灯りを消す前に

日常で感じたことや、好きな歌手、ラーメンズ、好きな映画・俳優についてのんびり書いていこうと思います☆

ようやく…

2006-08-29 20:23:28 | 映画
トランス・アメリカ
今日は特になんにもなかった&色々考えていたことがようやく言葉に出来そうな気がしたので…

男性であることに違和感を持つブリーは、肉体的にも女性になるため最後の手術を控えていた。そんな彼女の前に、男だったころに出来た息子、トビーが現れる。そして2人でNYからLAへ旅をすることになる。女性になりたい“彼女”は彼を養父の元へ送り返そうとする。…というような話なんですが、途中で衝撃の事実がわかったり、ブリーの家族が出てきたりするんですが…ラストはなんか希望のような、少し悲しいような…悲しいのは単に私が思っていたハッピーエンドにならなかっただけなんですけど…最初のほうブリーは本当に女らしくて、ただひとつ残っているものが「女」じゃないだけだったんですが、トビーに出会い愛を知り、最後は「女らしさ」に母親としての「愛」が備わった女性になっていましたトビーは愛を知り、そして傷ついてまた大人な男になっていった感じがしました上手い説明になっていないですが
しかしみんな自分らしく生きたい、幸せになりたい、と思ってもがいているんだなぁとつくづく感じました…トビー役のケヴィン・ゼガーズがかっこかわいかったです最後の金髪は似合わなかったですブリー役の女性フェリシティ・ホフマンは最初本当に男かと思いましたでも(?)だんだんキレイになっていきましたね「デスパレートな妻たち」見たいんですよねぇ

最近ゲイとか性同一性障害の人の映画が増えている気がしますが、そんな映画でした。もちろんゲイと性同一性障害の人は全然違うのは知っていますが、最近は社会的にオープンになってきたのか、いいことだと思います私は昔から映画とかでふれてきたせいかあんまり気にならなんですが友達とかに話すと拒否反応を示す人がいてまだまだ浸透していないのかな?と思います…が何が嫌なのかがいまいちわかりません私はむしろ尊敬に値すると思うのですが…それは「ゲイだからかっこいい」とか「性同一性障害だからかっこいい」とかではなくて、「恋愛は男と女」という一般的な考えが浸透している社会でその考えとは違う、という事を受け入れてきたこと、そしてそのことを受け入れるまでに悩んだこともあったと思うし、嫌な思いもしてきたこともあったと思います。それを乗り越えてきたことによってきっと、考え方も広いと思うし、いろんな考え方が出来る人が多いと思います(もちろんそんな人ばかりじゃないかもしれませんし、私の勝手な考えですが