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PERSPECTIVE

パク・ヨンハさんのイラストと漫画

読書感想文など8

2015年12月28日 | 読書感想文など

 

日曜の朝8時に私のもとにもヨンハのフォトエッセイが届きました。

いやぁ~きっと来るのではないかと思い、日曜だけど早起きしたのさ~良かった。

私は、結構ある反面せっかちなところがあるので、速攻で届くなり開封して読みました。

「これはすごい!フォトエッセイというより、ヨンハのドキュメンタリーじゃないのか!」

と思いました。

※以下 特に重大なネタバレは含まれていないと思いますが、

私のフォトエッセイの感想文です。ご興味のある方だけ、どうぞ。

 

いやいや、私読みたくないわ~という方へ

ずずずいっと画面下までスクロールお願いいたします。

 

 

 

 

 

「これはすごい!フォトエッセイというより、ヨンハのドキュメンタリーじゃないのか!」

ヨンハのチャド関係のDVDの内容やヨンダリと重複する部分もあったり、長文ではないけれど、

その時その時のヨンハが感じ書き留めた直筆のハングル(日本語訳)と

チャドの風景の中に写っているヨンハの姿をみると、ヨンハの生き様のようなものが見えてきて、

凄いとしか言いようのない感動すら覚えました。

2009年の8月の初めてヨンハがアフリカ・チャドを訪れた日から、

再び2010年の5月に訪れたアフリカ・チャドで

生き生きとYONA SCHOOLの建設を手伝うヨンハの姿が本当に素晴らしいです。

一時、私も気持ちが落ち込んでいたときは、チャドのYONA SCHOOL建設を手伝う

ヨンハの写真を見て元気づけられていました。

また、元気がなくなりそうなときはこの本を開くと思います。

そして、2015年の3月のヨンハのお姉さまが弟の意志を継いでアフリカ・チャドの地を訪れ、

ヨンハが気にかけていたチャドの子供たちに会う姿も改めて感動しました。

そして、やはりヨンハのお姉さまなんだなというお茶目な文章で

アフリカ・チャドの訪問記は締めくくられています。

読みながら涙は出ませんでしたが、本を閉じて後からジワリと涙が出る内容になっていました。

 

一つ言うなら、奥付(おくづけ)がなかったのが少々残念…

奥付というのは、本の一番最後にある著者名や本の発行日、発行者などが印刷されているものです。

そこに本制作に関わったブッグデザイナーの名前や、フォトグラファーの名前も入ったりしているあれです。

全部、ヨンハが撮影した写真ではありませんが、確実にヨンハが撮影した写真もあるので、

そこに 「写真 ー パク・ヨンハ (その他の撮影者の名前)」 って印刷していただくだけで、

写真家を目指してたヨンハの夢も少し叶うような気がしました。

 

 

今日は、ヨンハ・カレンダーも届き、こちらもかなり良かったです。

 

それでは、このブログをご覧になっている 皆さま

今年も見ていただき、ありがとうございました!

来年もよろしければ、よろしくおつきあいくださいませ。

では、よいお年を!   caiko


読書感想文など7

2015年09月26日 | 読書感想文など

 

ここ最近は本の話題ばかりで申し訳ないんですが、よろしければ、読んで行ってください。

先日のこと書店でふと村上春樹さんの新しい新刊の本が目に留まりました。

(写真家のアラーキーさんが撮影した表紙が印象深かった)

その本というのは、

「職業としての小説家」村上春樹 著 スイッチパブリッシング

これは、村上さん自身が作家としての仕事の仕方や考え方などについて

4,5年前からいつか出版しようと思い書きためていたエッセイ本です。

最近話題の芥川賞に関する仕組みやご自身の考え、

(ところで、巷ではピースの又吉さん著の「火花」が芥川賞を受賞し、なかなかの評判で

本もベストセラーになっていますよね、面白いのかなと気になりますが…今買うと

なにかブームに乗った人のようで文庫本になるまで我慢しようかと←なんのプライドだよ!)

また毎年ノーベル賞候補者に挙げられる件には、ほとほと迷惑な気持ちでいることや、

作品の書くときの村上さん独自のストーリーの組み立て方や小説の書き方など、

村上春樹作品を読むときの参考になるのではないかということが書いてありました。

(そうそう、話がぶっとびますが、ノーベル賞といえば、

この間 市内のとある木製家具工房のショール―ムへたまたま行くことがあって、

そこの工房のショールームに2010年にノーベル化学賞を受賞された北海道大学の鈴木名誉教授に

札幌市長が送ったという特注のノーベル賞メダルを入れて飾れる木製の箱が展示されていました。

工房の方の話だとノーベル賞のメダルを鈴木名誉教授に借りて作ったそうで←正式なレプリカだと思いますがね。

初めて実感したんですけどノーベル賞のメダルの大きさって大きくもなく小さくもない感じのサイズなんですね、

イメージとしてはオリンピックメダルぐらいの大きさを想像していたからか、なんか気持ち悪い大きさだったな。 

見た感じ直径6センチぐらいかなと思って調べると約直径6.6センチだそうです。)

