Once-in-a-lifetime chance

全身にリアルに感じた自遊日々記

切られの与三。

2018年05月14日 23時20分28秒 | 舞台
渋谷・コクーン歌舞伎第十六弾
『 切られの与三 』
瀬川如皐 作「与話情浮名横櫛」より
補綴:木ノ下裕一
演出・美術=串田和美

出演=中村七之助、中村梅枝、中村萬太郎、中村歌女之丞、中村鶴松、真那胡敬二、笹野高史、片岡亀蔵、中村扇雀


ジャズのような生演奏が流れても
コクーン歌舞伎じゃ驚かないが、
流れる世界は何とも言い難い。

立ち役の七之助演じる与三郎の
線の細さと頼り無さがモヤモヤしたまま芝居が進む。


自らの運命を受け止める思いとやるせなさ
弱い一人の人間に歌舞伎の型がハマる美しさに
胸が熱くなったのは狙い通りなんだろうか。

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