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チェリスト 阪田宏彰のBlog

日々感じたこと、おすすめなモノ、お気に入りなど

セント・オブ・ウーマン

2013-03-04 | 映画
昨年のCello Ensemble 008のコンサートで「Por Una Cabeza」(首の差で)を演奏しました。
本番前にもう一度観ようと思っていたのが、今になってしまいました。



もちろんクリス・オドネルも良いのですが、改めてアル・パチーノ凄いな。

脚本そのものはアメリカ的偽善映画に成り果ててもおかしくないストーリーだと思うのです。
アル・パチーノの演技によって、薫り高く、かつ人間くさい映画になったような気がします。。


Al Pacino bailando Por Una Cabeza (Perfume de Mujer)


昔観た頃はまだ「ものごころ」がついていなかったのか、ガブリエル・アンウォーがこんなに可憐だったことには気が付いていませんでした。


そしてタンゴの魅力にもまだ気が付いていなかったのです。

寂しさや苦しさも人生の彩りの一つであること。
彩りや味わいが無かったら、幾ら経済的に恵まれていようと、社会的に認められようと、人生に何の意味があるのか?

そんな映画の中で、人生の彩りを表現しているものが後ろで流れているタンゴの名曲の数々だったんですね。
ピアソラ以前のタンゴの名曲がちりばめられた映画でした。
楽曲を知ってから観ると、またさらに味わい深いと思います。
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