普通科高校がすべて同様であるか、あるいは現在も同様であるかは知らないけれど、自分が通った高校では進学コース別に文系クラスと理系クラスに分けられていた。自分は理系であったから数学や物理に関してはけっこうきっちり勉強したつもりだ。おまけに大学も理工系に進学した。だから、数学に対する敬遠意識などはほとんどない。しかし「幾何学」という言葉については、あいまいな認識しか持っていなかったことに今回気づかされた。日常生活においては「幾何学的」という言葉で使用されることが多いのではないかと思う。その場合はだいたいデザインなどを説明する言葉であるわけだが。
『グーグルGoogle既存のビジネスを破壊する』という本の中の文章を以下に引用する。(p200より)
〈2005年の流行語大賞にもなったブログの浸透により、情報の発信量は幾何級数的に増えているが、情報を消費する人のアテンション(注目)は限られている。(後略) ※この文章はインターネットニュースサイト「CNET」に掲載された記事内容を紹介している部分。したがって正確には「CNET」からのまた引用となる。
ここで使われている「幾何級数的」という表現。幾何学的という言葉は聞いたことがあるし、級数という言葉も文字サイズという意味で使うことがある。ただその複合単語は初めて見た。
きかきゅうすうてき【幾何級数的】
_(形動) 前に数倍する勢いで増大・変化し続けるさま。等比級数的。 ~に増大する軍事費
大辞林 提供:三省堂
なるほど「うなぎのぼり的」という感じだな。意味は分かった。しかし幾何級数って何だろう。
きかきゅうすう ―きふすう 3 5 【幾何級数】
⇒等比級数(とうひきゆうすう)
三省堂提供「大辞林 第二版」より
とうひ-きゅうすう ―きふ― 4 6 【等比級数】
隣り合う二項の比が常に一定である級数。幾何級数。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
例えば1.2.4.8.16.32.64.128.256.512.1024.2048.・・・・ということ?いまいち級数という言葉の意味があいまいだ。
きゅうすう きふ― 3 【級数】
(1)〔数〕〔series〕数列の項を和の記号で結んだもの。数列の個数により有限級数と無限級数に分ける。なお、以前は数列の意味にも用いた。
(2)写真植字文字の大きさを級(3)を用いて表すときの数字。級。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
たぶん(1)の意味だな、だとすると、つまり1+2+4+8+16+32+64+128+256+512+1024+2048+・・・・ことか。なんだか解ったような解らないような。
今回は取り上げないが、幾何という言葉も数学用語としては概念的なので、なかなか理解するのがむずかしい。今は、まあそういうものだ、という風に自分をいい聞かせておくか。
『グーグルGoogle既存のビジネスを破壊する』という本の中の文章を以下に引用する。(p200より)
〈2005年の流行語大賞にもなったブログの浸透により、情報の発信量は幾何級数的に増えているが、情報を消費する人のアテンション(注目)は限られている。(後略) ※この文章はインターネットニュースサイト「CNET」に掲載された記事内容を紹介している部分。したがって正確には「CNET」からのまた引用となる。
ここで使われている「幾何級数的」という表現。幾何学的という言葉は聞いたことがあるし、級数という言葉も文字サイズという意味で使うことがある。ただその複合単語は初めて見た。
きかきゅうすうてき【幾何級数的】
_(形動) 前に数倍する勢いで増大・変化し続けるさま。等比級数的。 ~に増大する軍事費
大辞林 提供:三省堂
なるほど「うなぎのぼり的」という感じだな。意味は分かった。しかし幾何級数って何だろう。
きかきゅうすう ―きふすう 3 5 【幾何級数】
⇒等比級数(とうひきゆうすう)
三省堂提供「大辞林 第二版」より
とうひ-きゅうすう ―きふ― 4 6 【等比級数】
隣り合う二項の比が常に一定である級数。幾何級数。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
例えば1.2.4.8.16.32.64.128.256.512.1024.2048.・・・・ということ?いまいち級数という言葉の意味があいまいだ。
きゅうすう きふ― 3 【級数】
(1)〔数〕〔series〕数列の項を和の記号で結んだもの。数列の個数により有限級数と無限級数に分ける。なお、以前は数列の意味にも用いた。
(2)写真植字文字の大きさを級(3)を用いて表すときの数字。級。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
たぶん(1)の意味だな、だとすると、つまり1+2+4+8+16+32+64+128+256+512+1024+2048+・・・・ことか。なんだか解ったような解らないような。
今回は取り上げないが、幾何という言葉も数学用語としては概念的なので、なかなか理解するのがむずかしい。今は、まあそういうものだ、という風に自分をいい聞かせておくか。