「頗る」
2005-02-10 | さ
今朝テレビの占いで「きょうは将来につながることを始めると吉」みたいなことを言っていた。そこで前々から始めてみたいと思っていた「blog」なるものを書くことにした。といっても生まれついての無精モンなんで日記のように毎日更新は正直言って自信なし。だからテーマを決めて、その気になった時だけ更新します。それはどんな時かってーと、自分が知らなかったり、何となくひっかかったり、あるいはイメージ的にしか捉えていなかった単語や言葉、言い回しとかに出逢った時。ちゃちゃちゃっと調べて書くことにします。ちょっと恥ずかしい試みだけど、知らないまま生きてくよりはいいだろ、てことで。そんな言葉も知らなかったの?とかいうつっこみはありかな(笑)。
「辞典を読もう」というタイトルは、まぁ、あまり深く考えていなくて思いつきに近い。単純に辞書引くのって楽しいよね~、てな気分。もちろん「辞典」だけじゃなくて事典や字典も引きますよ。
さて、初日は「頗る」でいってみよう。これは時々覗いているあるblogの中で見つけた言葉。昨日のサッカーW杯最終予選の日本vs北朝鮮で、日本の一点目のきっかけとなったアレックスのマリーシアについて「頗るラッキーでした。」と。
最初に目にした時は「えーと、なんて読むんだっけ?」状態でした。まあ文脈から意味はだいたい分かるのでそのまま飛ばして読み終えましたが、あとで気になって引いてみた。
「たぶん、すこぶる、だったよな~」てな感じで。発見した時には内心ホッとしました。
《すこぶる【頗る】1.程度のはなはだしいこと。たいそう。大いに。「----満足した」 2.少少(は)。「これはただ----覚え侍るなり」(大鏡)》
と岩波国語辞典にあった。
でここで「はなはだしい」が気になって来る。同じ辞典で引くと、《(望ましくない事の)程度がはげしい。過度だ。》とある。すると「頗るラッキー」は「(望ましくなく)過度にラッキー」ってことか。うーん、なんだか難しくなってしまったな。
ではまた。
「辞典を読もう」というタイトルは、まぁ、あまり深く考えていなくて思いつきに近い。単純に辞書引くのって楽しいよね~、てな気分。もちろん「辞典」だけじゃなくて事典や字典も引きますよ。
さて、初日は「頗る」でいってみよう。これは時々覗いているあるblogの中で見つけた言葉。昨日のサッカーW杯最終予選の日本vs北朝鮮で、日本の一点目のきっかけとなったアレックスのマリーシアについて「頗るラッキーでした。」と。
最初に目にした時は「えーと、なんて読むんだっけ?」状態でした。まあ文脈から意味はだいたい分かるのでそのまま飛ばして読み終えましたが、あとで気になって引いてみた。
「たぶん、すこぶる、だったよな~」てな感じで。発見した時には内心ホッとしました。
《すこぶる【頗る】1.程度のはなはだしいこと。たいそう。大いに。「----満足した」 2.少少(は)。「これはただ----覚え侍るなり」(大鏡)》
と岩波国語辞典にあった。
でここで「はなはだしい」が気になって来る。同じ辞典で引くと、《(望ましくない事の)程度がはげしい。過度だ。》とある。すると「頗るラッキー」は「(望ましくなく)過度にラッキー」ってことか。うーん、なんだか難しくなってしまったな。
ではまた。
