『ゴロウ・デラックス』(2011年9月14日)
<出演>稲垣吾郎、小島慶子
<ゲスト>伊集院静
◇OP
・「今日はキンチョー」(吾郎)、「まさかの展開」(小島)と話す2人。
番組始まって以来の大物ゲストで、どういう経緯で出演が決まったのかは謎。
小 もしかして、この番組おわかりになっていないんじゃ
吾 あの、「金スマ」のほうがいいんじゃないかなっていう
◇課題図書…『大人の流儀』(伊集院静)
*本物の大人はどう考え振る舞うのかが書かれたエッセイ。
・すごく読みやすく、男として生きていくということにおいて、
色んなヒントを与えてくれる本だと感想を述べる吾郎。
・美学を書いているけど、理屈をこねていないからどんどん読める感じと言う小島さんに、
「とっても豪快でさ、とてもイキで、かっこいいダンディーなイメージがあるよね」と吾郎。
*ゲストの伊集院さん登場。
・数々の小説やエッセイを発表する他に、作詞家 伊達歩として近藤真彦にヒット曲を提供している。
・「はじめまして」と挨拶する吾郎に、「家内(篠ひろ子さん)がよろしく言ってたよ」と伊集院さん。
それを受けて「『彼』というドラマで共演させていただいて」と説明するも、
「観たことないけど」とバッサリ。奥さんのドラマはほとんど観ていないのだとか。
それに、夜の19時とか20時にテレビを見ている大人の男はいないと持論を展開。
「一生懸命働いている人は TVは見れない」発言に、「本当ですか!?」と苦笑する吾郎。
Qなんでこの番組に?
・(出版社に?)出ろと言われた、出たらこの本が売れると言われたから。
でも、この番組を見たことはない。普段は仙台に住んでいるため、放送されていない。
「だから出たんだ」と言った後で、録画したものを後から持っていかれると
奥さんに色々言われてしまうと弱気な一面も垣間見せる。
小 ~また屁理屈こねてとか言われませんか?
伊 そんな勇気あるやついねぇよ
Qこの本を書いた理由は?
・エリートはバカなので読んでもわからないからエリートに向けて書いたものではなく、
自分の人生は大丈夫か?と思っている7~8割りの人たちのために書いているだけ。
*スペシャルアイテムとしてウィスキーがスタジオに。
・ウィスキーと小島さんがすごく似合っている、東京の中?という感じだと吾郎が褒めると、
「銀座にこんな美人いないよ」と伊集院さん。
・「(お酒で)乱れたりしないの?」(伊集院)と尋かれ、「ぼくはもう全然何も変わらなくて、
けっこう大人の飲み方が出来るんじゃないかなと」と、答える吾郎。
*ウィスキーで乾杯。
☆大人の流儀
①東日本大震災
・伊集院さんの御自宅も半壊。
・この収録の前日に仙台に行っていたと吾郎が言った流れから、
TVで見るものと実際の被災地は違うという話に。
Q最近の若者はだらしないと思いますか?
・震災の時にボランティアに来ていた人たちを見て、捨てたものじゃないと思った。
最初は偽善だと言っていても、心情がすぐにわかるのが7~8割の人で、
残り1割のバカなエリートは高額な寄付をして、
「私が出しましたみたいなバカみたいなことを言うんだよ。
金出すのにいろいろ金の多寡を言うんじゃねぇ~黙っとけ!」と言いたくなる。
なぜなら、みんなお金は出したいけれども出せないから。
子どもが(?)何かを我慢して出す2000円と、余っているお金から出す2億は同価値。
・本田 宗一郎はずっと匿名での慈善活動を行っていた。それが日本の美徳。
吾 「美徳」!いいね
伊 ビックリするから君の声は、面白いね稲垣くんは
2 (笑)
②最近のテレビ
・テレビに出ないのは何か質問されて5分ぐらい考えなきゃいけないとなると番組にならないので、
それがリアリズムとは違っているから。
Qクイズ番組が嫌い?
・クイズ番組が嫌いというわけじゃなく、クイズに正解して賢いフリをしている女が嫌い(男も)。
吾 (能ある鷹は)爪を隠すみたいなことですよね
伊 いい言葉知ってるね
*「愚か者♪」の歌詞を作詞。
・「書けって言われたからね」と伊集院さん。
小 マッチがこんな歌を唄うなんてビックリした
吾 今、こんなの歌える22歳なんていないよね
・書いた段階では歌ってもわからないと思ってたが、
辛い経験をしたことで5年~10年経ったら歌がすごくなった。
伊 一昨日、マッチと会ってきたんだよ
吾 あ、そうなんですか
伊 それで「稲垣くんてイイ子らしいね」って言うと、
「あっ彼ね、ぼくの歌が好きで兄弟かなんかも好きで~」と
吾 あ、そうですね
・マッチのおかげで何ヶ月か遊べた。
☆朗読
*「空気を読む必要がない」(P10)を吾郎が朗読。
・吾郎はKYという言葉が大嫌いなので、ここの文章にスカッとしたとのこと。
③女・子ども
・↑の文中に出てくる「女・子ども」という言葉にひっかかりをおぼえる小島さん。
「女・子どもって聞き捨てならない」
Q反発されたりは?
