写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

再起2

2017年07月23日 | 随想

朝からツバメがチュビチュビチュルルルル~っと、やけにさえずってるなぁ、と思っていたら、案の定、大粒の雨が降り出してきた。その直前には数羽が電線にまって、何やらやかましく情報交換しているような光景だった。

もうそろそろお国に帰ってたのかと思っていたら、普通は秋ごろまで滞在してるらしく、最近では越冬ツバメも多いのだとか。住み心地が良いらしく、「無理して帰らなくてもいいじゃん・・・」ってところなのだろうか?

 

さて、パソコンを新しくしてからの、ウィンドウズ10の画面の第一印象が「貧相」(涙)。安っぽいなぁ、というものだった。

人は見た目が9割」(新潮新書・・・買わなかったけど ^_^;)とかいうし・・・、後悔(してみても仕方ないし・・・)よりも落胆のほうがドサッときた。「なんじゃこりゃぁ~!?」状態である。

なんでだろ?と思って、画面をよく見てみたら、どうもフォントがかすれているような、ぼけているような・・・。ケチっぽいとしか感じられない・・・。

搭載されているフォントが「游ゴシック」なんだそうだが、これはいただけない

と思っていたら、やはり御同輩が多いようで、ここは、Windows10のフォントを変更というサイトに出ていた、フォントを変更するソフト「Meiryo UIも大っきらい!!」という大胆な名前のソフトを使ってみることにした。個人的にもメイリオ書体は快く思ってなかったし、おっ気が合いそうだな、と思って使ってみた。

なんでも、悪評高かったVistaからメイリオが採用されているとのことのようで、その前のXpはMS UI Gothicだった、とのこと。XpからWindows7にしたときも、フォントが変わってがっかりした記憶が蘇ってきて、あ、それなら・・・ということで迷わずMS UI Gothicに変更した。

 

結果は・・・、見違えるほどに「上品」な画面になった。後から出てくるものが常に良い、ということは絶対にない、ということを今回も証明してしまったような結果になった訳だ。

 

さて、おいしいで~(OECD)(2017年6月11日)のところで、イギリスなどヨーロッパ諸国が、貴族生活から労働(=罰)階級に成り下がったのは日本のせいだ、ということを書いていたが、こういう視点で世界を見ると、いろいろなことがくっきりはっきり見えてくる。 

今の日本人は、アメリカという国が理想郷のように思っている傾向が強く、アラブ世界やロシアなどの東欧諸国、中央アジア諸国、はては中南米諸国などが、何故、反米行動に出るのかをさっぱり理解できていない(日本では反日が、特にマスコミに多いけど・・・)。

アメリカが日本と最初に接触したのは、やはり、黒船で来たペリーだろうが、なぜ日本に開港を迫ったかというと、長い太平洋航路の休憩とか給油とかが目的、と習ったり伝聞されたりしているが、ネイティブ(インデイアン)を殺しまくって太平洋にたどりつき、ハワイ王国を滅ぼし、フィリピンを植民地化してきたような国が、ただそれだけの理由で、しかも大砲をぶっぱなして強迫するようなやり方での開国要求が休憩のためだけというのは、どうしても理解できない。

このあたりは、1枚の地図(2013年9月22日)のところでも少し触れていたが、先の大戦も、先に手を出すよう仕向けたのもアメリカだし、それを理由に多くの空襲という無差別殺戮を断行してきて、今でもアメリカ人の20世紀の事件トップは、ソ連とかヒトラー関連よりも、原爆による終戦、であったりする。それを正当だと考えている証拠でもあるし、それが意識の根底にしっかりと根付いているのがアメリカ人だ。

で、ここからが重要なのだが、それが今でも全く変わりない、ということであり、トヨタ、急加速問題などで1200億円で米司法省と和解とか、武田薬品工業に60億ドル(約6,000億円)の懲罰的損害賠償とか、どれもこれも理由にならない屁理屈を正当化して貶めるなど、日本企業がアメリカから受ける扱いは中国と何ら変わりない。手が込んでいるだけ余計に卑劣というものだ。

(月刊『正論』平成28年7月号「白人神話は音を立てて崩れ落ちた」)

 

 

この、欧米の侵略を日本だけが撃破した 反日は「奇蹟の国」日本への嫉妬である」という書は、イギリス人 ヘンリー・S・ストークス が書いていることに大きな意義がある。(概要は産経ニュース2017.7.22で。)

内容紹介のところに、「アジアでいち早く近代化を成し遂げ、欧米の侵略を日本だけが撃破した。大英帝国は日本が滅ぼしたようなものだ。アジア、インドほか植民地だった国々の独立は日本のおかげと言っても過言ではない。中韓の本音はそんな日本が妬ましいのだろう。」という記述がある。中韓の本音などはどうでもいいことだが、この本は、歴史を勉強してこなかった今の大人たちへの教科書でもある。じっくりと読んでみたい。