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マハロ船長の航海日誌2

マハロ船長は
ミニチュア・シュナウザーの船乗り犬です。
毎日たべものの匂いをたよりに
大海原を航海しています。

弁当忘れてもスマホ忘れるな!

2025-02-03 11:41:56 | ヨット

先日、スマホを忘れたのでセーリングをあきらめた(諸磯湾内のみ機走)という話を書きましたが、偶然こんな言葉をネットで見つけました。

 

“He that will not sail till all dangers are over must never put to sea.”– Dr Thomas Fuller (すべての危険がなくなるまで航行しない者は、決して海に出てはならない。)

 

スマホがないくらいで出航しないなんて、ヨット乗りとは言えないですね。

うーむ!反論できません_| ̄|○

 

 

また、こんな言葉もありました。

 

“At sea, I learned how little a person needs, not how much.”— Robin Lee Graham  (海では、人がどれだけ必要とするかではなく、どれだけ必要なものが少ないかを学んだ。)

ヨットサイズが少しずつ大きくなるにつれ、装備・荷物がだんだん増えていきがちなのですが、最近は断捨離してかなり少なくなってきてると思ってます。しかしながら、船舶無線のない我が艇において、スマホはなくてはならないモノですね。LINEもInstagramもFacebookも使わないとしても、電話がないのはさすがにマズいと思ってます。

「弁当忘れてもスマホ忘れるな!」

 

参照元→青木ヨット(株):セーリングについての素敵な言葉


諸磯湾内周航

2025-02-02 07:58:37 | ヨット

2025/1/31 諸磯に出勤しましたが、スマホを忘れたことに気づきました。しかしあとの祭り。なので写真はありません。というか、万々がいち海上でトラブルがあった時の連絡手段がないのは危険なので、湾内一周して”ペラの海藻落し”のみしておきました。(オトナの分別というものですね。)

1月の出航記録を振り返ると、セイルを揚げて走ったことが一度もありませんでした。

強風の日は、初めから乗艇するつもりはないですが、穏やかな日の相模湾はほとんど無風の海況になってしまいセーリングできず、せいぜいペラに海藻が付くのを防ぐために機走するしかないのが2025年1月のAlizéなのでした。

明日(2/3)は立春。暦の上では春ですが、♪春は名のみの風の寒さや♪と歌のとおりの寒さはまだまだ続きそう。

とはいえ太陽の光は春を感じさせる強さになってきました。まだ啓蟄には早すぎますが、”私のセーリングの虫”が蠢き始めました。

 

(写真はイメージです。・・・こんな海でセーリングしたい!)

 

 

 


ヨット乗りという"脳内幼児"

2025-01-17 07:01:13 | ヨット

2025/1/16

昨日は暖かいけれど大西が吹きまくった一日でした。

一転して今日はとても穏やかな風(北西風)が吹いてますが・・・寒い!

こんな日は外出しないのが大人の対応!

しかし、ヨット乗りという"脳内幼児"は、じっとしていられません。

まるで幼児が、約束の遊園地行きが大雨で中止になっても、外に出て大雨が降っているのを確かめないといられないのと同じなんです。

 

ということで諸磯にやって来ました。

シングルハンドで出航!

 

しかし、空はどんよりとしていて、汚れた船底のせいでスピードは上がらず、気分はダダ下がりで・・・すぐにUターン!

でも、いいんです。船底の海藻類が少しは落ちたと思うので・・・。

 

諸磯湾の水質は、東京湾に比し、悪くはないと思うのですが、冬場にワカメが育ってしまうのが船底には問題! 

