマの威嚇の様子を思い浮かべた。

 

トラ

 

クマ

 

 

キバの大きさとか、そんなに違いはないのだろうが、

開けた、クチの大きさが違う。

 

クマは、カラダが大きいがゆえに、クチがカラダの大きさに

比較したら、それほどの大きさではないということが、その獰猛さという

イメージを損なっているように感じる。侮ってはならないのだが。

(因みに、ヒグマは漢字でと書く。熊の上にあるのは「あみがしら」)

 

 

ゴジラに戻ると、

3代目のゴジラには、が見えない・・・。

 

怖さというのは、歯も大きな要素であり、

ワニなども、大きなクチに歯が付いているからだろう。

 

(ワニ)

 

初代ゴジラの怖さの1つが、大きなクチと、鋭い歯にあるのではないか。

 

 

世紀の祭典≪ゴジラ総選挙≫

http://www.nihon-eiga.com/osusume/godzilla-1/

2014年6月22日 24:00 まで。

 

 

 

 

 

因みに、

 

竜虎相搏つ(りゅうこあいうつ)」と言って、

強豪同士で優劣がつけ難い勝負の様子のときに使われるが、

ここでの「虎」は、「竜」と同じく想像上の動物であり、しかも、

「虎」は「金」性で、「竜」は「木」性である。

 

つまり、

五行説では「金剋木」で、金性が木性に剋(か)つことになっており、

実は、この勝負、必ず「虎」が勝つことになっているのである。

 

 

 

金剋木」は、大木を切り倒すの様である。

(「五行相剋」)