まるで、終わらない宿題のようで。

今日は、９月末で有効期限が切れる薬品を探して院内を歩き回りました。

毎月、月末月初は、有効期限切れの探索に追われます。
今月分が終了しても、またすぐに来月分が。。。
この１２年間。
終わらない宿題を、ずーーーっと続けている、そんな気分です。

薬は、色んなヒトがさわるもの。
２日前にココにあったはずなのに、あらアノ子は、どこに消えたの！？
そんなことは、日常茶飯事。

だから、私は、鼻をクンクンさせて、探して歩きます。

あ～、薬にＧＰＳが付いてればいいのに・・・。
そして、ボクは、ワタシは、ここよ～と、私に教えてくれればいいのに・・・。

いつも、そう思います。

今日は、ふと、三島由紀夫『春の雪』が脳裏をよぎりました。


ドンナモノニ生マレ変ワッテモ、
私ハ必ズアナタヲ見ツケ出シマス・・・・・キット


どんなに油で瓶がベトベトになっていたとしても（オリブ油）
挿管セットの中で、どんなに無造作に放置されていたとしても（キシロカインスプレー）
手洗い場で開封されたまま忘れ去られていたとしても（ヒビスクラブ）
包交車の中で、診療材料に紛れ込んでいたとしても（ソフラチュール）

私は必ず、あなたたちを見つけ出します・・・・・きっと。


ははは。（汗）
孤独な作業ゆえ、こんなことでも考えてないと、やってられないのでございます。
許せ！三島ファン！！



いつも応援ありがとうございます→