白琥・白龍

捜猫記~八ヶ岳 海ノ口自然郷で猫を捜した1ヶ月~からはじまるブログ、
猫と絵と、そのほかと。

北海道の花のガーデン トートバッグ

2017年09月25日 | 月待船
夏の北海道の花のガーデンのご注文でした。





うらには、トウモロコシ!ということで




アトリエ月待船は、布ものにみなさまの「お気に入り」をお描きしています。

絵一点につき、送料込で10,000円(バッグなどの素材は別)です。
お写真やイメージをもとに、何回かメールでラフでやりとりをしてから、お描きします。

撥水のミニトート2,000円、トート3,000円、リネンシャンタンのシャリ感のあるストール(MUJIのもの)ご用意ございます。
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アトリエ月待船、夏の作品

2016年08月05日 | 月待船


八ケ岳自然郷のタンタンちゃん





同じく野辺山の夏の盛りころの花たち





リネンのシャンブレーのストールとお揃いです。



こちらは、ゆきちゃん。



アトリエ月待船は、布ものにみなさまの「お気に入り」をお描きしています。

絵一点につき、送料込で10,000円(バッグなどの素材は別)です。
お写真やイメージをもとに、何回かメールでラフでやりとりをしてから、お描きします。

撥水のミニトート2,000円、トート3,000円(MUJIのもの)ご用意ございます。
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ゴン太くんを描かせていただきました

2016年06月22日 | 月待船

ゴールドの毛並みが美しいゴン太くん

ね   Cさん!と飼い主さんに語りかけるお眼々は

いつもうれしそうに  きらきらしてます

だいすき  って。

そんな大切なゴン太くんを描かせていただきました。

ラフからはじまり

オレンジや黄色の山の花をバックに  とのご希望で

レンゲツツジや、オニユリ、ウマノアシガタ、ミツバツチグリなど、初夏の山の花の中のゴン太くんになりました。

 

 

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…旅の途上…

2016年04月29日 | 月待船




5月の14日、15日に
ジュエリーバウレットさんで
コラボ個展・受注会をさせていただけることになり
そのためのコラボ作品 「月の光」

若いとき ほんもののキッチンドランカーになった
朝から飲んで いちにち酔って寝て また飲む そのうちやっと、自分でおかしいって気がついた(当時の結婚相手はなんで気がつかなかったんだ?)
当時の精神科にいった。
鬱だった

