夢みるころを過ぎても

何気ない日常と大好きな旅行について書いています。

台北紀行(その4)

2005-09-25 10:37:23 | 台湾&台湾茶
“神気家族”のイベント見学もほどほどで引き上げ、時計をみるとすでに2時過ぎ。お昼食べなきゃ。飲茶にしよう、と兄弟大飯店へ行くことにしました。

兄弟大飯店はMRT南京東路駅徒歩1分。歩かなくてよいのも選択理由でした。ホテルに着いて、いさんで2階の飲茶レストランに向かうと・・・ん、もしや、これは・・・貸切?結婚披露パーティーのようです。ピンクのリボンのゲートなんかあるし。んー仕方ない、他を当たるか。

他を当たるといっても、疲れ果てている私。ホテルの隣にあるショッピングモールの入り口に洋食レストランのメニューが出てる。いいや、ここで。かなりの高級ブランドばかりのモールの3階へ。店の名前を見ると“Sky Lark”スカイラークってあのすかいらーく?いやん、台北まで来てすかいらーくなの?いや、でも背に腹は変えられない。ここは食べておかないと。もう、動けない・・・料理の味は、まあ、こんなもんかっていう感じでした。量は十分です。パン+サラダ+スープ+メイン+デザート+ドリンクで280元+10%サービス料。日本に比べれば安いですよねぇ。やっぱり

Sky Larkですっかりくつろいで、元気を取り戻した私たちは、隣の駅から行ける茶芸館に行くことにしました。

茶芸館までは駅から10分ほど。お目当ての有名店“竹里館”は表通りから一本入ったところにありました。店に入り、メニューを見ると全部お料理。ん~、お茶だけで良いんだけど・・・店員さんに、お茶だけをお願いしたいのですが・・・と言うと別のメニューを持ってきてくれました。それぞれいくつかあるプーアル茶とウーロン茶の中から一種類ずつ選び(正確な名前は忘れました・・・)を工夫茶(小さな急須と湯飲みでいただくスタイル)のものを注文しました。

はじめに店員さんが、お茶の入れ方を教えてくれます。(詳しいお作法はこちらを。人により多少の違いはあるようです)

ウーロン茶の水色は薄い黄色で、日本で飲んでいたウーロン茶とはぜんぜん違います。味も香りも上品で清々しい感じ。プーアル茶のほうは私はちょっと苦手でした。ここでも、のんびりしてしまいました。

竹里館はもともと茶葉料理で有名になったようで、お料理もおいしそうでした。次回はトライしてみたいなぁ。

ここで台湾のお茶を堪能した私たちは、茶器を買いに行くことにしました。ガイドブックに載っていた茗泉堂茶荘へ。MRT善導寺駅を降りると、すっかり夕闇が降りていました。私たちが宿泊していた富都大飯店の周辺と違って、商店もなく寂しい感じです。目指す茶器店はシェラトンホテルに入っています。

ホテルはお高そーなたたずまいでした。ドアマンもちょっと上品な感じだし、ロビーにいたお客は日本の社用族な感じです。さすがシェラトンです。

地下1階の茶器店にたどり着くと、店内の照明を落としていました。えー営業時間は午後10時までって書いてあるのに。まだ中に人がいたので「あのう、お店もう終わりですか?」と聞くと、「どうぞ、どうぞ」と招き入れてくれ、お店を明るくしてくれました。

ひとしきり、どれにしようか迷いましたが、結局、私は茶色のコロンとした2,3人用の急須と同色の小さな湯飲みを2個、合わせた茶たくを2個求めました。おままごと道具のようにかわいいです。
このお店には渡辺まりなさんも、たびたび来ていたそうですよ。