 

先日から気になる家の本棚の「ノルウェイの森」…(旦那がそれこそ当時ブームに乗って買ってきた本)

ヨンハのお薦めの本だというのは重々承知していますが…

あのYONASTYLE1号でもヨンハのお薦め本として記事がありましたね。

この当時の記事を改めて読み返してみたところ、誤りを発見。

この記事書いたライターさんよ、

自ら熱心なビートルズファン、と明かした村上春樹は…とあるけど、

適当なこと書いちゃいけませんぜ!

村上春樹さんはビートルズの熱心なファンではないらしいっすよ。

ビートルズには好意的な気持ちはあってもレコードは1枚も持っていなくて、

全部ラジオから流れる曲を聞いて知っている程度なんだそうです。

そのことについても先日読んだ「村上さんのところ」でも質問に答えてました。

村上春樹さんのファンは以前から知っている有名話みたいですね。

 

ヨンハの自身のミニHPでも(2006年8月30日付)、

この「ノルウェイの森」についてのお薦め文を書いており、

ヨンハも買って本棚に数年ずっと置いてあったようなことが書いてありました。

(うちとおんなじだな)

ふと手に取って読みだしたらとても良かったと、好きな作家かもしれない、

家に置いてある本の中にも、もしかしたら宝物が見つかるかもしれないですよという内容でした。

 

村上さんの書く物語は、日本語を英語に翻訳して、また英語をシンプルな日本語に訳す、

細かい描写など一切取り除いた文章で書くのだそうです。

それじゃぁ頭で理解しない、感覚で受け止めろってことか、

わからないなら、わからなくていいのか…でもなんかモヤモヤな結末のような気がする。

しかし、この本を偶然にも手に取ったってことは…

ヨンハは、そんなに「ノルウェイの森」を私に読ませたいのかしら、

んもう!ヨンハったら、強引なんだから!(ツンデレ)

 

と勝手にヨンハとの都合のいい妄想に浸りつつ、

本棚の「ノルウェイの森」と私のにらみ合いはまだまだ続く…

 

この今回新刊「職業としての小説家」は、自分でも参考なることもあり、

楽しく読めました。

ヨンハが好きな作家の一人に挙げている村上春樹さん

苦手かもしれないなぁ でも、ヨンハが好きだった作家さんだし…と思う方には、

前回紹介した「村上さんのところ」と合わせて、この本を読んでみるといいかもしれませんよ。


読書感想文など6

2015年09月02日 | 読書感想文など

またまた久しぶりの更新です。

ここ最近はずーっと絵の描けない状態という病んだ状態でしたが、

(まぁ年齢のせいじゃないかという話もある)

そんなときは 無理して描かないと決め、別のことに目を向けようと

以前から読もうと思って買って少し読んで放置していた本や読みたかった本を買い集め

ひたすら読書してました。

 

今回、特に面白く気持ちの再浮上を手伝ってくれた本は

「村上さんのところ」村上春樹 新潮社

こちら、あの村上春樹さんが読者の質問や悩み事に答えるという

期間限定人気サイトを書籍化したものです。

読者の深刻な質問から 村上さんにそんな質問するなや!というような内容もありますが、

どのような問いかけにも村上さんは真摯に答えているという内容です。

村上春樹さんといえば、ヨンハも好きな作品に「ノルウェイの森」をあげていますね。

家の本棚にもそれはありますけど、何か難しそうでちょっと私は遠慮してます。

読んだ後 モヤモヤしそうで。

だけど、昔、村上朝日堂シリーズは好きで全部読みました。

私は、時々間違えて村上龍さんと村上春樹さんがごっちゃ混ぜになり、

勘違いして本を購入するときがありますが←(村上龍さんの本も好きですよ)

村上春樹さんの肩ひじ張らないタイプのエッセイが好きなんだなと思いました。

「村上さんのところ」はそんな感じで面白かったです。

 

 そして、もう一冊は

文春文庫 「そして生活はつづく」星野源 (こちらで立ち読みができます。)

大笑いしちゃいました。理屈抜きで面白かったです。

星野源さん 結構な下ネタもありますが、なんか笑える感じです。

星野さん現在34歳なのに影響を受けた映画や聴く音楽がなんとも渋く、

うわーわかるわー!と思ってしまいました。

この人の本を手に取ったきっかけは

私は中学生のころから大のYMOファンで特に細野晴臣さんが大好きで

その細野晴臣さんが可愛がってるっていう

(可愛がるって…笑 語弊のある言い方かもしれないですが)