そのとき、朝から飲むのは
時間をただせっせと稼いでいたのだ
文京区のお寺のそばのマンションの5階だったか
ちいさなソファのうえで

そのソファは
白夜をずっと旅していく汽車
薄明のなかをただただ、朝から夜まで
おわりなく旅していた

さみしかった

このコラボ作品の写真は
わたしがずっと持ちつづけていた
心象風景だったのかも

真珠がどこまでも連なるような
灯りの連なり
そんな夜の高速道路
あるいは
そんな灯りの列とともに
どこまでもゆく汽車の線路


月ごとに 金や白金の帆をまた掲げ
旅立つ 月の船

遥々と 水晶のような 青い夜
アメジストの紫のグラデーション、
アクアマリンの薄明、
そんな宝石や貴石のような透明な
かなしさのなかを、

まるで夢をみているように
旅していく。

ひとには、どこかに辿り着くために生きるひとと
ずっと旅をつづけて生きているひとが
いるのだろう

好きなひとに逢ったあと
家のちかくの暗い道に、雨に滲むおおきなルビーのような信号を見ながら
ふと、
きっとわたしはずっと旅をしているほうの人種なのだ
と思った

大好きな小説「ティファニーで朝食を」のホリーのように
名刺の住所には on traveling (旅行中)と記したまま

どこまでも

どこかへ。

かなしくて、さみしくても
でも美しいものがたくさんたくさんある、ここにある世界のなかを。

ずうっと、ユーミンのある曲がつづいてるのだけど なんだっけなあ。

たぶん「時のないホテル」にはいっている曲だ
そう、白夜を旅するような曲














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ムジカ展に参加しています

2016年04月26日 | 月待船
銀座のギャラリーGK、ムジカ展に、詩がついた作品を出しています。


梁塵秘抄 訳詩

林檎に点る灯

猫が寝てるとき

販売しています。こちらからでも買えます。
どちらからでもよいので、ご連絡ください。

梁塵秘抄 板絵 だいたい16×18センチ
アクリル絵具 8,000円

だいじょうぶ ここにいる
すぐそばに
それはみえないけれど
朝になる前の一番深い夜の底に
ふと ひとつの姿となって立ち現れる
うつつとも ゆめともなく

佛はつねにいませども
うつつ成らぬぞ あはれなる、
人の音せぬ暁に
ほのかに夢に見え給ふ


林檎と猫 (*ΦωΦ*) 葉書大に水彩色鉛筆
額つき 2,000円

ムジカ展 土曜日まで。
29日、30日2時ごろから(30日は4時まで)いると思います、ご連絡ください。


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ビションフリーゼちゃんたちのバッグ、1歳になる女の子のワンピース。

2016年04月11日 | 月待船


ビションフリーゼの アンディちゃんとプリンちゃん。
ふわふわ たんぽぽの綿毛みたいな
白いおひさまみたいな わんちゃん

バックは、ラヴェンダーで とのご注文です。




もう一点は、夏に1歳になる 結栞(ゆいか)ちゃんの コットンのワンピース
これからの季節に…







80センチですって。
そんなに小さかったかなあ。

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ジャックラッセルテリアのイケメン ルークくんと ふわふわ眠り猫ちゃんと

2015年12月16日 | 月待船

個展のおり、

ジャックラッセルテリアのルークくんの ご注文をいただきました。(ありがとうございます!)

 

クリスマスに間に合うように納品したかったのですが

ボランティアのNPOの新宿のハウスの地図の宿題があって ちょっとドキドキ

でも、宿題をがんばって、間に合いました!

 

まず、このご注文のお写真に ノックアウト。なんてかわいいんでしょう!!!

さらに  まあ!この目の大きさ!

バッグを描きあげたとき、絵を見て娘が「ママ、これじゃ目が大きすぎる」と言ったのですが

写真を見せたら、「あ、逆にこの絵じゃ目が小さい!」って…(^.^)

 

納品させていただいたバッグは2点

  

 

  

 こちらは色鉛筆のスケッチ(何回かする下書きのうち1つ) 

 

バッグの側面です。

ルークくん、イケメンくんですよね!!!!描いていて うきうきでした。

 

お写真から、仔犬の躍動感とか、

飼い主さんを大好きな気持ちが伝わってきます。

 

こうして絵を描いていると、描いている猫ちゃんやわんちゃんの気持ちが

だんだんはっきりと、感じられてくるのが不思議です。

 

それから、生後半年の 結栞(ゆいか)ちゃんに贈り物の 眠るふわふわ猫ちゃんです。

おっとりと 倖せに 安心して眠っている ねこちゃんを プレゼントしたかったのです…

  

美人ママちゃまがお写真を送ってくださいました。

ゆいかちゃん、かわいいーーーーー!!!

嬉しいです!ママちゃま、ありがとう!

 

ご注文は、布もので、

絵1点につき 10,000円でお受けしております。(送料込)

ラフスケッチの段階で、メールでやり取りさせていただいて、絵柄の確認をいたします。

(描く素材(バッグなど)は 別料金になります。)

http://tsukimachifune.web.fc2.com/index.html をご覧ください。

 

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寄付つきのクリスマスカードを販売します!(^^)!

2015年11月30日 | 月待船

クリスマスカードをつくりました!!! 

