ジェネリックにモノ申ーっす。

ジェネリック、後発医薬品。医療費が削減できて、国も患者様もめでたし、めでたし…

でも、薬剤師の私から言いますと、それだけじゃないんですよ、ここだけの話。

今日、実際にあった出来事。

つい最近、ある後発品を当院で採用。後発品を採用すること自体は、全く問題ないんです。

でも、問題発生
急にたくさんの数量が必要になったので卸に発注したんですが、なんと商品がないっ
納入に時間がかかることは聞いていたので、昨日、卸さんに「使い始めたから在庫しといてね～っ」って
ネタふりをしていたのだけど、入荷は来週になるとのこと…

やばいっ、やばすぎるっ。
そんなんじゃ間に合いませんぜぇ、おやっさん…。

そのあともあれやこれやと、卸、メーカーとのやりとりはあったんですが、ま、結論からいいますと、
卸、メーカーさんのご尽力により、無事に商品を確保
明日、患者様の退院までには薬品が到着しそうなので事なきを得ました。

…が、こーゆーことなんですよ。
後発品はまだまだ流通状況に安心できないのが現状。
だから、私みたいに在庫管理の仕事をしているものは、本当に毎日胃が痛い…

安心のためにたくさん薬品を在庫したいが、そうなるとデッドストックが増えて事務長に叱られる…
使いたいときに注文しても卸に在庫がなくて納入に時間がかかる…

はぁーっ

今日の薬品は、まだよかったけども、これがもし緊急医薬品で、患者様の命に関わる医薬品だったらと思うと…

ほんと、毎日ハゲそうですっ