小学校の社会科見学で行った自動車工場。流れるラインの上でどんどんフレームに部品が取り付けられ、ヤマタノオロチのようなロボットアームがバチバチと溶接をしていたり・・・。強烈なインパクトを受けたことを今でも覚えています。さて今回は、せっかく出張で名古屋に来たのだから、ついでにこの記念館を見てみようと思いました。工場見学とはまた違って技術立国ニッポンの礎を再認識しました。
駐車場は広~く、一日中停められます。敷地内にバス停もあり一日乗車券で市内観光もOK。
さてさて、一番見たかったのはやはり、これ!
何といってもこの2000GT。007で日本を舞台にしたストーリーでボンド役のショーンコネリーの危機を救った女性エージェントが乗っていた車がこの2000GT。
ディスプレイ付きのカー無線でボスの丹波哲郎に連絡を取るシーンがかっこよくて。。。憧れてアマチュア無線の免許を取りました。
日本がこれから!という希望をみんなが持っていたころの車。
親戚の祖父が乗っていた下あごが出たようなフロントマスクが印象的だったコロナ。そのあとマークⅡが出て、さらに祖父が好きだった吉田拓郎が「マークⅡ」という歌を発表したら、マークⅡに買い替えた。よくドライブに連れて行ってくれた祖父だった。
やがて「未来からやってきた車」のキャッチフレーズでセリカが登場。
大学の構内で、金持ちの息子連中は「スカGは大きすぎるが、これはガールハントにちょうどいい!」と言って、よく女子を誘っていた。僕は、叔父のお古のスーパーカブで通学していた・・・。
その後、セリカにリフトバックが登場。おりしも学友がトヨタに就職。そのリフトバックを購入。
車を通じて彼とも長い付き合いが続いている。
そして世界は、脱カーボンへと。車も電気や水素で走る時代へとシフトしつつあり・・・。
まあそんなこんなと思いを巡らしながら見学するのもいいものです。