本厚木・町田・横浜~盛岡線 岩手県交通
本厚木駅北口 21時25分発
2011年の9月に東北へ旅行した時の乗車記です。
都内の自宅から小田急線で神奈川県の本厚木駅へ向かいました。盛岡行きの夜行バスに乗車するためです。一般的には東京都内から岩手県の盛岡へ行くのなら東京駅や池袋駅から発車する「ドリーム盛岡」が定番でしょうが、それでは当たり前すぎて面白くない。そこで高速バス時刻表で面白そうな路線を探すと、本厚木と盛岡と結ぶ夜行バス「本厚木・町田・横浜~盛岡線」が目に入ります。この路線は岩手県交通が運行していて、確かいすゞのスーパークルーザーか、日産ディーゼルのスペースウィングが来る確立が高いはず。
「それじゃあ、これにしよう!」

金曜夜の本厚木。ミロード新館の前にある神奈中サービスセンターから盛岡バスターミナル行きは発車します。やって来たのは期待通り、日産ディーゼル+富士重工7Sボディの夜行車。運転手さんの改札を受けて、旅が始まりました。本厚木駅からの乗客は6人。金曜日だけあって、今日の便は満席だそうです。
発車後、厚木インターから東名高速道路に入ります。20分ほど走行して横浜町田インターを降り、国道16号を経由して町田バスセンターへと向かいました。

町田バスセンター22時10分発。ここでは6人の乗車がありました。花金の町田は賑やかです。一般路線バスを待つ行列がいくつも見られました。

ここで車内を紹介します。3列独立シートにレッグレスト、フットレスト、毛布を装備しています。

車内中程にはサービスコーナーとお手洗い。

暖かい緑茶を飲む事が出来ます。おしぼりのサービスもありました。
バスは国道16号に戻り、最終乗車地の横浜駅東口バスターミナルを目指します。私にとって国道16号なんて渋滞する道路の代名詞みたいなものですが、さすがにこの時間は渋滞とは無縁です。

横浜駅東口バスターミナル23時00分発。ここで16人の乗車があり、予備席を除いて満席になりました。それにしても始発の本厚木駅北口を発車してから約1時間半経過しているのに、まだ神奈中のエリアなんですよね。「さすが東日本最大のバス会社!」と納得です。地方都市ではなく、大都市でこれは凄いと思いました。
ちなみにこの路線は今でこそ岩手県交通の単独運行ですが、元々は神奈川中央交通との共同運行でした。神奈交への移管もありましたが、結果的に神奈中では維持できなかったようです。
発車後は子安入口から首都高速1号横羽線へ。その後消灯となりました。それでは、明朝までおやすみなさい…zzz

おはようございます。5時35分に照明が点灯して北上駅前に到着。ここでは11人と、大量の降車がありました。神奈川県と北上を結ぶ需要がこんなにあるとは思いませんでした。
発車後は律儀にも再び消灯。花巻上町までの20分間は再び車内に暗闇が訪れました。5時58分に花巻上町で1人降車、続いて花巻駅前で6人の降車です。北上や花巻の降車数を見てわかるように、乗客の流れは単純に神奈川県と盛岡だけを結ぶ路線ではないのですね…。花巻南インターから再び高速道路に入ります。

6時42分盛岡駅前到着。ここで9人が降車すると車内は私だけになりました。

終点の盛岡バスセンターに到着しました。
乗車してみて、この路線は単純に2点の都市間を結ぶ夜行高速バスではなく、神奈川中央交通のエリアと岩手県交通のエリアを大いに活用した路線であると思いました。ひとつの都市では沢山の乗客は集められないけど、都市が集まれば満席にだって出来る。この路線を支えているのは、幅広い双方のエリアの乗客達です。
<撮影2011年9月>
本厚木駅北口 21時25分発
2011年の9月に東北へ旅行した時の乗車記です。
都内の自宅から小田急線で神奈川県の本厚木駅へ向かいました。盛岡行きの夜行バスに乗車するためです。一般的には東京都内から岩手県の盛岡へ行くのなら東京駅や池袋駅から発車する「ドリーム盛岡」が定番でしょうが、それでは当たり前すぎて面白くない。そこで高速バス時刻表で面白そうな路線を探すと、本厚木と盛岡と結ぶ夜行バス「本厚木・町田・横浜~盛岡線」が目に入ります。この路線は岩手県交通が運行していて、確かいすゞのスーパークルーザーか、日産ディーゼルのスペースウィングが来る確立が高いはず。
「それじゃあ、これにしよう!」

金曜夜の本厚木。ミロード新館の前にある神奈中サービスセンターから盛岡バスターミナル行きは発車します。やって来たのは期待通り、日産ディーゼル+富士重工7Sボディの夜行車。運転手さんの改札を受けて、旅が始まりました。本厚木駅からの乗客は6人。金曜日だけあって、今日の便は満席だそうです。
発車後、厚木インターから東名高速道路に入ります。20分ほど走行して横浜町田インターを降り、国道16号を経由して町田バスセンターへと向かいました。