船底以外の場所に育つのは良いことなのですが・・・


初出航

2025-01-03 07:57:11 | ヨット

〜謹賀新年〜

2025/1/2 今年初めて諸磯泊地にやってきました。

超微風はわかっていたので、初めから機走ですひと回りするだけと決めてました。

とはいえ、久しぶりの2人と2匹のマハロ家フルメンバーでの初出航となりました。

 

さて、今年が我らがAlizéとAlizéメンバーにとって安全かつ楽しいセーリングの日々となるよう、風と波の神さまに祈ることにしましょう!・・・おっとまだ海南神社にお詣りしてませんでしたね。でも、年末にマレーシアで、イスラム教、ヒンズー教、仏教の寺院でまとめてよぉ~くお祈りしておいたので、どれかの神様がお助けくださるでしょう!

 


波について 〜風が吹けば波が立つ〜

2024-12-16 12:49:06 | ヨット

「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺がありますが、海では「風が吹けば波が立つ」という・・・諺ではなく・・・事実があります。

 

風はヨットのエンジンとなり得るけれど、波はどちらかというとブレーキになってしまいます。(例外:surfing)

また、ヨットは自らが造る波にも苦しめられます。それが造波抵抗。

 

東京湾のセーリングでは、各種の船舶が造る波(wake)にも苦労しました。本船、タグボート、漁船、一番酷いのが大型モータークルーザー。

 

全国(世界中)どこも同じようなものかもしれませんが、海岸の浸食が進み、大風の後は磯波により砂浜が大きく削られてしまいます。

近くの海岸では「養浜」と称して、砂利を大量に砂浜に投入しております。

 

そして最も恐ろしいのが津波。東日本大地震の画像は生々しくて見てられないので、今回はハワイ島の太平洋津波博物館の写真を貼ります。太平洋の孤島ハワイもたびたび津波に襲われているのです。

 

しかし、波の中にも優しい波もあります。・・・・・

 

小柳ルミ子の”瀬戸の花嫁”の歌詞(作詞 山上路夫)「瀬戸は日暮れて夕波小波♪」は、優しい波の代表でしょう。

(イメージです)

 

琵琶湖周航の歌(作詞、小口太郎)の3番の♪波のまにまに 漂えば♪赤い泊火懐しみ♪行方定めぬ 浪枕♪今日は今津か 長浜か♪も引けを取らない優しい波でしょう。(ヨットに初めて乗った頃に流行っていたので、一番思い出深い曲です。)

(イメージです)

 

与謝蕪村の俳句「春の海 ひねもす のたり のたりかな」の、”のたりとした波”も相当なやさ波ですが、さすがにセーリングには不向きでしょう。

世界一周した「ひねもす号」ですが、ひねもすという言葉の意味は「終日」で、波や風とは関係ない言葉なのですよね〜。

(句碑)

 

青海波という船名のヨットがありました。

穏やかな波がどこまでも続いている様子を模様にした柄が「青海波」だそうです。

源氏物語の中に『青海波』という雅楽を舞う若き光源氏の姿が描かれているそうですが、青海波の名はこの神楽に由来すると言われているそうです。

リンク先

 

波狼丸

波浪ではなく波狼ということに注意。命名の意図は存じませんが、オーナーのS氏は狼というより子羊のように温厚なヨット乗りであります。

(氏のFBより借用)

 

千波航

千の波をも越えて航海するという勇壮な船名なのですが、実は船名の3文字はご家族の名前からひと文字ずつ使った船名とのことで、まことに家族思いの船名であると共に、"出来過ぎ"の感を禁じ得ません。

(氏のFBより借用)

 

波勝

加藤ボート社長の故郷小浦の波勝崎より命名との事。小網代フリート所属かと思います。

 

White Crest

白い波頭の意味。初代ホワイトクレストは渡辺提督のドンガメクラスで、小網代フリート所属かと思います。

(小網代フリート誌より)

 

さざなみという名前ですが、たしか長距離航海したヨットだったと思います。航海は凪あり荒波ありの連続だったことでしょう。

 

 

 

2024/12/16  海だけじゃなくて、我が体調にも波がありまして、今週は低調波がやってきております。こういう時は無理して海には行きません。(いや、行けません。)