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痔の予防

2007年10月05日 | 病院だより
以前も記載致しましたが、本日は痔のことについて記載致します。
どうしても恥ずかしい、というイメージが先に立つので治療に行くというのは難しいのですが早期発見、早期治療が大事ですから心してお読み下さい。

 労働者に多い三大疾患は「水虫・腰痛・痔」と言われます。
なかでも痔は日本人の約三分の一の人が持っている病気で、食事や排便などの生活習慣や、加齢、妊娠・出産などによって起ります。
出血で気づくことの多い内痔核と痛みが主体の外痔核が殆どです。
 以下の8項目に気をつけても頻繁に飛び出てきたり出血する場合は外科的治療が必要ですので、恥ずかしがらずに病院に行きましょう。
毎日使う所は我慢せずに、早めの治療が大切です。
痔の予防8ヵ条
1.毎日お風呂につかるー体が暖まって血行が良くなります。
2.おしりを清潔にーウォシュレットが非常に効果的です。
3.便秘・下痢に注意をー肛門を傷つけたり出血や炎症を起こしやすくなります。
4.トイレで強くいきまないー排便時に強くいきむと出血する事があります。
5.腰を冷やさないー冷やすと腰の血行が悪くなってよくありません。
6.座りっぱなしは良くないーこれも肛門のうっ血を助長します。  時々、軽く体操をして下半身の血行を良くしましょう。
7.酒・香辛料は控えめにー肛門を刺激し、うっ血を悪化させます。
8.間違った治療は禁物ー正しい診断をつけることが治療の第一歩です。

       外痔核                            内痔核
 痔の殆どは排便習慣の改善や薬物療法を中心とした保存的治療、もしくは外来処置(ゴム結紮術・切開など)で治療が可能です。
それとおう一つ大事なことは出血が続く時はぜひ一度大腸の内視鏡検査をお受け下さい。
 痔の奥に大腸癌が隠れていることがしばしばあります。
早めの受診・早めの治療が第一です。
 本日の記事は、向井院長が記載されました。

<ハチドリの独り言(スポーツ篇)>
 野球はもう今シーズンの終末を迎えつつあります。
結局今年もゴールデンウイーク頃までは良かったのですが、その後は急降下で浮上しないままに終わりました。(終わってはないけど)
盛り上がったのは、前田選手の2千本安打の時だけ。
 ちなみに黒田選手が今後をどうするのかがまた今年も賑わいそう。
だって、同投手の最終登板の観客数は数千人。
愛しているかもわからないけど、しかしあの熱気は一時的なもの?
しかも優勝は狙えそうにはなさそうだし。
開幕時に目標としていた3位も遠いかなた。
 片や、サンフレッチェ。  こちらもあれよあれよという間に降格圏に限りなく近づいてきました。
選手層の薄さが出たのか、(これはカープも同様)一気に負け続け。
明日は見に行くんだけど少しは楽しませて欲しい。
最近点も取れないし…。
まずは一勝を。

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