町田バスセンター22時10分発。ここでは6人の乗車がありました。花金の町田は賑やかです。一般路線バスを待つ行列がいくつも見られました。

ここで車内を紹介します。3列独立シートにレッグレスト、フットレスト、毛布を装備しています。

車内中程にはサービスコーナーとお手洗い。

暖かい緑茶を飲む事が出来ます。おしぼりのサービスもありました。
バスは国道16号に戻り、最終乗車地の横浜駅東口バスターミナルを目指します。私にとって国道16号なんて渋滞する道路の代名詞みたいなものですが、さすがにこの時間は渋滞とは無縁です。

横浜駅東口バスターミナル23時00分発。ここで16人の乗車があり、予備席を除いて満席になりました。それにしても始発の本厚木駅北口を発車してから約1時間半経過しているのに、まだ神奈中のエリアなんですよね。「さすが東日本最大のバス会社!」と納得です。地方都市ではなく、大都市でこれは凄いと思いました。
ちなみにこの路線は今でこそ岩手県交通の単独運行ですが、元々は神奈川中央交通との共同運行でした。神奈交への移管もありましたが、結果的に神奈中では維持できなかったようです。
発車後は子安入口から首都高速1号横羽線へ。その後消灯となりました。それでは、明朝までおやすみなさい…zzz

おはようございます。5時35分に照明が点灯して北上駅前に到着。ここでは11人と、大量の降車がありました。神奈川県と北上を結ぶ需要がこんなにあるとは思いませんでした。
発車後は律儀にも再び消灯。花巻上町までの20分間は再び車内に暗闇が訪れました。5時58分に花巻上町で1人降車、続いて花巻駅前で6人の降車です。北上や花巻の降車数を見てわかるように、乗客の流れは単純に神奈川県と盛岡だけを結ぶ路線ではないのですね…。花巻南インターから再び高速道路に入ります。

6時42分盛岡駅前到着。ここで9人が降車すると車内は私だけになりました。

終点の盛岡バスセンターに到着しました。
乗車してみて、この路線は単純に2点の都市間を結ぶ夜行高速バスではなく、神奈川中央交通のエリアと岩手県交通のエリアを大いに活用した路線であると思いました。ひとつの都市では沢山の乗客は集められないけど、都市が集まれば満席にだって出来る。この路線を支えているのは、幅広い双方のエリアの乗客達です。
<撮影2011年9月>
その前はもと神奈川中央交通(のちに湘南(横浜?)神奈交バスに移籍)から岩手県交通単独運行になったので岩手県交通に移籍したのですが、いまは釜石に異動して(?)「けせんライナー」に使用されています。
またこの路線にはもと西武グループの近江鉄道からの移籍車も運行に充てられることもあります。
神奈川県内(厚木・横浜)・町田(東京都多摩南部)と岩手県内(北上・花巻・盛岡)の需要があるならば東京23区内のも(JRバス関東(東北)・国際興業・岩手県交通のドリーム盛岡(らくちん)(東京駅・(池袋のヤマダ電機裏の)池袋駅東口9番(?)ー盛岡)に被らない程度に)停車してもらいたいですね。(例新宿や秋葉原など・・・(個人的には新宿高速BTを経由してもらいたいのですが))
この路線、今は西工車(http://blog.livedoor.jp/highway0810/archives/14175268.html)と富士重車で交互運行していますね。北上-神奈川の需要がこんなにもあるなんてびっくりしました!
県交通カラーのエアロバス走ってますね>けせんライナー
イーハトーブ号もありますし、岩手県内の停留所に停車は難しい面も多そうですが、新しい需要はあるかもしれませんね。
>昼特急αさま
おじゃましました(笑)
とは言ってももう1年以上経ってしまいましたが(滝汗;
スパクルはもう来ないのでしょうか。5月位に神奈中の車庫でスパクル見ましたが、今は西工車なんですね。
6月でしたか。厚木のシロコロホルモンを食べに行った時に見つけたもので(^^ゞ
>ヘッポコ出戻りモデラーさま
1度試してみて下さい。夜行バスが使えると旅の選択肢が増えますよ。
今年は別格として、この年は暖冬気味で盛岡市内の手前まで雪のかけらすらありませんでした。「かっ飛ばす」岩手県交通、盛岡駅前には定刻よりも40分の早着。ただ、ボディーの造りなのかすきま風が入ってきまして、また盛岡も寒いところで日の出直前だからえらく寒かったです。
私も最近、東京駅でらくちんに入る7S車を見ました。岩手県交通の前にもきっと長距離走っているのでしょうし、大事に使っているのでしょうね。逆にスパクルはまだ入るのでしょうか。