PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

ともだちMへ 25

2015-03-20 10:12:36 | 日記
 住宅ローンの金利のタイプを大きく分けると

 1:変動金利型

 2:固定金利型

 3:固定金利選択型

 となります。

 変動金利型は、短期プライムレートなどの市場金利に連動して半年に一回ペースで

金利が変動していきます。(4月と10月に見直し)

 この短期プライムレートは日銀の政策金利に影響されるため日銀の政策金利が変更

されるとそれに連動して上下していきます。ただし、金利が変動しても支払額は5年間

変動しません。金利見直し後の返済額は25%以上の増加ないのですが、それ以上に超えた

分は以降の返済額で調整していきます。 この説明をさせてもらう時には、いつも金利は

上昇していきますのでその対応は出来るのか確認させていただくのですが、17年間殆ど

変動金利は大きく動いていません。

 変動金利型のメリットは、

       ★現在は金利が超低水準にある。

       ★原則いつでも固定金利に変更が出来る。

       ★選択時に金利設定手数料が少ないまたは、負担が無い。

       デメリット

       ★返済額が変動する為、将来設計がたてづらい。

 (※住宅ローンを組まれる方の90%以上はこの商品を選択しています。)

       
 固定金利型のメリットは、

       ★金利上昇リスクがなく、家計管理がしやすい。

       デメリット

       ★現在は、変動金利と比べて金利水準が高い

       ★一回組んでしまうと見直しが出来ない

       ★金利が下降期でも金利がそのまま固定されてしまう。

 固定金利選択型は、ある一定期間だけ固定金利を設定し、その期間が経過した時点で

変動金利にするか、固定金利にするか選択できるタイプとなります。

       メリット
   
       ★今現在の固定金利に比べて金利水準は低い

       ★設定期間中の金利変動がない。

       デメリット

       ★固定期間中は見直しが出来ない。

       ★固定期間終了時に金利が高くなっている場合がある。

       ★金利下降期でも金利が高いまま固定される。

 さて、どれを選ぶべきか?・・・・・

 なかなか正解がないのです!為替同様に金利の推移を予想するのは非常に難しいです!

答えは、何年か経過して初めて解かるものかもしれません。ですので、自分で今後の金利

情勢をどう予想し、どれぐらいのリスクを許容できるか?をよく考え選択していきます。

 ファイナンシャルプランナー的には、リスク回避のため固定金利型をお勧めするのですが

この答にも疑問があります。固定金利=リスクゼロではないのです。住宅ローンのリスクは

2つあると思います。(私自身も住宅ローンを組んでいるので実感しているのですが)金利

上昇リスクと金利が上昇しなかったリスクです。今現在の金融商品で変動金利と固定金利では

約倍以上の金利差があります。返済総額を計算すると意外と大きな数字が出てきます。

 住宅ローンを組まれる方は、殆ど35年間で返済される方が多いのですが(期間が長いほうが

審査は通りやすい)その期間が終了する時のご自身の年齢が何歳になっているのか?よく考え

て見て下さい。その時、あなたは何をしていますか?

 固定金利で一度組んだら見直しをしないと言う考えは持たずに、繰り上げ返済や金利選び

など定期的にメンテナンスをしていくべきです。

 景気も金利もいつまでも上昇したり下降し続けるわけではありませんよ!

 では、本日はここまでとさせて頂きます。

 追伸:最近ネット系の住宅ローンが良い商品を出してきていますので参考にしてみて下さい!

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