Canal'sブログ

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塩タタキ藁焼き風

2019-02-20 | ヒラス・ブリ料理

藁を使ってカツオやマグロ、青物のタタキをすると、香りがよくとても美味しい。ただ、藁は今時入手は難しい。また、きちんと乾燥させる必要があるため、散歩がてら拾ってきても、乾燥させ格納するのも、結構手間である。

藁焼きのメリットが何か?と考えると

・藁の燻製香が、食材を引き立てる

・高火力が、周囲だけを焼き、真ん中はレアに

・水分が少ない火なので、食材から水も抜ける

このメリットを簡単に実現できないか?と考えてみた。燻製香は、藁を使わずチップを使えば簡単。高火力はガスでもなんとかなる。最後の水分は....魚に塩をして、最初から水を抜けばいけるのではないか?

それで、考えたのが、土佐のカツオの塩タタキの応用。藁を使わないだけで、それに近いものを作ってみよう。

 

(1)準備するもの

 ・簡易燻製器

  グリーンハウス 燻製 フード スモーカー GH-SMKA-SV

  値段は少々高めだが、モノの質感もよく気に入りました。

  本格的な燻製には向かないが、軽く香をつける用途にはよさげです。

 ・燻製用チップ(上記スモーカーに付属してます)

 ・バット+網

 ・金串(コンロでサクを炙る場合)

 

(2)食材

 ・新鮮な魚(青物、カツオ、マグロ等)たぶん白身魚でもいけると思う

 ・塩

 ・好きな薬味(ネギ、しょうが等)

 

(3)作り方

 ・魚を三枚におろし、サクにする

 ・サクに軽く塩を振り、バットにアミを敷いて、サクを乗せて冷蔵庫へ

 ・半日~1日置いて、サクの水分をキッチンペーパーでよくふき取る

 ・サクの皮目を軽くコゲが付くまで強火で焼く。お好みで身の部分も軽く

 ・サクをバットにのせて、燻製する

 

煙をいれたら、口を軽く縛り、煙が外になるべく出ないようにする。そして10分~20分放置。

 

  ・サクを取り出した後は、サクを保鮮紙かキッチンタオルで包んで、ラップで包み冷蔵庫で3日ほど熟成。

   キッチンタオルを使う場合は、毎日交換が無難。

 

  ・刺身のように切って、薬味をかけて出来上がり。塩味が足りない場合は、醤油をすこしつけて食べてもGood。