クリスマスシーズンのために、お買い上げいただくと、一部を寄付にさせていただきます。

寄付の先は、

イラク戦争の際劣化ウラン弾を使用されたため がんが増えたと言われているイラクの、こどもたちの医療の支援をしている

JIM-NET http://jim-net.org/ (大学時代の同期が 事務局長をしています )と

ずっと支援をしている ユニセフ です。シリアや大地震のあったネパールのこどもたち、幼くして結婚を強要される10代の女の子たちのためにも。

http://www.unicef.or.jp/htmlmail/pc/151120/

寄付先のご希望があれば選べます

カードは3枚セットです。

  ☆平和なときは猫は眠っている(@日光東照宮  左 甚五郎 曰く)

 ☆猫はどこにでも入ります。

 ☆世界中の 難民や貧困で 家のないこども、家を離れている こどもにも クリスマスの喜びが 届くことを願います。

赤十字、イスラム圏の赤十字にあたる赤新月、樅と 平和の象徴のオリーブの葉。

3枚で 500円です。50円が寄付となります。

郵送の場合は 1000円 2セットで 100円が寄付となり、送料が込みとなります。

ご注文は、下記コメントか

メール akimariamagdalena@gmail.com へ。

カードは、裏(表?)が郵便用のもの(〒番号の□□□―□□□□入りのもの) と

無地(郵便でも 贈り物に添えるカードにも使えるもの)とを、選べます。

 

 

 

 

 

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じつは個展開催中。

2015年10月20日 | 月待船



六本木のトミーズさんで、10月いっぱい 展示をさせていただいています。

六本木Tommy's
http://www.tommys-bar.jp/index.html


3日オープニングと17日 中(なか)日(すみませんすでに終了)
そして最終日 31日には、
占い師ざまこさんが タロットにきてくださるというイヴェントもおそれおおくも企画。
ざまこさん、こんな方。
ざまこさんの星読み、月読みのブログ
http://s.ameblo.jp/zamako728/








準備途中で恐ろしいことをはじめてしまったかもとビビりつつ

なんとかここまで。

新作の ねこのチラ見半衿。



はからずも、
ついに離婚を決意する4年まえくらいからの

そのためのいままでの人生の棚卸の 

その展示のようになった 

そう思った。


いろんな人 いままで知っていた人 新しく知り合った人 久しぶりの人 
が来てくださっていて
わたしのいままでが 今月トミーズさんで交錯しています。


月半ば 展示 折り返し地点で
秋の美しい月をみて いろいろなことを考えています。


このブログのはじめの
秋の深い星空の下で猫を探していた捜猫記の旅は

迷い込んで居場所がわからなくなってしまったまま失うかもしれなかった
自分を
捜しはじめた旅のはじめであったのかもしれないと
http://blog.goo.ne.jp/byaccohakuryu/e/6c341912b3524b674a25a5f5f960c632



展示は10月31日
魔法のハロウィンナイトまで。
展示販売と オーダー受付をしています。
もういまは 猫じゃなくても描きますよ。

猫とおなじように 
猫のように
愛するもの 心に真珠のピンで留めおくもの 忘れ難いもの 美しいもの
そういうものを
神さまがあなたのこころにその指でしるしをつけたものを
なぞらせていただき 描いていきたいです。






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2015 謹賀新年

2015年01月04日 | 月待船


あけましておめでとうございます。

どうぞ、よい1年でありますよう。

この冬は寒いので猫がいつもよりスリスリでごろごろですね。
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白琥の奇蹟の生還から3年

2014年10月16日 | 白琥・白龍
びゃこたんが山の放浪から帰ってきてから
もう3年もたつんですねえ。

いろんなことがあったなあ。

娘は高校生になり うちは母子家庭になりやした。
わたしは目下 求職中。

びゃこたんは 毎晩 
おかあしゃん、ねんねしよ。って、走ってきてくっついて寝る。
きみがいて幸せだよ。
きみもだよね。 

びゃこたんは、いま家で2番目にいい椅子が気に入ってる。


「おりなさいよ」
「ぼくのにゃもん。」


2にゃんの「ごはんはまだですか」


窓をあけると きんもくせいの 香りがはいってくる。 




この家にきて15年になるのかな
毎年のこの きんもくせいの香りとともに
文字通り 春秋(しゅんじゅう)をコツコツと重ね 
ここまでやってきた。

このあとは どうなるのかなあ。

絡んで結び目になってしまった金色の星のついた鎖を地道にほどきながら
やっぱり辛抱強く自分を探すしかないのだろうと思った
秋の明るさのなかでの 今朝。



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このバッチイ猫たちが (バツイチ猫ではありません(^_^;))

