瀬淵きゃぶ、JAZZと珈琲、そしていくつかの考える事柄

       日々、時々の事柄に、JAZZを聴き、珈琲を飲みながら考える。

初めてジャズのことを書いてみた。

2007年09月21日 19時19分52秒 | 時々に思うこと
僕が最初のお気に入りのジャズは、アート・ブレーキーのモーニンだ。
その当時、僕は四回線ボーイで、トレーナーから、ボクサーは、リズム感が大事なんだと言われ、ディスコで踊れなくてはだめだぞと言われて、ひどくショックだった。
ディスコで踊らなくてはいけねえのかよと、僕は、まいっていた。
その当時の僕は、ディスコなんてところで踊るなんて、そんな情けねえことはできねえと、思っていたんだ。
そんなときに、友人が掛けていた、アート・ブレーキーのモーニンは、まさにこれだと思わせた。
僕にとって記念碑的な一枚だ。
三十を過ぎ、僕はどん底を味わうことになるのだが、そのとき聞いていたのは、セロニアス・モンクのセロニアス・ヒムセルフだった。
絶望の中でユーモアがあり、シニカルでもある。そして、心を癒やされた。
それから、十年経って、今度は、ジョン・コルトレーンの1961年のヴィレッジ・ヴァンガードのライブアルバムを聴いた。
感動した。
ただただ、感動した。
音楽というものは、人を助ける力を持っている。
JAZZ………………
JAZZ………………
僕を絶望から少しばかり癒やしてくれるもの。
でも、その少しばかりが助かる。



               瀬淵きゃぶ




日本のマスコミは、まともなジャーナリズムといえるのか?

2007年09月20日 21時05分45秒 | Weblog

朝青龍のバッシングがようやく静かになった。
たかが、仮病を使って巡業をさぼっただけだ。いくらなんでも、あそこまで大騒ぎすることではないと僕は思う。
マスコミが騒ぎまくって、視聴率と部数を売り上げただけだ。
今、福田と麻生がどちらが総理になるかと、もっぱらの関心だ。
どちらでもよいと僕は思っている。
今一番問題なのは、テロ特ではなく、年金でもなく、格差だと思う。
月収で十数万円の人が、国民年金と国民健康保険と住民税を払うと、生活できなくなってしまうらしい。
とんでもない話だ。
その低所得者層の話になると、マスコミは、急に口が重たくなる。
年金問題では、歯切れよく、ポンポンと社会保険庁を叩いていたキャスターが、低所得者層の問題になると、急にトーンダウンする。
なぜだ。
どこかおかしい。日本のマスコミはスケープゴートがいるときは、勢いがいいが、そうでないときは、まったく役に立たない。
貧富の格差の問題の本質がどこにあるのか、僕にもよくわからない。マスコミは、それを知っているのではないのかな。
その上で黙っている。それを言うと、自分たちが困るからだろう。
日本のマスコミは、あいかわらず、汚いなと僕は思っている。

 

             瀬淵きゃぶ