ちょっと資料室行ってきます

自分好みの情報をおくためだけのブログです

自民・中川氏の派閥退会で同調者も? 2009.10.29 21:43

2009-10-30 | 日本大好き!超党愛国派
 自民党の中川秀直元幹事長が29日、所属する町村派を退会した。党内最大派閥の同派には、派の実力者である森喜朗元首相との関係が冷却し、退会は時間の問題だったとして、大きな動揺はみられない。ただ「脱官僚・脱派閥」を掲げる中川氏の今回の行動に、党内からは「若手には共感を呼びやすい」(古賀派関係者)と、派閥や党の今後を警戒する声も出ている。

 中川氏は29日午前、都内で記者団に対し「衆院選で厳しい審判を受けた。29日は臨時国会召集後初の派閥総会があるので、(退会する)ひとつのけじめと思った」と理由を述べた。今後は「『脱官僚・脱派閥』の新しい政治の確立に向け、同じ考えの同志と一緒に行動したい」と述べた。

 中川氏は、昨年の党総裁選で、森氏や安倍晋三元首相らが麻生太郎前首相を推す中、小泉構造改革の堅持を理由に小池百合子元防衛相を擁立。今年9月の総裁選では森氏に「引退」を求める河野太郎元法務副大臣を支持したことで、亀裂は決定的となった。派閥会長の町村信孝元官房長官は、中川氏が務める代表世話人を廃止する方針でいた。

 派内から中川氏に同調する議員はいまのところなく、町村氏は29日昼の派閥総会で「中川氏から退会届が出てきたので、代表世話人は置かない」と手短に報告した。安倍氏も記者団に「中川氏の政治判断なので、それはそれで尊重したい」と述べるにとどめた。

 中川氏は当面、所属する衆院内閣委員会で公務員制度改革の徹底を訴えていく方針だ。離党や他党との連携は「考えていない」と否定したが、党内の同調者を集めるほか、「脱官僚」で一致するみんなの党の渡辺喜美代表との連携を模索する動きも出るとみられる。

産経新聞 2009.10.29 21:43
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091029/stt0910292144010-n1.htm

最新の画像もっと見る