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空想と現実逃避とちょっと真面目

サンタクロースを何歳まで信じるか⁉️

2020-12-24 15:28:55 | 息子のこと
息子が幼い頃。

サンタクロース🎅に関する絵本の中で、お気に入りだったのがこの2冊。

「あのね、サンタの国ではね」


「急行北極号」


「あのね、サンタの国ではね」は、北の国に住んでいるサンタクロース🎅が1年(12か月)をどのように過ごしているか⁉️ということを書いた絵本。

例えば。

1月。
サンタクロースたちは、グランサンタのお家に集まって新年会。

2月。
世界中の良い子供たちからきたお礼状を読んで、ほっこりする。

4月。
トナカイが空を飛ぶ訓練をする「パイロットトナカイ学校」の入学式。空を飛ぶトナカイはエリートらしい(笑)

5月。
サンタクロースの体力測定。世界中を飛び回るには体が健康でないとね💕メタボに気を付けよう‼️

8月。
サンタクロースたちは、短い夏を満喫する。

9月。
世界中を「視察」に行き、世界中の「良い子リスト」を作成。
プレゼントは、その「良い子リスト」に沿って、プレゼントが用意される。
もちろん、その後(10月以降)、それぞれの子供に対するプレゼントの検討会議あり。

そんなことが月ごとに書いてある絵本‼️

プレゼントは、プレゼントの実のなる木をサンタクロースが育てるのだけど、「良い子リスト」に載らなければ、サンタクロースは来てくれないということ。

だから勝負は12月じゃあない。
慌てて12月になってから「良い子」になっても、もう遅い💧

それ以来、息子は「良い子リスト」に自分の名前が登載されたかどうか⁉️がものすごく大切で、クリスマスまでドキドキ心配していた。

それから。
「急行北極号 The polar express」
かの有名な「村上春樹先生」の訳の絵本。
村上春樹っぽい雰囲気が漂っている💕

あらすじは。

雪の降るクリスマスイブ、サンタクロースを信じる僕のもとに現れたのはま真っ白な蒸気に包まれた急行「北極号」
その「北極号」に乗り込むと、車内は僕みたいなパジャマ姿の子どもたちでいっぱい。
北極号は、冷え冷えとした暗い森を抜け、月をかすめそうなほどの高い山を越えて北へ北へと進み、到着した所は北極点。

そこで僕は、サンタクロースから「なんでも望むもの」をもらえる幸運な子供に選ばれ、「トナカイのソリについている鈴」をもらう。

鈴を振ってみると、素敵な音が僕にもサラ(姉弟)にも聞こえるのだけど、両親には聞えない。

大人になって、「サンタクロースの存在」を信じなくなるとその「鈴の音」は聞こえなくなる、ということみたい。

以外抜粋

昔、僕の友だちはだいたいみんな、その鈴音を聞くことができた。でも年月が流れて、彼らの耳にはもう沈黙しか聞こえない。サラだってそうだ。彼女はあるクリスマスの朝に、その鈴を振ってみたのだが、もうあの美しい音は鳴り響かなかった。ぼくはすっかり大人になってしまったけれど、鈴の音はまだ耳に届く。心から信じていれば、その音はちゃんと聞こえるんだよ。

サンタクロースはいない、のではなくて、大人になって、サンタクロースはいない、と思うから、「サンタクロースはいなくなる」

そんなストーリー💕

だから、息子は「大人になってもサンタクロースを信じて、鈴の音が聞こえるようになる‼️」と強く思ったらしい。

サンタクロースがいる‼️と思わないとサンタクロースは見えなくなる。
サンタクロースがいる、と思えば、サンタクロースはいつまでも見える‼️と。

そして。ダメ押しのように。

うちの冗談好きの妹が。

「サンタクロースはいない、っていう子供にはサンタクロースが来ないから、仕方なく親がクリスマスプレゼントを買うらしいよ」と、耳打ち。

幼い息子は、「サンタクロースはいる‼️」「いないなんて思ったらプレゼントがもらえない‼️」って、強迫観念?みたいに思ったかも。


そんな息子も小学五年生。

仲良しのお友達には、三人兄弟の3番目(お兄ちゃんは大学生と高校生)、とか五人兄妹の4番目(お兄ちゃんお姉ちゃんは、大学生)、とかいて、家庭での会話(サンタクロースなんていないんだぜ、的な)を学校に持ち込みそうな予感いっぱい。


なのに。

最近、息子にそれとなく「みんなのところにサンタクロースってきている?来なくなったお友達、いない?」と尋ねても、「みんなきてるよ。A君は、ハムスター🐹、B君はサッカーのスパイクだったって、去年」みたいなことを言う。

お兄ちゃんお姉ちゃんが大学生という2人も「サンタクロースはいないぜ‼️」みたいなことは全く言わず、「俺、○○もらった‼️」っていうらしい。

どうなってんの⁉️

本当にまだ信じてるの⁉️

息子に確認してみたいけど、信じてるのなら、そのままにしておきたいし。
下手なことを尋ねられない。

もしかしてかして「忖度⁉️」

昨今の小学生、大人の望むように、忖度して、サンタクロースがいるていでふるまっている?

そういえば。

小3くらいまでは、サンタクロース、サンタクロース‼️って騒いでいたけど、去年くらいからは、あんまりサンタクロースって早い時期から騒がなくなった。

もしや⁉️


そう思いながらも。

今年も、新聞屋さんに分けていだいた英字新聞に、プレゼントをつつんで用意した私。
外国っぽく❤️

去年、危うく明け方まで寝込んじゃうところだった。

今夜もほどよい時間に息子の枕元にプレゼントを運ぶミッションを遂行しなくては‼️