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新婚旅行@沖縄vol.1

2009年02月22日 16時35分41秒 | Weblog
最近ブログをさぼっていました、オーナーのユリです。
さぼりの言い訳として、皆様ご存知の通り懐妊いたしまして、しばらく仕事以外にぐったりとしていました。
通常のつわりよりは、楽であったようですが、パソコン画面をみていると目がチカチカしたり、何かが飛んで見えたりとでパソコンから離れておりました。

安定期に入り赤ちゃん(キャレ助)も男の子とわかり行けなかった新婚旅行に行くことになりました。

本当は、南米ペルー、アルゼンチン、キューバを目指していましが、高い航路を飛ぶと気圧の変化でキャレ助に酸素がいかないとのことで国内にしなさいと先生に言われ、北は寒いので沖縄にしました。

沖縄を調べるうちに、世界遺産もあり沖縄本島にも見所はあくさんありました。
海には、入れないので本島に遺跡やらをめぐり、『ザ・リゾート』ではなく『ザ・オキナワ』を堪能していました。


まずは、歴史を堪能したい旦那は、「ひめゆりの塔と平和祈年公園やろ」と戦地沖縄を知りに行こうということになりました。

『ひめゆりの塔』では、当時第三外科壕に学徒隊として従軍していたひめゆり学徒隊が、傷ついた兵士を治療していた防空壕を再現してあったり、生き延びた女学生の話がかかれていました。目を覆うような写真などはありませんでした。
感心したのは、今も生き延びたひめゆり学徒隊だった女性がガイドをしていたことです。
私の母と同じくらいの年齢で、母も戦争経験者ですが人に話したりしたくないと言います。それは、思いだすと辛いからだそうです。

続いて『平和祈年公園』。
広い!とても広い公園で、各県が戦死した県民を慰霊する碑を建てています。もちろん、旦那と私の出身地の徳島県碑には、お花を置いてきました。
海が見える高台まで登りきるとそこは、兵士が身投げをした岸壁。
いたるところに戦争を感じさせる場所が沖縄には、ありました。

勉強にはなりましたが、なんだかぐったりしていました。でも次に向かうのは沖縄最高の聖地『斎場御嶽』(せーふぁうたき)。

知念半島にある斎場御嶽は琉球の始祖「アマミキヨ」が造ったとされ、国始めの七御嶽の一つといわれる琉球最高の聖地。琉球の最高神女であった聞得大君(きこえおおきみ)の就任の儀式はこの斎場御嶽で執り行われました。

添付写真が、斎場御嶽です。
2000年12月、斎場御嶽は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして、ユネスコの「世界遺産条約」に基づく世界遺産リストに登録されました。スピリチアルスポットと言われています。私は、「あー気持ちいいとこやなー」くらいしか感じないのですが、パワーを秘めたところなんでしょうね?

そこから一路北へ2時間。
本部にある『備瀬のフクギ並木』
かつて沖縄では、まっすぐに育つことや、葉がびっしりと茂り幹が丈夫なことから集落の家々を台風や海風から守る防風林として各地にフクギが植えられていました。フクギの木の皮は、沖縄の着物に欠かせない黄色の染料の材料としても使われています。
本部半島の先端、備瀬集落に広がるフクギ並木は沖縄本島では最大規模を誇り、集落全体のあらゆる道に、樹齢300年の木々が隙間なく、まるで迷路のように立ち並んでいます。
例えて言うなら『となりのトトロ』で妹メイが、トトロを見つける前に迷った草むらのトンネル。
その合間合間にひっそりと民家がある。

この日の宿は、フクギ並木に囲まれた宿『ちゃんやー』。

http://www.geocities.jp/ryuukyuukominka_chanyaa/

一日一組だけ受け入れ、古民家に泊まれる。
カーナビでも行き着かないその宿に、電話とネットでの地図をたよりにやっとたどり着く。
沖縄ムードたっぷりの家。
玄関はなく縁側から家に入る。

晩ご飯は、アグー焼き肉(琉球在来豚)!
でも、美味しかったのは『パパイヤチャンプルー』!
シャキシャキであっさり!

食事の後は、な~んにもすることないのでフサギ並木を散歩。
しかし、、、
真っ暗。
携帯電話のライトでなんとか歩ける感じ。
進んでいくと海にでた。
これまたなんにも見えない。

仕方なく宿に帰る。
旦那は、泡盛を飲みだしすぐに撃沈。
私も寝ることにしたけれど、雨が降り、強い風が噴き出し、宿には鍵がなく雨戸は固くて全部閉まらなかったので家全体がガタガタ言って眠れない。
そのうち、建物の古さやその日回った場所なんかを思いだし、さらに眠れず。
結局、3時半くらいに少し眠れて5時半には、またパッチリ目覚めた。
テレビをつけると、例の中川前財務相のよれよれ会見のニュース。
笑えた!酷い会見だったけど、その日の私にはどんなお笑い芸人よりも笑えました。
あんな会見見て、気持ちが落ち着いたのはきっと私だけでしょう。