”ＳＡＹＯＮＡＲＡ， ＢＯＢ．．．”

シーズン最終戦の終わった翌日の１０月５日、マリナーズはボブ・メルビン監督以下、プライス投手コーチ（来年の契約が残っている）を除く全コーチ陣の解雇を発表しました。

メルビン監督は、人物的には非常に好感が持てる人で好きだったのですが、監督としては、シーズン中に、”どうしてここでこの投手（に変える）？”とか、”どーしてこういう攻めを？”とか、”この先発メンバーは・・・？”とか、う～ん？とうなることしばしばだったので、更迭もやむを得ないかと思います。（もちろん、素人考えなので、独断と偏見ありまくり。(^^;)）

でも、はっきりいって、今年の陣容では、どの監督でも無理だったのではとも思います。一握りの選手以外、投手も野手も不振の極み。それも、１ヶ月２ヶ月というんじゃなくて、恐ろしいことにシーズン通してだからね。あり得ないでしょ、ふつう。
一番にクビをきらなきゃならないのは、バベジＧＭじゃあないのかなぁ。
（昨年は、前ＧＭの後始末という情状酌量の余地があったから、今年は執行猶予つきということで、保留にされたのかも・・・。で、監督が代わりに・・。(-_-;)）


一応残留となっているプライス投手コーチも、新監督の意向次第（新しい監督はコーチ陣も自分で選んだ人間を連れてくる場合が多い）で、どうなるか判りません。
今年は結果が残せなかったにしても、マリナーズの若手投手陣（ピニェイロ投手とか）はプライス投手コーチの手腕によるものと思っていますので、できたら残ってほしいのですが・・・。

今年の野手陣については、あまりコメントしたくないです。怒りの言葉しか出てこないような気がするので。あまりに酷過ぎる・・・。
特にブーン二塁手。
昨年、一昨年は不振とは言わないまでも、少なくともシーズンの半分は働いていたし、それなりの数字は残していましたが、今年は、・・・。
クリーンアップに名を連ねる数字じゃあありません。（どうして、メルビン監督は６番以下に下げなかったのだろうか？試合出場は契約にあっても、打順の指定はないと思うのだが・・。ブーン選手のプライド？　そんなもの結果を出さなきゃ何の足しにもならないでしょーが！！）

２００２年だったか、ＮＨＫ－ＢＳの中継放送で解説していた（ゲストかも）元オリックス打撃コーチ（現ダイエー打撃コーチ）の新井宏昌さんがこうコメントしていたのを思い出してしまいます。
曰く、『選手には、最高の年というものがあって、そのシーズンは何もかもうまくいき、それまででは考えられないような素晴らしい結果を残すんです。私は、ブーン選手の昨年（２００１年）はそれではないかと思うのですが』（正確ではないですがおおよそこういう内容）と。
多少、懐疑的に仰っていましたが、いま思い起こすと当たってんるんでは？と。
当たっててほしくないけど、今シーズン通してあまりにひどい状態だったので、疑念が消えません。

ブーン選手の契約は確か来年まで・・。どうにかして欲しい。（切実）

打点の稼げる長距離打者が欲しいです。
リンカーンＣＥＯは、（充分な補強ができるように）来季の年俸予算を高額のまま維持するとコメントしているので、期待してもいいのかな？

（（こそっと）・・デルガド選手が欲しい。駄目？(^^;)）