・されることもあるが、みんなから受けようとしなくていいので別にかまわない。
・女性と子どもが社会の基幹にあることはたしかだが、男がそれよりも下ということはない。
・働いている女性は立派、働かなくてはダメと言ったところで、
言ってることが逆かどうかはどうでもいいと開き直る。
・子どもは辛い目にあわせたほうが後々のためになる、
それが教育の半分のチカラだという意見を聞いて、子どもの頃にジャニーズに入り、
社長のジャニーさんはデビューした子にはちょっと良いお弁当を出したりするところがあり、
当時は「なんで?」と思ったが、そうすることで「自分も!」と頑張れることもあったと思うから、
今はそれで良かったと思うと話す吾郎。
・女房子どもは父親よりオカズを少なくていいし、子どもは寿司屋に入ってはいけない。
・ミシュランが嫌いだと言う伊集院さんに、
「たしかにそれになにかビクついている飲食店もなんか嫌だなって思うんですけど」
と吾郎も同意する。
*次へ行こうとした時、「ちょっと休まないか」と伊集院さん。
休憩するため「飽きちゃった」と言いながら喫煙所へ。
*スタジオに残った2人。
・ハッキリしてるのがいい。「理不尽なことを受け入れようと。
でも、結局そうなんだよねぇ、そういう人がいないとまとまらないから
世の中っていうのはね」(吾郎)
小 私は見てて、吾郎さんてすごく年上の男の人に可愛がられるんだな~っていうのは、
こう、手にとるようにわかって
吾 まぁ、五十代~六十代の年上の男性のお友達が多いんで
(なので話を聞くのは得意)
*スタジオに戻ってくる伊集院さん。
小 バッチリですよ
伊 バッチリってわからないから日本語が~
小 あ、ちょうどいい具合に破綻しています
吾 破綻している(笑)
ではでは
<出演>稲垣吾郎、小島慶子
<ゲスト>伊集院静
◇OP
・「今日はキンチョー」(吾郎)、「まさかの展開」(小島)と話す2人。
番組始まって以来の大物ゲストで、どういう経緯で出演が決まったのかは謎。
小 もしかして、この番組おわかりになっていないんじゃ
吾 あの、「金スマ」のほうがいいんじゃないかなっていう
◇課題図書…『大人の流儀』(伊集院静)
*本物の大人はどう考え振る舞うのかが書かれたエッセイ。
・すごく読みやすく、男として生きていくということにおいて、
色んなヒントを与えてくれる本だと感想を述べる吾郎。
・美学を書いているけど、理屈をこねていないからどんどん読める感じと言う小島さんに、
「とっても豪快でさ、とてもイキで、かっこいいダンディーなイメージがあるよね」と吾郎。
*ゲストの伊集院さん登場。
・数々の小説やエッセイを発表する他に、作詞家 伊達歩として近藤真彦にヒット曲を提供している。
・「はじめまして」と挨拶する吾郎に、「家内(篠ひろ子さん)がよろしく言ってたよ」と伊集院さん。
それを受けて「『彼』というドラマで共演させていただいて」と説明するも、
「観たことないけど」とバッサリ。奥さんのドラマはほとんど観ていないのだとか。
それに、夜の19時とか20時にテレビを見ている大人の男はいないと持論を展開。
「一生懸命働いている人は TVは見れない」発言に、「本当ですか!?」と苦笑する吾郎。
Qなんでこの番組に?
・(出版社に?)出ろと言われた、出たらこの本が売れると言われたから。
でも、この番組を見たことはない。普段は仙台に住んでいるため、放送されていない。
「だから出たんだ」と言った後で、録画したものを後から持っていかれると
奥さんに色々言われてしまうと弱気な一面も垣間見せる。
小 ~また屁理屈こねてとか言われませんか?
伊 そんな勇気あるやついねぇよ
Qこの本を書いた理由は?