2013年04月26日 | 白琥・白龍
この、バッチイ2匹が、いまのうちの白琥と白龍です。

いや、今見てもキタナイなー(^_^;)

地域猫ボランティアさんが捕獲して、
ワクチン接種と去勢手術(捕獲さたときじゃないとできないので、生後4か月で手術)をして
避妊手術しましたというしるしに、切符に昔鋏を入れたように ちょっと耳に切れ目を入れて
またもとの場所に返すのですが

この2匹は結局もとの場所には戻さず うちに来て、
「家猫修行」をしてうちのコになりました。(でも耳には切れ目が入ってます)

お隣さんの猫ボランティアの美人バレリーナちゃんが
「捕獲時に写真を撮るんだけれど あんまりヒドイから渡さなかったの。
 もう、きれいな家猫になったからいいかと思って。」ってずいぶんしてから、上の写真をくれたのです。



この2匹、ほんとに「可愛い子猫」っていうときがなかった。

うちに来たとき、ガリガリで、汚らしくて、目つきがわるーーい
品格のないおいなりさんのきつねみたいだった。
お腹に虫も飼ってました(-"-)。

これも、あとでいただいた、
地域猫ボランティアさんに ささみをもらって いっしょうけんめい食べてる
ストリートチルドレン時代の白琥。



このころは、それでもちょっと子猫っぽいかな?
車の下いるのは 白龍と もう一匹いた縞の兄弟猫だそうです。



いま、
「きれいな猫ちゃんですね!」って言われると
すっごく、嬉しい。
「品がいい猫ですね」っておっしゃってくださる方もいらして、
もっと嬉しい。


衣食足りて礼節を知る というけれど
家があってご飯の心配がなくて 

それも大事

けれども慈しまれ 愛されているという実感が
自分が存在していていいのだという確信のようなものに繋がり

それが ゆるぎない自信や 
媚びない可愛らしさや美しさとなってその身に纏われていき

そしてやがて美しい「品格」となっていくのだ と思うのです。

猫も 犬も
人間も。…


おまけ、まだまだ、ペンタブに慣れないなあ。


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六浦(むつら) 楓の精のものがたり (能・狂言)

2013年04月11日 | 能・狂言
残念なことにもはや故人となってしまわれましたが、免疫学者の多田富雄博士は、
よくお能を見ながら考えごとをなさっておられ
免疫のシステム論を考えついたのも お能を観ている最中だったそうです。

また、バブルの最盛期には、お金のあるサラリーマンが
お能を、気持ちよく寝るために 見に行っていたと聞きました。

つまり、α波が出るんでしょう。
(クラシック音楽でもよいかもしれないけれど、クラシックって感情の振幅が激しいのでα波でずっと維持できないのかも。)
よく走ったり泳いだりしながら考える人がいるけれどそれと同じです。(お風呂もですね!)

いやいや、それこそ、よく寝てるんだけれど(^_^;)(言い訳?)
結局お能が好きなのだと思うし、

そして、 なにごとも一期一会なのですが
お能のお舞台というのはほんとうに一回の出逢いですので
忘備録的に感想など書いていこうと思います。

お能にもいろいろあって、荒唐無稽なものから中国の話、歴史もの、古事記からとったものもあります。
恋愛や恨みの話に、戦記もの、そして言祝ぎ(ことほぎ)のためのものと
案外に幅広いのです。

