地図のない旅

地図を持たない行き当たりばったりの旅日記です。旅先で触れたこと、感じたことを写真を織り交ぜて綴っていきます。

長野 善光寺 その2

2010-12-29 18:54:24 | ☆社寺回廊編
長野善光寺散策の第二弾です。

最近、長野善光寺では、境内の遺構(という言い方は不適切かも知れませんが)の整備を進めています。
善光寺の境内には、有名なものもたくさんありますが、あまり一般的でないものもあります。
本気で全てを観て歩くと、おそらく2、3時間はかかってしまうのではないでしょうか?
全てを見尽くせた訳ではありませんが、今回は時間がたっぷりあったので、じっくりと境内を散策できました。


2010.11.2 


多分今回が初めて記事に取り上げたと思いますが、『爪彫如来』です。










親鸞聖人が善光寺に滞在された折に残された爪彫りの阿弥陀如来と伝えられているそうです。古来より眼の病を救ってくださると人々に信仰されているそうです。

外観だけの画像です。
何故かお堂の中に祀られているのご本尊様などを撮るのが気が引けます。
訪れた際には、ぜひお堂の中をご覧ください。
爪で彫ったと思えない程の出来映えの如来様を見ることができます。



以前取り上げた事があると記憶していますが、『針供養塔』です。







毎年4月8日には「針供養の法要」が行われます。



次も以前に取り上げた記憶がありますが、『鳩ぽっぽの歌碑』です。






鳩ぽっぽの歌詞は、ここ善光寺の鳩の姿を見て作ったのだそうです。
この歌碑を見て初めて知りました。



『千人塚(二斗八塚)』です。






江戸時代の初期に起こった百姓一揆の犠牲者の冥福を祈って建てられた塔と言われているそうです。
また、「二斗八騒動」で処刑された人々の供養塔とも言われているそうです。




『徳川家大奥供養塔』






三大将軍家光の正室本理院、乳母の春日局など、大奥関係者の供養塔です。
この供養塔の存在からも、徳川家と長野善光寺との深い関係が計り知れます。




『親鸞聖人像』






親鸞聖人は、越後から東国への旅の途中で善光寺に参詣し、善光寺如来様の御前に松の枝を供えられたと言われているそうです。




『佐藤兄弟供養塔』







源義経の忠臣、佐藤継信・忠信兄弟の供養塔と言われ、若くして戦死した二人を供養するため、母の梅唇尼が善光寺に参詣して建てたと言われているそうです。
この地方で最古の逆修供養塔と言われていて、応永四年(1397年)の銘が入っています。
長野市指定文化財です。




お釈迦様の足跡を刻んだといわれる『仏足跡(仏足石)』です。








古代インドで仏像が造られるようになる前から、お釈迦様の象徴として礼拝の対象となっていたそうです。







両足健脚をお祈りしておきます。
少しでも良くなると良いのですが...。

どうやら仏足石にちなんで、仏足石を模った「両足健脚の御守」が授与品所にあるようです。
明日の信濃町で一年振りに再会するはずのNさんは、ちょっとだけ足が不自由な方です。
Nさんにお土産代わりに「両足健脚の御守」を買いました。
ちなみに、とても喜んで貰えました。



まだまだ紹介したいものがたくさんある、善光寺の境内です。
何度訪れても、新たな発見があります。





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