FileMakerでシステム開発

SE経験者がファイルメーカーを用いた場合、どのような設計、開発を行うのかを検証するブログです。

生産管理システム 工程計画の適用

2023-03-04 12:29:56 | 業務システムの各機能
私事ですが、2月からフルタイムのバイト(?)をしております。
システム開発に関係する仕事ならば良かったのですが、人生中々希望通りには参りません。。。
ゆえにブログの更新はもとより、現在行っています生産管理システムの開発に従事できる時間が休日のみとなっていますので、思うように進んでいません。
(元々ブログの更新は遅いですが・・・)

前置きはこのくらいにしておき、今回は所要量計算を実行した結果、工程のキャパオーバーとなった期間の手当として、工程に対して稼働時間を増やす(残業)設定についてご紹介いたします。

以前ブログでご紹介した以下の①②に該当します。
2022/12/25 ファイルメーカーで生産管理システムの構築(進捗と仕様)
☞ 工程のキャパオーバーに対しては以下の措置を検討し実施します。
   ①当該日の工程能力を増やす ※台数(人数)または稼働率
   ②当該日の作業時間を増やす ※残業
   最終的な措置としては、
   ③生産計画数を変更する(無理な計画)
   ④顧客の希望納期を変更する ※受注生産の品目の場合

1.工程計画の保守
 1.1.検索画面
 

 1.2.登録画面


工程マスタ保守と画面デザインは同じです。
但し、計画日毎に登録するようになっています。
入力項目は以下です。
・稼働時間
・稼働率
・台数
☞ 必要な日付(計画日)に対して、工程マスタに登録している値とは異なる値を入力し登録します。
  今回は、作業時間を増やし、機械および従業員の方に残業をお願いするストーリーです。

2.MRP(所要量計算)の実行
 2.1.工程計画の登録前の状態


画面右上に、エラーが出力されています。
以下に状況について記載いたします。

■ 製造ID:cooked-rice-20221206-25
 中間品である商品コード:cooked-rice 「炊いたご飯」の
 当初の完了予定日:2022/12/06 
 ロット分割によるバッチ数:25 に対して

■ (元々の生計数) 125 kg
  元々の生計数:125kgに対し、残り 55 kgが、

■ 対象日 12/04
  2022/12/04でキャパオーバーとなったため、
  バッチは、12 ~ 25 まで生成され、残りの11バッチ( 1 ~ 11 )は生成されなかった。
  ※12/04は土曜日ですがカレンダーに休日設定はしていません。

 2.2.工程計画の登録後の状態
  12/04は他の計画により工程がフルの状態のため・・・
  元々の完了予定日12/06と、その前日の12/05に対して工程計画で作業時間を延長(残業)してみます。
  工程計画で以下の設定を行います。
   計画日:2022/12/05 作業時間:900分  9:00 ~ 24:00
   計画日:2022/12/06 作業時間:720分  9:00 ~ 21:00


残業にて工程のキャパオーバーが吸収されエラーがなくなりました。

計画日:2022/12/05 作業時間:900分
 ☞ バッチ  1 ~ 14
計画日:2022/12/06 作業時間:720 分
 ☞ バッチ 15 ~ 25



以上です。

P.S
かみゅーのホームページ
https://www.date-systems.com/


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