・エリートはバカなので読んでもわからないからエリートに向けて書いたものではなく、
自分の人生は大丈夫か?と思っている7~8割りの人たちのために書いているだけ。
*スペシャルアイテムとしてウィスキーがスタジオに。
・ウィスキーと小島さんがすごく似合っている、東京の中?という感じだと吾郎が褒めると、
「銀座にこんな美人いないよ」と伊集院さん。
・「(お酒で)乱れたりしないの?」(伊集院)と尋かれ、「ぼくはもう全然何も変わらなくて、
けっこう大人の飲み方が出来るんじゃないかなと」と、答える吾郎。
*ウィスキーで乾杯。
☆大人の流儀
①東日本大震災
・伊集院さんの御自宅も半壊。
・この収録の前日に仙台に行っていたと吾郎が言った流れから、
TVで見るものと実際の被災地は違うという話に。
Q最近の若者はだらしないと思いますか?
・震災の時にボランティアに来ていた人たちを見て、捨てたものじゃないと思った。
最初は偽善だと言っていても、心情がすぐにわかるのが7~8割の人で、
残り1割のバカなエリートは高額な寄付をして、
「私が出しましたみたいなバカみたいなことを言うんだよ。
金出すのにいろいろ金の多寡を言うんじゃねぇ~黙っとけ!」と言いたくなる。
なぜなら、みんなお金は出したいけれども出せないから。
子どもが(?)何かを我慢して出す2000円と、余っているお金から出す2億は同価値。
・本田 宗一郎はずっと匿名での慈善活動を行っていた。それが日本の美徳。
吾 「美徳」!いいね
伊 ビックリするから君の声は、面白いね稲垣くんは
2 (笑)
②最近のテレビ
・テレビに出ないのは何か質問されて5分ぐらい考えなきゃいけないとなると番組にならないので、
それがリアリズムとは違っているから。
Qクイズ番組が嫌い?
・クイズ番組が嫌いというわけじゃなく、クイズに正解して賢いフリをしている女が嫌い(男も)。
吾 (能ある鷹は)爪を隠すみたいなことですよね
伊 いい言葉知ってるね
*「愚か者♪」の歌詞を作詞。
・「書けって言われたからね」と伊集院さん。
小 マッチがこんな歌を唄うなんてビックリした
吾 今、こんなの歌える22歳なんていないよね
・書いた段階では歌ってもわからないと思ってたが、
辛い経験をしたことで5年~10年経ったら歌がすごくなった。
伊 一昨日、マッチと会ってきたんだよ
吾 あ、そうなんですか
伊 それで「稲垣くんてイイ子らしいね」って言うと、
「あっ彼ね、ぼくの歌が好きで兄弟かなんかも好きで~」と
吾 あ、そうですね
・マッチのおかげで何ヶ月か遊べた。
☆朗読
*「空気を読む必要がない」(P10)を吾郎が朗読。
・吾郎はKYという言葉が大嫌いなので、ここの文章にスカッとしたとのこと。
③女・子ども
・↑の文中に出てくる「女・子ども」という言葉にひっかかりをおぼえる小島さん。
「女・子どもって聞き捨てならない」
Q反発されたりは?
・されることもあるが、みんなから受けようとしなくていいので別にかまわない。
・女性と子どもが社会の基幹にあることはたしかだが、男がそれよりも下ということはない。
・働いている女性は立派、働かなくてはダメと言ったところで、
言ってることが逆かどうかはどうでもいいと開き直る。
・子どもは辛い目にあわせたほうが後々のためになる、
それが教育の半分のチカラだという意見を聞いて、子どもの頃にジャニーズに入り、
社長のジャニーさんはデビューした子にはちょっと良いお弁当を出したりするところがあり、
当時は「なんで?」と思ったが、そうすることで「自分も!」と頑張れることもあったと思うから、
今はそれで良かったと思うと話す吾郎。
・女房子どもは父親よりオカズを少なくていいし、子どもは寿司屋に入ってはいけない。
・ミシュランが嫌いだと言う伊集院さんに、
「たしかにそれになにかビクついている飲食店もなんか嫌だなって思うんですけど」
と吾郎も同意する。
*次へ行こうとした時、「ちょっと休まないか」と伊集院さん。
休憩するため「飽きちゃった」と言いながら喫煙所へ。
*スタジオに残った2人。
・ハッキリしてるのがいい。「理不尽なことを受け入れようと。
でも、結局そうなんだよねぇ、そういう人がいないとまとまらないから
世の中っていうのはね」(吾郎)
小 私は見てて、吾郎さんてすごく年上の男の人に可愛がられるんだな~っていうのは、
こう、手にとるようにわかって
吾 まぁ、五十代~六十代の年上の男性のお友達が多いんで
(なので話を聞くのは得意)
*スタジオに戻ってくる伊集院さん。
小 バッチリですよ
伊 バッチリってわからないから日本語が~
小 あ、ちょうどいい具合に破綻しています
吾 破綻している(笑)
ではでは