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バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

和紙の里 その1

2017年01月02日 | 関東


埼玉県、秩父郡東秩父村に位置する「和紙の里」です。イーグルバスが発着します。



2016年10月31日にオープンしたばかりの、道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」。

この場所は、元々は地域伝統である細川紙の魅力を伝える施設でした。東秩父村の「和紙の里 ハブ化構想」により、日常生活・交通・観光などの中心拠点として整備。地域産業の発展に寄与する事を目的に、道の駅としてリニューアルしたものです。



ハブ化構想の一つにあげられているのが「公共交通の維持・確保」です。

村の中心に位置する「和紙の里」を、バスのハブセンターとして整備しました。鉄道の駅が無い東秩父村では、路線バスが第一の公共交通機関です。東武東上線の小川町駅~東秩父村間を結ぶイーグルバスに加え、これまで村営の有償運送だった寄居駅~和紙の里間をイーグルバスに移管。その双方を「和紙の里」で乗り継ぎする事で、利便性を高め、乗りやすい公共交通を目指しています。



バスターミナルの中央に位置する待合室。



木の質感が溢れる室内でバスを待つことができます。



バスの発着スペースは4バース。

白石車庫方面、小川町駅方面、寄居駅方面、降車用とわかれています。



村営バスから、イーグルバスに移管された、「和紙の里~寄居駅」の路線。



2016年12月現在の時刻表。

「小川町駅~和紙の里~白石車庫」の路線と、「和紙の里~寄居駅」の路線が発着し、ダイヤにより「和紙の里」で乗り継ぎが出来ます。



乗り継ぎ風景のワンシーン。左側には、白石車庫から山を降りてきた小川町駅行きが到着しました。右側には、寄居駅行きが停車中。



至近距離で、路線を乗り継ぐ事が出来ます。

運賃は、新たにゾーン制が導入されました。1エリアが大人220円で、次の地域エリアに入ると140円が加算されて360円。さらに次の地域エリアに入ると再び140円の加算で500円・・・という仕組みです。(2016年12月現在)

「和紙の里」でバスを乗り継いでもゾーンのルールは継続して適用されます。



小川町駅に向けて、バスが発車しました。

この路線は、比較的運行頻度が高く、特に小川町駅~和紙の里間は、1時間に1本程度の便数が確保されています。



さて、バスターミナルだけじゃない「和紙の里 ハブ化構想」。

ここからは、道の駅の紹介に移ります。



お客さんが絶えないのが、農産物の直売所。

これまで他の場所にあった直売所が「和紙の里」に移転してきました。新鮮な野菜や果物、花などがお手頃価格で手に入ります。



また、村内の商店と連携し、日常生活用品も購入できるのが特徴です。醤油、味噌、マヨネーズ、酢、油、カップ麺、トイレットペーパー、サンダルなど、ちょっとした生活に必要なものが手に入ります。

バスに乗って、ちょっとお買い物。そんな需要も期待できるかもしれません。



こちらはトータルサポートセンター。

東秩父村に関することなら、ここで相談してみるのが良いかもしれません。観光案内もあります。

その2へ続く
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2 コメント

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Unknown (京帝117)
2017-01-04 11:37:10
みなさま
あけましておめでとうございます
昨年、旧新宿高速バスターミナルが無くなり
バスタに移行してしまい、一気に関心が
薄くなってしまいました(笑)
バスタが大混乱したらツッコミを入れようと
してましたが、右折出場車の明治通り左折渋滞以外
大きなトラブルも殆ど無いようで
ツッコミどころが無くて寂しいです(笑)
今回の和紙の里のようなネタを見つけて
実際に現地を訪問される管理人さまの
情報収集力と行動力 には敬服しております
最近、高速バスの話題はシートにまつわるモノが多く
車両や乗務員の面からの安全に関する話題が
あまり話題にならないのが気になります
今年もよろしくお願いします
返信する
和紙の里 (バスターミナルなブログ管理人)
2017-01-04 22:59:31
>京帝117さま
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

50番をまとめた記事を書きたいと思っているうちに年が明けてしまいました(笑)バスファンには50番ロスを感じている人も多くいるようです。

和紙の里は、気になっていた場所でした。特にハブ化構想はイーグルバスから提案されたそうです。乗り継ぎターミナルはあちらこちらにありますが、たいていはターミナルを作るだけなので、+αの取り組みがうまくいって、広がるといいなと思います。

あと、最近ネットニュースで豪華シートの記事がありましたが、それに対して、読み手側の事故を気にする書き込みが多いのが気になりました。正直、利用者がこんなに事故について関心を持っているとが思わなかったもので・・・。
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