写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

今日だけは・・・・

2017年08月01日 | 随想

珍しく、北日本新聞のコラム「天地人」を採り上げる。富山大空襲について書かれている。おぃ不二越の連中!、大惨事の原因がテメェラだってことをきちんと自覚して花火を見ていろょ!生まれで差別するなんざぁ、未開人がやるこったぜ!

 なんとなんと、珍しく、海ゆかばを肯定的に採り上げている。「<大君(おおきみ)>とは<祖国>あるいは<母国>であり、この国すべての死者たちにささげ、その魂を鎮める歌、鎮魂歌である」、と紹介し、そこは作家 久世光彦の言葉なのよ、と。何か、天皇と指摘してなかったことが腹立たしくてやけっぱちになって書いたような文章である。

海ゆかばは、歌詞だけを素直にみてみれば、大君(おおきみ)=天皇と思いがちだが、そこは、歌っているのが国民目線からの言葉ではなく、軍人のトップクラスが、天皇の臣民である国民を守るための意気込みを歌っているので、ここは久世光彦の解釈が正しい。(参考:海ゆかば:大伴家持の伴造意識

 

 

静まる成人式~杉並区長時代の山田宏の『英霊の遺書』講演

成人の日に 山田 宏

私は、若い人たちに大変な期待を持っています。杉並の成人式は、私が就任して11年間、一度も荒れた成人式はありません。全て、シー~ン、となって、終わります。どうしてか。こういう挨拶を毎年するんです。今日は成人式だけれども、人間はヒトとなる。ヒトとなる条件がある。それは2つの感謝だ。2つの感謝の心を、今日は持ってほしい。1つはね・・・、両親だよ。今の君らを、ね、一番喜んでいるのはね・・・・親なんだ、家族なんだ。まず、帰ったら両親に「ありがとう」と言ってほしい。・・・・そうすれば、親は救われる。今までの20年間のね、苦労が一気に、すーっと消えて無くなる。そういうことができないとね、成人じゃないよ。大人じゃないよ。できるだろ?それぐらい。2つ目。それは、目に見えない人たちに感謝すること。目に見えない人、知らない人への感謝。1つだけ遺書を読むから聞いてくれ。靖国神社に納められている英霊の言の葉という戦死された遺書の1通です。二十歳の人です。いいか、今から二十歳の人の遺書を読むから聞いてね・・・・

 

1月の成人式の季節のものだが、8月にもふさわしい内容だ。

上記の北日本新聞のコラムには「日本の8月は鎮魂と平和への誓いを新たにする夏である。」との記載が見える。だが、その平和を守るには、平和を脅かす勢力と戦わなければならない、という視点が全く無い。マスコミの程度が知れるというものだ。