最近話題の星野源さんってどんな人?と思い、アマゾンで本の評価を読んで、

この本から読むのがお薦めということで購入しました。

読んで面白かったので、その後 「蘇える変態」(星野さんご自身の闘病記などの話)と

「地平線の相談」細野晴臣さんと星野源さんの対談の本も読みました。

(細野さんはやっぱり知的で何でも知っててオシャレで素敵すぎる~と再確認)

これですっかり元気を取り戻しました。

自分の恥ずかしい話や辛かった話を暗くならずに明るく語れるって、

すでに自分を超えて余裕があるというか(村上さんの本から引用すると)

そんなところが星野源さんは凄いなと感動しました。

なかなか可愛い顔をしているのに考え方がかっこいいなぁと思いました。

星野源さん歌もすごくいいです。

(細野さん大好きな私の心をかなりくすぐるマリンバ演奏~マニアックだ凄すぎる。)

かなり元気をもらい癒されました。

これらの本に ありがとう!

 

 

復活したといいつつ なにかTOP絵に手抜き感が漂う私。

 

 


読書感想文など5

2015年04月23日 | 読書感想文など

 昨夜というか深夜は、こと座流星群がピークだったとか、

見られた方います?午前2時ごろがピークだということで、

私も頑張って、午前1時30分ぐらいまで本を読んで頑張って起きてたんですが…

睡魔には勝てなかった…(絵のヨンハも眠いのか)

読んでた本というのは、ここでよく展覧会案内をしている

大宮エリーさんの「星空からのメッセージ展」の

星に関する短い物語などを37編 集めた

廣済堂出版 大宮エリー 著 「物語の生まれる場所」 です。

2013年にコニカミノルタプラザで開催した「星空からのメッセージ展」や

プラネタリウム満天と天空で上映された「プラネタリウムのためのソナタ」からの

全編を掲載。「切なくて泣ける」「心温まる」と書籍化が熱望されていたのに加え、

大宮さんの朗読ライブのための作品「絵本歌」も収録されております。(原稿読み)

 

読んだ感想として、この本は

その日、その日の体調や気持ちによって

心に入ってくる1編、1編は違ってくるのではないかと思いました。

昨日は「フォーマルハウト」という1編が私は好きだと思いました。

思い立ったときにふと手に取ってみるもよし、

夜寝る前なんかに読むのがいいのかと思います。(本の帯にも寝る前にお薦めと書いてあった)

あと、この本は直接手に取っていただくとわかるのですが、

ブックデザイン(装幀)がかなりオシャレな本なんですよ、

色合いが可愛いというか、その辺にこだわりがあるのだと思います。

ちょっとしたプレゼントにもセンスいいじゃない?みたいな

いい感じなつくりになっております。

 

もう一冊

文春文庫 大宮エリー 著 「思いを伝えるということ」 (こちらで少し立ち読みできます)

どちらかというと、こちらの本のほうが私は好きでした。

エリーさんが作った詩をテーマにした短い物語が収録されております。

星新一さんのショートショートのような感じで面白かったです。

 

どちらも特にヨンハには関連がないんですが、

ヨンハを思いながら読むとかなり泣けます。

 


読書感想文など4

2015年04月08日 | 読書感想文など

 

 

今日は48DAYですね。

48DAY 何か絵を描こうかな~と思って描いたのですが、

着色に手間取ってこんな時間になってしまいました。現在23:10

 

読書感想文の記事が続きます。

前回の記事と一緒にこの本の感想も書くつもりが、

前記事もグダグダと長くなってしまったので2回に分けました。

今回は新潮社から出版されている

新潮新書  中森明夫 著 「寂しさの力」 です。

寂しいからこそ出せる力や能力をテーマに中森明夫さんご自身の生い立ちや

中森さんの気になる偉人、また、中森さんが取材した芸能人のことなどが書かれています。

ご自身の千里眼で未来の輝けるアイドルを見出すプロフェッショナルな方なので

洞察力、直観力が鋭くなったのも、総合的に言うと寂しさの力から培われたものなのかと

この本を読んで思いました。

また、この本では2006年3月14日号の女性自身で中森明夫さんが

世の中のさまざまな疑問に答えるコラムを連載することになり

その第一回目が「パク・ヨンハは、なぜ”萌える”のか?」ということで、

ヨンハと直接会って対談したときのお話も書かれております。

当時は女性自身に掲載された対談の内容に私はピンと来なくて、

「なんか 怖いこと言うなぁ」と「ヘンなこと言わないでよね」なんて思っていました。

でも、ファンを続けているうちに中森明夫さんが言わんとしていたことが

だんだん理解出来てきたというか…ヨンハは強い人だと男らしい人だと思う反面

繊細で、ふと どこか知らない遠くへ行っちゃいそうな儚さがあったような気がします。

その中森さんの表現が、いい得てるというか、鋭いな…と(汗)

この本を読んで、中森明夫さんの半生もなかなか興味深かったです。

中森さん 若い時はワルだったのは意外でした。