まったくの素人の感想と見解だということをはじめにきちんとお断りさせていただきます。
もし間違いがありましたら、ご指摘ください。

月待船(つきまちふね)の能・狂言観賞

父が 母と一緒に訪ねてきた六浦 称名寺(写真は父 内藤峯夫による)六浦(むつら)
三番(葛物) 季節 9月(旧暦) 武蔵野国久良岐(くらき)郡 六浦 称名寺


都の僧の一行が東国に修行に行く途中に、六浦(神奈川区金沢)称名寺に立ち寄ると、
木々が紅葉する中で一本だけ紅葉していない楓(かえで)があるのに気づく。
たまたまやってきた里の女に謂れを訊くと、
昔 鎌倉中納言 冷泉為相(ためすけ)卿がここに来て、
ほかの木に先立って 紅葉していたこの木を見て
「いかにして此一本にしぐれけん山に先立つ庭のもみぢ葉」と詠んだため、
その楓の木はそれを名誉として、身を退くこととし、その後紅葉することをやめたのだ と語り、
自分こそ この楓の精だと名乗り、
ここの今夜は逗留して御法(みのり)を説いてくださればまた来ましょうと言って、
いずくともなく消え失せる。
そして夜、ふたたび現れて月の下で舞い、また去っていく。

こちら(金剛流)のサイトの解説がわかりやすく美しかったです。

今回、拝見したのは平成25年4月7日の、国立能楽堂 金春会定期能(Yさま、ありがとうございました)
富山禮子さんのシテ、工藤和哉さんのワキ、そして女流の地謡でした。

富山禮子さんの「いぶし銀」のような六浦は佳いと思いますとの
父がお習いしている若手の能師 宮内美樹先生のお勧めでした。

このお話は、上記の金剛流サイトにもありますように、
お能に多い「恨み、つらみ」も、恋愛のどろどろ~も、なにかへの執着もない、
めずらしく清々(すがすが)とした曲です。
そういう意味では見るほうに ストレスフリー といいますか、

情やこころはあるけれど 
そのままの場所に立ち 
あるままに神さまや仏さまのみこころをたたえる草木 
それゆえの美しさのお能 というべきでしょうか。

父も、一番最初のお稽古で「お化けの出ない、恨みのないものから始めたい」ということで、
これを選んでいただいたそうです。

富山さんの線の細さと まっすぐな たおやかさ
深い長い人生経験からかと感じられる清々(すがすが)しさか
常青の楓の、陽の光はもちろん、風や月影に透く緑色が見えるような 
きれいな木の精。

中入り前の
「この古寺の庭の面(おも)。霧のまがきの霜深き。千種(ちぐさ)の花をかき分けて 行方もしらずなりにけり」
というところでは、
里の女が庭の草花をかき分け掻き消えるようすが そのまま見えるように美しく、

また中入り後の舞は、
月の光の下、
海近く潮の香りの混じった秋の蕭蕭とした風が吹き下ろして来るのが
感じられたかのように思いました。
 
色のない楓なので 若い女の姿なのに 後シテは赤味のない衣で出てくることになっているそうで

それでも紅葉している秋の庭園のなかでひとり緑の楓の
不思議な透明感の美しさを見せています。

八反田智子さんの笛が不思議な音で、音色に透明感があり
富山さんの舞と相まって、とても「おもしろう おもひたりける」でした(^.^)

ちなみに、KMさんからのお話によると、現在の京急の六浦は、称名寺から離れているそうですが
むかしは金沢もふくめこの一帯を六浦といったそうです。


(写真 同上)
              
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猫は まあるくなって 眠る(百(間)先生へのオマージュ)

2013年04月09日 | 白琥・白龍
猫は、まあるくなって 眠る
(この一週間ばかし、ずうっとぐうぐう猫と寝てばっかいたので、こんな話題)。

こんなふうに


内田百(間)は「クルやお前か」で
「今度は頤(あご)を自分の両手の間に抱へ込む様にして、くるくるっと丸く、細螺(きしゃご)の貝の恰好になって、すうすうと鼻息をたてる。」
と書いていて、(中公文庫「ノラや」収録)

きしゃご(きさご ともいう)は、祖母が、「昔はこれをおはじきにして遊んだ」と言っていた小さな巻貝です。
以前は祖父母の家のあった鎌倉の、材木座海岸でもよく拾いました。最近、見ない気がするなあ…
指の先くらいの、かわいらしい巻貝で、いろんな色があるのです。

