バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

陸前高田駅(陸前高田市役所前) その1

2015年04月16日 | 東北


岩手県陸前高田市にあるJR東日本の陸前高田駅です。

JR大船渡線は2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、気仙沼駅~盛駅間で運転を見合わせています。2013年3月2日からはBRTにより大船渡線の仮復旧が行われましたが、陸前高田駅は被害が特に大きく、高台にある市役所付近に駅の場所を移しました。その後、2015年3月14日からは新駅舎が供用を開始しています。



右側が陸前高田市役所です。左側にBRT化された陸前高田駅が見えます。

私がこの場所を訪れたのは3年ぶりです。当時は大船渡線BRTは運行されていなかったので岩手県交通と共同運行事業者のみが発着していました。その後の3年間で開発が行われ、周囲の様子は驚くほどに様変わりしていました。次の画像は3年前の様子です。



3年前にほぼ同じ場所で撮影したものです。高田西地区復興整備事業により、左側の山が大きく開発されました。同じ場所とは思えないほどの変わりようです。



その後、2013年3月から大船渡線BRTが運行を開始。陸前高田駅がこの場所に設けられました。新駅舎が完成する2015年3月13日まで2年間使用されていた駅舎です。



移転を知らせるポスター。



隣接する陸前高田市観光案内所です。バス待合室も併設されています。新駅舎が完成した事で大船渡線BRTは発着しなくなりましたが、岩手県交通の「陸前高田市役所前」停留所はそのまま残りました。地域の一般路線バスの他、夜行バス「けせんライナー」、仙台への高速バスなどが発着します。



ここも3年前と比べてみましょう。



3年前にほぼ同じ場所で撮影。画像では左側の街灯くらいしか面影がありません。



大船渡線BRTが新駅舎へと移転してしまったために、岩手県交通の停留所とは離れてしまいましたが、歩いても1分程度です。



2015年3月14日から供給開始したばかりの新駅舎。



待合室と”みどりの窓口”。



全国版の時刻表が、鉄道の駅である事を主張しているようでした。



バスロケーションシステムによる運行情報モニター。



ホームには化粧室が設置されています。



BRT化により、大船渡線の鹿折唐桑駅~陸前高田間は鉄道をショートカットする国道45号線経由に変更されたために、陸前矢作駅方面は陸前高田駅で枝系統に乗り換える形態になりました。



2015年3月14日改正の時刻表です。

その2へ続く

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