STAY

SMAPが出演した番組レポメインなブログです。たまに、ドラマや映画の感想などもあり。

連続テレビ小説『純と愛』第13週「きせきのくりすます」

2012-12-29 21:41:30 | 風間俊介
◇「きせきのくりすます」

<あらすじ>
純(夏菜)と愛(風間俊介)が引っ越したアパートは古くて狭い部屋だった。
ホテルサザンアイランドを失い、家族がバラバラになってしまった純は、
仕事をする気にもなれず落ち込む日々が続く。
元気づけるが、純の心の声が聞こえなくなっていて困惑を隠せない愛。
善行(武田鉄矢)はホテルを廃業し晴海(森下愛子)を強引に大阪に連れ出したはいいが、
期待していた新しい就職先の仕事がビルの警備員だとわかりがく然とする。
純と愛がお互いの思いがすれ違ってギクシャクした生活を送っていると、
正(速水もこみち)から赤ちゃんが生まれそうだから那覇に来てほしいと連絡が入り、
家族に見守られながらマリヤ(高橋メアリージュン)は元気な女の子を出産する。
久しぶりに家族全員で笑顔を浮かべるが、それも束の間、純と善行はまたも親子喧嘩をしてしまう。
深く傷ついて大阪に戻ってきた純は、善行なんて死んでくれたほうがうれしいかもと暴言を吐き、
愛に頬をひっぱたかれて家を飛び出してしまう。
愛は必死に純を街中探し回るが見当たらない。
その頃、純は大正区にある沖縄風情の寂れたホテルの布団の上で目を覚ましていた…。




今年最後の放送週であり、前半の終わりの週でした。
ついこないだ始まったばかりな気分なのに折り返し地点とか、
本当にあっという間ですねぇ(遠い目)

オジイのホテルの崩壊のショックで心を閉ざした純ちゃんの声も消えてしまい、
かわりに愛くんの声が聞こえてくることで愛くんの内面がよくわかる楽しい週でした。
って、ストーリー的には鞭鞭鞭!な超絶鞭展開だったわけですけど…。
所詮、愛くんがたくさん見れればいいんでしょ?
と、冷たい視線を向けられても何も言い返せません。
雑誌で中の人である風間によるキャラクターの崩壊発言に恐れ戦いていたものの、
蓋をあけてみたら…それが崩壊なの?ぐらいでホッとしました。
普通の男性の部分を見ることができて逆によかったぐらいです。
結婚してから良い嫁キャラになってはいましたけど、
5週での大爆発を見ているので…ね?
弟の純くんが亡くなる前はなんでもできちゃう嫌なヤツだったような気もするし、
他人の本性が見えるようになってコミュニケーション障害に陥り、
8年間という月日を孤独に過ごし、
紆余曲折の末にようやく一緒にいることができた人が純ちゃんなわけで…。
そんな純ちゃんとどんなことをしても一緒にいたいと思う以上、
本心を隠してブリッコ?良い子ちゃんキャラを演じてまでも、
離れないでほしい嫌われたくないという気持ちは理解できるので、
それが良いか悪いかはさておき、そんなの愛くんじゃない!と思わないのかも。
問題は、忌み嫌っていた能力に頼りきっていた部分ですよね。
純ちゃんの心の声が聞こえなくなったことで、
何をしてよいかわからなくなってしまった描写が、
能力を受け入れてもらえたことで始まった関係の脆さが露呈させ、
2人の関係の弱点が明確になったことは大きかったような気がします。
たとえこれから心の声が聞こえなくなってしまったとしても、
絆を深められる展開に違いないと思っていたのですが…。
純ちゃんが立ち直ってすれ違っていた2人がお互いを求めて再び出逢った時に、
また心の声が聞こえるようになったのはどうも納得がいかないというか、
それだと元の木阿弥なんじゃない?感がパンパないような…。
まぁ、愛くんの能力問題は物語の肝でもあるので、
最後まで引っ張らないといけないという事情があるんですかね(爆)