「ノラや」とそれに続く「クル」(クルツ)の話は、
昭和30年当時70歳になんなんとする大文豪 百(間)先生が、
猫2匹を続けて飼ったことと その失踪、死による哀悼や追慕を
その後連綿と10年以上にわたって綴り続けたのを纏めたものです。

はじめのコ、ノラはほどなく行方不明になり
先生、もうお歳のせいでもうどこか外れてしまったとしか思えない(お弟子さんや家族、出版の関係者は実際そう思ったらしい)
ちょっとあり得ないくらいの悲しみようで
毎日、ほんとに蛇口が壊れてしまったみたいに泣き続けて
あらゆる手段で探し続けます。
(結局、読んでいると、猫捕りに連れていかれてしまったように思います)

こんどはそのあとにノラの兄弟猫かと思われるクルツがなんとなく居つき、
この子も早世してしまいます。

前半は、とにかく「ノラ」を失った百先生が、
理性も知性もなにもかもかなぐり捨てて投げて とり乱していて
文豪らしい文章があまりないんですよ(^_^;)
しかし、つぎに家に居ついた猫「クルツ」の話まで来ると、
だいぶ落ち着いてきます。
わたしは
猫がまあるくなっているのを きしゃごのようというこの一文で
ああ やっぱり先生、文豪なんですねえ、と思いました。

百先生は、看病の甲斐なくおくることになるクルツを
この形にまあるくしてやり 葬ります。
すると、夢のなかで
「クルはもう死んでいるのに動き出し、
…床の間に行ったクルは、そこで丸まり、細螺(きしゃご)の様になって前足を組み合はせて落ち着いた。
一作昨日(さきおととひ)蜜柑箱の納めるとき、箱の中でさうしてやつたその儘の姿勢である。
その夢を見て、あれでよかったのだなと思つた。」

この前後は、こちらがもう涙なしには読めないところです。

そしてさいごのほうで、こんなふうに書いていらっしゃる。
「ノラとクルと、二匹続いて、すでにへとへとであり、こちらが命からがらの状態である。
…家内が…訪ねた家に、現に二十何匹の猫がゐたと云ふのを聞いて、わたしには合点がいかなかつた。
人人(にんにん)はその好むところに従って、いろいろの飼ひ方があるだらう。私はたった一匹づつの猫でこんなひとい目に遭ふ。
…猫は人を悲しませる為に人生に割り込んでゐるのかと思ふ。」


百先生の「ノラや」
はじめは
猫に振り回されるそこはかとなく滑稽な老先生のおたおたとしたお話で、
そして最後にはじいんとしてしまう本です
わたしは、うちの白琥が失踪から戻ってきてから読みました。失踪中はとても読めなかった。

私は見ていませんが、黒澤監督が晩年に映画にしておられます。

百先生、そうですね、
こんなふうに「きしゃごのように丸くなって」寝ているとき
猫はとってもしあわせを感じているように
わたしも思います。



だからきっとクルは最後までとっても幸せだったと思います。


ペンタブをなんと、プレゼントしていただいちゃった!!(^^)!
まだ使い方がぜんぜん、まったく理解不能なのですが
とりあえずやってみないとわかんないので
一時間以上かけてやっと、ペンタブ第一作(^_^;)です。
これでもだいぶ苦労したんだぜ!
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仕事でお世話になった方に、ポチ袋を描いて差し上げました。

2013年04月04日 | 月待船
現場でずっと一緒にサポートしてくださった方たちが、

なんと、全員!揃って、
お疲れさま会をしてくださったのです(T_T)   

すごく、うれしかった…。
なにか…と思って、手描きでポチ袋を描きました。

アクリル絵の具だから、濡れても落ちないと思います。







コレ、あげるね♪ねこじゃらしが猫の「ほんのきもち」。



寸志も御礼も入ってなくて空だけど(^_^;)

でも、きもちだけ受け取ってください。


http://neconosenakaya.konjiki.jp/newpage1.html こっちにも載せてみました。
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