瀬淵きゃぶ、JAZZと珈琲、そしていくつかの考える事柄

       日々、時々の事柄に、JAZZを聴き、珈琲を飲みながら考える。

トリプル世界戦+村田諒太。

2014年12月31日 00時05分42秒 | スポーツ
WBC世界ミドル級九位村田諒太対ジェシー・ニックロウ、ミドル級十回戦、三対〇村田。
村田諒太、六戦六勝(四KO)。ジェシー・ニックロウ、三十二戦二十四勝(八KO)五敗三分。
村田は大幅にレベルアップした。
フットワークが使えるようになった。距離を取ってジャブも打てる。コンビネーションもいい。
ニックロウがガードが堅くてタフだったのでKOはなかったが、いい戦い方だった。
村田は確実に成長している。

WBCライトフライ級王座決定戦。
WBCライトフライ級三位八重樫東対同級一位ペドロ・ゲバラ(メキシコ)、七RKO勝ち、ゲバラ。
八重樫東、二十五戦二十勝(十KO)五敗。ペドロ・ゲバラ、二十六戦二十四勝(十六KO)一敗一分。
八重樫は勇敢に戦った。
しかし、ゲバラが一枚上だった。
左ボディで八重樫は沈んだ。
残念だ。

WBCライト級王座決定戦。
WBCライト級一位ホルヘ・リナレス(ベネズエラ)対同級二位ハビエル・プリエト(メキシコ)四RKO勝ち、リナレス 。
ホルヘ・リナレス、四十戦三十七勝(二十四KO)三敗。ハビエル・プリエト、三十三戦二十四勝(十八KO)七敗二分。
リナレスは早い。
四R、右ストレートでKOした。
これで、フェザー、スーパーフェザー、ライトと三階級を制した。

WBOスーパーフライ級タイトルマッチ。
WBOスーパーフライ級チャンピオンオマール・ナルバエス(アルゼンチン)対同級八位井上尚弥、二RKO勝ち、井上。
オマール・ナルバエス、四十七戦四十三勝(二十三KO)二敗二分。井上尚弥、八千八勝(七KO)
二十七回防衛の王者。
フライ級十六回、スーパーフライ級十一回、十二年間チャンピオンだった男。
その男を井上が倒した。
井上は、この階級がベストだと言っている。その通りなのだと思う。
二階級上げて完全にパワーアップした。
一Rに二回ダウンさせた。二Rにも二回ダウンさせた。
その二度目のダウンでテンカウントを相手に聞かせた。
KOしたのは、左ボディブローだ。
これで井上は、ライトフライ級とスーパーフライ級で、二階級制覇だ。


                         瀬淵きゃぶ



フィギュアスケートGPファイナル2014

2014年12月14日 20時13分18秒 | スポーツ
十四日、バルセロナ、フィギュアスケートGPファイナル、羽生結弦、288.16、金。

中国杯で中国選手と激突して負傷。日程がない中でNHK杯強行出場。そして、ファイナル出場の切符を取った。
僕はNHK杯強行出場に関して、どう受け取ったらいいかずっと迷っていた。
羽生結弦は、その僕の迷いに力ずくで結果を出してくれた。
288.16、今シーズンパーソナルベスト、ダントツの一位優勝。

羽生結弦は恐るべき精神力を見せた。
これだけ強い男を見るのはひさしぶりだと思う。ちょっと思い出せない。
羽生が勝った。
うれしい。


                         瀬淵きゃぶ