白琥・白龍

捜猫記~八ヶ岳 海ノ口自然郷で猫を捜した1ヶ月~からはじまるブログ、
猫と絵と、そのほかと。

…旅の途上…

2016年04月29日 | 月待船




5月の14日、15日に
ジュエリーバウレットさんで
コラボ個展・受注会をさせていただけることになり
そのためのコラボ作品 「月の光」

若いとき ほんもののキッチンドランカーになった
朝から飲んで いちにち酔って寝て また飲む そのうちやっと、自分でおかしいって気がついた(当時の結婚相手はなんで気がつかなかったんだ?)
当時の精神科にいった。
鬱だった

そのとき、朝から飲むのは
時間をただせっせと稼いでいたのだ
文京区のお寺のそばのマンションの5階だったか
ちいさなソファのうえで

そのソファは
白夜をずっと旅していく汽車
薄明のなかをただただ、朝から夜まで
おわりなく旅していた

さみしかった

このコラボ作品の写真は
わたしがずっと持ちつづけていた
心象風景だったのかも

真珠がどこまでも連なるような
灯りの連なり
そんな夜の高速道路
あるいは
そんな灯りの列とともに
どこまでもゆく汽車の線路


月ごとに 金や白金の帆をまた掲げ
旅立つ 月の船

遥々と 水晶のような 青い夜
アメジストの紫のグラデーション、
アクアマリンの薄明、
そんな宝石や貴石のような透明な
かなしさのなかを、

まるで夢をみているように
旅していく。

ひとには、どこかに辿り着くために生きるひとと
ずっと旅をつづけて生きているひとが
いるのだろう

好きなひとに逢ったあと
家のちかくの暗い道に、雨に滲むおおきなルビーのような信号を見ながら
ふと、
きっとわたしはずっと旅をしているほうの人種なのだ
と思った

大好きな小説「ティファニーで朝食を」のホリーのように
名刺の住所には on traveling (旅行中)と記したまま

どこまでも

どこかへ。

かなしくて、さみしくても
でも美しいものがたくさんたくさんある、ここにある世界のなかを。

ずうっと、ユーミンのある曲がつづいてるのだけど なんだっけなあ。

たぶん「時のないホテル」にはいっている曲だ
そう、白夜を旅するような曲














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ムジカ展に参加しています

2016年04月26日 | 月待船
銀座のギャラリーGK、ムジカ展に、詩がついた作品を出しています。


梁塵秘抄 訳詩

林檎に点る灯

猫が寝てるとき

販売しています。こちらからでも買えます。
どちらからでもよいので、ご連絡ください。

梁塵秘抄 板絵 だいたい16×18センチ
アクリル絵具 8,000円

だいじょうぶ ここにいる
すぐそばに
それはみえないけれど
朝になる前の一番深い夜の底に
ふと ひとつの姿となって立ち現れる
うつつとも ゆめともなく

佛はつねにいませども
うつつ成らぬぞ あはれなる、
人の音せぬ暁に
ほのかに夢に見え給ふ


林檎と猫 (*ΦωΦ*) 葉書大に水彩色鉛筆
額つき 2,000円

ムジカ展 土曜日まで。
29日、30日2時ごろから(30日は4時まで)いると思います、ご連絡ください。


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ビションフリーゼちゃんたちのバッグ、1歳になる女の子のワンピース。

2016年04月11日 | 月待船


ビションフリーゼの アンディちゃんとプリンちゃん。
ふわふわ たんぽぽの綿毛みたいな
白いおひさまみたいな わんちゃん

バックは、ラヴェンダーで とのご注文です。




もう一点は、夏に1歳になる 結栞(ゆいか)ちゃんの コットンのワンピース
これからの季節に…







80センチですって。
そんなに小さかったかなあ。

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