昨日は途中まで書いたblogを間違って消してしまい、めげてお休みしてしまった。
今日は書くぞ、っと。
ところで、私は派遣社員歴十数年です。派遣社員の待遇は、私が派遣で働くようになった当初よりは格段に良くなりました。条件を満たせは社会保険にも加入できるし、インテリジェンスなんかは交通費の控除までしてくれる時代になりました。当時は派遣社員を社会保険に入れるなんてことは、派遣会社の辞書にはありませんでした。
今でも正社員と比べて不公平なことがあります。ご存じないかもしれませんが、派遣社員の多くは交通費を自腹で負担しています。で、ついでに、正社員なら認められる交通費の控除も受けられません。ダメもとで、確定申告に行ったとき相談員に“交通費は控除にならないんでしょうか?”と聞いたら、サラリーマンの基礎控除で“全部”まかなってます。って言われました。何が全部なんだか、今もってわかりませんが。
正社員との差は社会保険関係だけではありません。あまり表面には出ませんが、正社員の良い所は“会社が社員のスキルの向上”にお金を使ってくれること。もちろん、会社により差がありますが、多くの会社が社員の業務に応じた資格の取得や語学のスキルアップにお金を使ってくれます。私はビジネス系コンピューターソフトの習得や語学のスキルアップに、いったいいくら使ったか・・・300万円を超えているのではないかと。それが、正社員なら就業時間内に会社負担でレッスンを受けることが出来たりします。これは大きいです。
もう一つは医療費。日本の会社では一般的ではありませんが、外資系の会社では社員の医療費を全額負担してくれるところがあります。健康保険では自己負担2割となっていますが、申請すると自己負担分を会社が負担してくれるのです。これも、大きいです。自費治療や扶養家族まで負担してくれるのかまでは不明ですが。
まあ、私は仕事を選べることと仕事以外の会社の雑事(運動会とか社員旅行とか)に参加しなくて良い気楽なところが気に入って派遣を続けているのですが、正社員でいられる体力と忍耐があるなら、やっぱり正社員でいた方がいいなぁ、と思う今日この頃です。