ボランティアへ行ってきました

熊本地震から約4ヶ月。


初めて被災地を訪れました。



震災直後から始まった、美容師支援団体のお手伝いです。


4ヶ月経って、テレビでの報道も少なくなってきて、避難所も次々閉鎖されると聞いていたので、大分復興は進んでいると思っていました。


熊本県益城町。。。
震災で1番被害が大きかった地域。















復興はまだまだ。
むしろ、余震の影響で崩れた建物が増えているみたいです。


そんななか、私たちは1番大きな避難所へ。

ここには今、約350人の方が避難生活をされています。


4ヶ月もの慣れない避難生活で、疲れたカラダを少しでもほぐせるように、ドライシャンプーを使ってヘッドスパとマッサージをする事が今回の使命です！！！








熊本、愛媛、大阪から集まった美容師チームで二手に別れてマッサージ！






IKIMASU熊本の本部でも青空マッサージしました。

 

報道が少なくなるにつれて、支援物資も少なくなっている現実。

避難所では野菜が足りなくて、小さな子どもや育ち盛りの中高生の栄養が偏ってしまっている現実。

半壊、全壊になってしまった家。決められた期間までに補修費用の見積もりを出さないと補助金がもらえないけど、大工さんが足りなくて期間に間に合わない現実。

 

長年住み慣れたお家から、仮設住宅になることに不安を感じて避難所に留まっていらっしゃるご高齢の方々が多い現実。

70年間、毎日やってきた空手を震災後、できなくなった現実。

 

マッサージ中、たくさんお話をしてくださいました。
そして、この熊本の現実をみんなに伝えて欲しいとおっしゃっていました。

 

 

避難所にいらっしゃる方々は常に我慢をして生活されています。

 

少しでもストレスや疲れがとれるように。

 

私たちができることは、継続してボランティア、支援を続けていくこと。
カタチはかわるかもしれないけど、忘れず、応援することが大切だと思いました。

 

熊本のみなさんが早く、今まで通りの生活が送れるようになりますように。

 

☆荒尾