FileMakerでシステム開発

SE経験者がファイルメーカーを用いた場合、どのような設計、開発を行うのかを検証するブログです。

生産管理システム 工程毎の部品設定

2023-03-19 15:41:26 | 業務システムの各機能
今回は、製作指図書(兼、部品の出庫表)に関する各工程に使用する部品の設定方法についてご紹介いたします。
部品表(BOM)は、親の品目に従属する部品が登録されています。
それら下位の部品を使用して、親の品目が製作されます。厳密には個々の工程を経て加工され、最終的に親の品目として製作されます。これらの情報は工順マスタに登録されます。
工順マスタには工程情報の他に、各工程で使用される部品が設定され、製作指図書に各工程および必要な部品が工順毎に表示されます。

製作指図書の最初の工程は部品出庫であり、これらは工順マスタには登録しません。(登録する生産管理のパッケージもあります。)
製造オーダー(製作指図書の基データ)の着手日の前日以前に、下位構成品である部品に対して保管場所から出庫が行われます。(一旦、現場に出庫された部品は、仕掛状態となります。)


1.BOM(部品表)
 
工程コードは、工順マスタ保守で設定された値が表示されます。
BOMで直接設定することはできません。

2.工順マスタ保守

登録されている各工程に対して、画面下段に表示される「親の品目に従属する部品」の[チェック]を✔にすることで、設定することができます。

これにより製作指図書には、各工程に必要な部品が工順毎に表示されます。


以上です。

P.S
かみゅーのホームページ
https://www.date-systems.com/

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