ケアトリハ

介護とリハビリの仕事をしている方、目指している方、介護やリハビリってどんな世界なの、という方に読んでいただきたいです。

時代は変わりました、男性も変わりましょう

2020年04月24日 | 介護
今回は、男性陣には少々耳の痛いお話です^-^;

私は男性です。
コンビニや公衆トイレ、公共施設などで男性トイレを使用する際、立って使用するオシッコ用であっても、洋式トイレであっても、足元が池のように水浸し…ではなく尿浸しになっていることが、高頻度にみとめられます。
トイレのにおい問題は、たびたび耳にします。
2015年には、NHKの番組でも取り組んでいました。

オシッコがはねて周囲を汚す、というのも分かりますが、トイレの床が尿浸し…というのは、はねる以前の問題ですね。

介護の仕事をしている頃、歩行や立位が不安定な男性の利用者さんのトイレ介助をする際、座って用を足していただくことを促しても、「男は(小便を)立ってするもんだ!!」と怒られて、なかなか洋式トイレに腰かけていただけませんでした。
立って行っても、案の定ズボンや下着にしたたってしまい、床や靴もオシッコで濡れてしまう…ということはよくありました。



介護の仕事をしていた20年前の頃から、私は洋式トイレでオシッコをする際、腰かけて行うようにしています。
はねませんし、服も周囲も汚れませんし、40歳を過ぎる頃からは、トイレットペーパーで排尿後に軽く拭くようにもしています^-^; オシッコが終わったと思って立ち上がると、想像もしていないくらいのオシッコが再度出てくるようにもなりましたし…^-^; 機能低下ですね…。

トイレの問題と言えば、ご自宅の洋式トイレでも便座の外側や床が汚れていることも気になりますよね。 昔からの風習で、家事は女性がやるものだ、と思っている男性も多いでしょうから、汚してもあまり気にしない方も多かったと思います。


男女平等の意識も高まっていますし、台所に入る男性も、今では当たり前になってきています。
夫婦共働きの世帯も多いですので、家事も分担しています。 ゴミ袋を収集場まで持って会社に出かける男性も、保育園にお子さんを届ける男性も、あまり違和感がなくなっていますね。

時代は変わりました。 男性も変わりましょう。 
洋式トイレを使用する場合、腰かけて飛び散らないように配慮して、時々はご自宅のトイレの掃除も率先して行いましょう^-^
それと同時に、オシッコをする際の姿勢、体をそらしたり中腰の状態で立位を保持したりと、こういった身体能力も悪化させないように運動習慣を維持・促進したいですね。

男性の皆さん、時代に合わせて、私達も変わっていきましょう^0^