白琥・白龍

捜猫記~八ヶ岳 海ノ口自然郷で猫を捜した1ヶ月~からはじまるブログ、
猫と絵と、そのほかと。

外伝2 秋の八ヶ岳と おまけ 食べられる秋の実とチョコなど。

2011年10月17日 | 捜猫記
2011年10月13日木曜日
もういちど、お世話になった方々にお礼をしたいと思い
(もう、つぎは来年になってしまうので)
紅葉狩に山の家に行く両親に、一泊だけついていきました。

車を降りたそのときから
まだ捜さねばならないような気がして
白琥を呼ばないといけないような気がしてしまいました。
でも、もう、ここよりずっとあったかい「うち」にいるんだよね。

お山はいま紅葉できれいだけれど
やっぱり夜はとても寒いよ。

うちの庭は黄色く色づいている樹が多く
そのためいつもより
朝や夕方がとくに、晴れ晴れと明るくみえるのでした。

Pyuuuu----iiii------という細い細い声が風に乗って遠くから聞こえてきます。
「鹿の声だよ」とIKさんが教えてくださいました。
奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の
           声きく時ぞ 秋は悲しき (猿丸太夫)かあ…
平安の昔から秋の奥山では鹿が鳴いていたのですね。


そのときの写真など。うちから、上のほうに向かって歩きます。





S地区のこのお家のバルコニーに座っていたのでした。
そしてこのアプローチで捕獲して帰ったのです。
 


夜は煌煌と、十六夜の月。
お月さまはお供に大きな惑星を連れていました。



さてここからは、おまけ。
食べられる秋の木の実。まず、やまぼうし。
種が多いですが、甘いです。


ズミ、またはコナシ。
りんごの親戚なので、いまは青りんごのような味。
もうすこしすると、木によってはちょっと甘ずっぱくおいしいのもあります。
写真がぼけてますが。


イチイ、あるいはアララギ。もみの木に似ています。
まだもうすこし待ったほうがいいけれど、あまあく、やわらかい実です。
種に毒があるそうなので、気をつけて。


これは大泉のパノラマ市場で買った、サルナシ。キウイの原種だそうです。
うっとりと甘かったです。


おまけのおまけ、
この綺麗な紅い実は、ななかまどのようだけど
どうして葉が紅葉していないのか、でも、とてもきれいでした。



さらにおまけです。今回お礼に作っていったチロルチョコです。

これ、お尋ねが多かったので、こちらのサイトから作れます!!!どうぞご覧になって。
プリクラ感覚で作れて、たのしいですよ!
http://www.decocho.com/

白琥は、ちょっと寒くなってきたので、毎晩 わたしの首ったまのところに来て
くっついて寝ています。
白龍も、コワイコワイ猫からすごくがんばって
朝は「だっこ」と来るようになりました。



あっ、それから別荘地の方々が
白琥よりも多く、この夏目撃していた茶黒のふこふこちゃんは
いまは、ASさんのおうちでご飯をもらっていることがわかりました!!!

IKさんもご飯を出してくださっていたのに
恩知らずのキツネが食べてしまって
そのあと、ご飯茶碗にウンチしていったんですって!(こら!足が曲がるわよ!)

でも、おなじ時期にうろうろしていたコが冬を越せそうなので
安心しています。

内田百間(ほんとうのケンの字は門構えの中が「月」)の
「ノラや」を読んでいます。
すごく馬鹿みたいなお話なんですが、
吉田茂と対談するような70歳ちょっとの当時の大家も
猫が失踪すると、いつも猫が寝ていたお風呂場の蓋の上を見ては泣いて暮らすという話。
でも、いまのわたしにはとても切ないです。



ああ、
ああ、きみが帰ってきてくれて、ほんとうによかった




コメント (2)
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