あ、「浮気してくれば」と言われて本当に浮気に走ろうとしたところも、
キャラ崩壊といえばキャラ崩壊?
浮気するヤツは地獄へ落ちろ!人間なのですが、
今回は未遂だったのでいいかな…と。
え?甘い?いや、浮気に関しては好きな人ほど許せなくなるので、
今回のはほんとに行為に及ぶか否かの問題でしかなかったというか、
気持ちはそこになかったから怒るレベルには達しないと判断しましたw
自分が寂しいから&辛いからという理由だけで、
大事な人がいるにもかかわらず刹那的な関係を求める弱さが許せないのかなぁ?
単なるお子様なだけなのでしょうか…うーん。
マイケル富岡なみにハーレム作るとか突き抜けている人には怒りは感じません。
ネットの意見ではラブホに行く時点で浮気!とあったり、
心がない状態で1回寝たくらいでは浮気にならないなど、
色々なボーダーラインがあって面白かったです。

面白かったといえば、久々に登場していた水野のキャラがパワーアップしていて笑えました。
愛くんと水野の関係性はツボすぎます。
これからも時折出てきてくれることを願うばかり。

愛くんの浮気相手が実は次の舞台となる「里や」の従業員でドロドロ展開と、
自暴自棄になった純ちゃんが水野と一夜をともにしてしまい、
その時に子どもを身ごもってしまう…。
などという最悪な展開まで予想していたのですが、
さすがに朝ドラを壊すといってもそこまではなかったようですw
ちなみに、愛くんのキャラ崩壊も、
能力がなくなってヤリ*ン傲慢男ぐらいを想定してました。
こういうところで、普段どれだけネガティブかっていうことがわかってしまいますね(汗)
明るいけどネガティブなウソップだと思ってくださいwww
だから、純ちゃんが最大限に落ちていたときに考えていた
「世界を変えることはできない」
なんていう絶望はザラに思ってますけど…何か?
ネガティブの鎧で自分を守る弱さはなかなか変えられそうにありません。
ネガティブでシニカルぶってても信じたい気持ちはあるんですけど…。
心で何を思っていようと自由なので、問題はそれを口に出すか否か。
それを口に出しちゃうから、狩野父母が苦手だったりします。
孫が誕生した日に娘にむかって「疫病神」と罵る善行とか、
いなくなった純ちゃんを探し回ってやつれている愛くんに、
「あなたと結婚してから娘が不幸になった、別れることも考えて」
と呪いの言葉をかける晴海さんとか…似たもの同士でお似合いの夫婦なのでは?
自分の不幸を誰かのせいにしている時点で、
負のスパイラルかはら抜け出せないことに気づくべきです。
自己責任論とはまた違って、
そういう嫌で苦しい現実を受け入れることでしか先には進めないのではないかと。

晴海さんの呪いから愛くんを救ったのは、
自称ミュージシャンと横浜で同棲中の、
恋に溺れまくっている誠ちゃんの言葉だったわけですが…。
誠ちゃん、どう考えてもその熊男はクズだと思うよ!と心配で仕方なし。
愛くんの浮気ラブホシーンよりよっぽど爛れた雰囲気を感じてしまったのは私だけでしょうか!?
なんであんな熊男に惚れちゃうかなぁ(>_<)

一方、純ちゃんを救ったのは、新たな登場人物の余貴美子さん演じるサトさん。
従来の朝ドラに出てくる優しくて頼りになるキャラっぽい感じでしたけど、
やっぱり裏の顔があったりするのかなぁ…舞台はホテルから旅館へ。
タイトルの「純と愛」の”と”の意味がここで判明したことに感動しました。
私は”ひらがな”で1つ選ぶとしたら「も」ですかねぇ。
「と」は限定的な感じがしてしまう気がするので、「も」がいいかなと。

HYのストリートライブ中に再会~はとても良いシーンではありました。
……が!!!!
ネタバレあらすじには、28日のラストに、
「熱い口づけを交わした」
と書かれていたにもかかわらず、
ハグで終了…チューしろやぁ !!!(#゜Д゜)ゴルァ!!
と、荒ぶってしまいました。
普通のドラマのラブシーンは苦手なのに、
この2人のは見たいんですよねぇ…なんでだろ?
次回は1月4日(金)から…あぁ、禁断症状が出てしまう~。


ではでは

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。