バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

市役所前 その1

2015年11月11日 | 甲信越


新潟県新潟市にある市役所前です。

2015年9月5日に運行開始したBRT「萬代橋ライン」と、「郊外等の路線」との乗り換え拠点として整備されました。



でも、その前に時計の針を戻して、私が新潟駅前から市役所前までBRT「萬代橋ライン」に乗車した時の画像から紹介します。



目的地の市役所前が近づいてきました。車内の表示画面には乗り換え出来る路線の発車時刻が表示されました。



続いて、各のりばの位置を紹介。(画面の人物がのりばまで動きます)



順調に走行し、新潟駅前から市役所前まで約12分で到着しました。BRT「萬代橋ライン」の青山方面は4番線を発着します。



4番線の乗車口。



まずは、のりばの案内地図を確認。新潟市役所周辺には多くの停留所が存在するようです。



今回、BRT「萬代橋ライン」の運行開始により、整備されたのは画像下側の1番、2番、4~7番の停留所。

(余談ですが、この地図は北を上にしたものしかないので、自分自身が南を向いていると位置関係を理解するのに時間がかかったりします)



4番線のBRT「萬代橋ライン」から乗り換えられる路線が発車するのは、右側の6番線と7番線。主に信濃川を渡り、南新潟方面への路線です。



その4~7番線の外観。ざっくり書くと、バスベイのある歩道に屋根が付いた感じでしょうか。乗り換えの抵抗感を緩和するために「移動距離はできるだけ短く」し、「雨風をしのげるように上屋や防風壁を設ける」などの待合環境を整えました。



BRT側は県道なので一般車もビュンビュン通過していきます。



4~7番線側には待合所とトイレが設置されています。



待合所に入ってみましょう。



ICカード「りゅーと」のチャージ機、時刻表類のラック、座席が配置されています。また、無料Wi-Fiも利用可能だそうです。



飲料の自動販売機。



各のりばの発車案内がありました。

その2へ続く
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市役所前 その2

2015年11月11日 | 甲信越


4番線に新潟駅前からのBRT「萬代橋ライン」が到着。乗り換えられる右側の6番線と7番線にもバスが到着しました。

BRT「萬代橋ライン」運行開始による路線・系統の再編が行われた結果、これまで直接、移動する事が出来た区間で乗り換えが必要になってしまうケースが生まれました。そこで運賃が高額にならないよう、市役所前のような「乗り換えポイント」でバスを降車後、60分以内に同じ「乗り換えポイント」で乗り換えて乗車した場合には、ICカード「りゅーと」や「のりかえ現金カード」を利用すると合計運賃がBRT開業前と同額で利用できる割引制度、「まち割60」がスタートしています。



上の画像と反対側から見ました。

そもそも何故、新潟市ではBRTを導入したのでしょうか。市によると、「バス路線の集約によって生じた余力を郊外路線の増便に回し、市域全体で公共交通を改善し、持続可能な交通にしていこうというもの」とされています。

これまでの運行系統では、郊外からの各路線が独自に街の中心部へ集まってきます。このために中心部ではバスの輸送力が過剰になりがちで、乗車率が低かったり、ダンゴ運転になってしまったり、のりばの数が多くてわかりにくかったりと、効率的ではありませんでした。そこで、いくつかの「乗り換えポイント」を設け、大きな幹であるBRT「萬代橋ライン」を主軸に、枝葉となる「郊外等の路線」と乗り換える方式に再構築しました。

バスの数や運転手さんの人数には限りがありますが、余力となった分を郊外等に回すことで、便数の少なかった路線で増便を行う事が可能になりました。またBRT化を契機に停留所の設備面を充実し、主軸となるバスを一層魅力あるものにするなど、全体の利便性が向上しています。



今度は新潟駅方面への のりばを紹介します。左側が今まで紹介していた4~7番線。道路を挟んで右側が、新潟駅前行きの1番線・2番線です。



まずは降車専用の2番線。郊外等から路線が集まってきます。



2番線を降りて、すぐ前が、新潟駅前行きBRT「萬代橋ライン」の発着する1番線。この乗り換えも短い距離で移動が可能です。



発車案内です。この先の万代シテイや新潟駅前での乗り換え案内も表示されていました。



停留所の駅名標。



2015年11月現在、新潟駅前行きBRT「萬代橋ライン」の時刻表です。快速便も含め、日中でも10分に1本は便数が確保されていました。



到着案内。



1番線から発車する新潟駅前行き。



今回、紹介した1番線、2番線、4~7番線以外の停留所はそのままのようです。



停留所に屋根が付いて、案内を強化して、空調が効いた待合所があると、もう「立派な街のランドマーク」であると感じました。(一つ上の画像と見比べて下さい)

すべての停留所にこのような立派な設備を設けるのは難しいかと思いますが、途中停留所のように簡易的なものでもデザイン性や機能性を工夫すれば、利用する側からの見え方や感じ方も変わるかもしれません。



最後に、今回のBRT導入は、新潟市が連接バスや乗り換え施設を整備し、バス事業者が利用する「公設民営」方式を採用しています。公費での負担ですが、これは持続可能なまちづくりのための必要な経費との考えによるもの。様々な意見がありますが、バス事業者や自治体だけではなく、バス路線の維持や発展について利用者の関心が高まるのは意義のある事かもしれません。

BRT「萬代橋ライン」は始まったばかりで改善が出来そうな点も多くあるかと思います。これから段階を踏んで事業が進んでいくようなので、より良い交通機関になるといいなと思いました。



<撮影2015年11月>
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妙高高原駅

2015年08月20日 | 甲信越


新潟県妙高市、JR信越本線の妙高高原駅付近にある妙高高原駅です。頸南バス、信濃町新交通バス(長電バス受託)などが乗り入れます。



妙高高原駅にJR信越本線の普通列車が到着しました。



妙高高原駅のバスターミナルは駅の北側にあり、ホームからも見る事が出来ます。



かつては上野駅からの特急列車も停車した妙高高原駅。今も観光地として賑わいを見せています。



妙高高原駅とバスロータリー。



妙高高原観光案内所にはバスの待合所が併設されています。



案内所の入口にバスを待つベンチが設置されていて、トイレもあります。



奥に観光案内所。



ロータリーの一角にあるバスのりば。



駐車禁止の立て看板。頸南バスとシールが貼られている下には川中島バスと書かれていました。2012年まではアルピコ交通(川中島バス)の管轄だったのです。



アルピコ交通(川中島バス)より引き継いだ頸南バスの赤倉線。赤倉温泉への路線です。



同じくアルピコ交通(川中島バス)より引き継いだ杉野沢線。池の平温泉、杉野沢温泉への路線です。



この2路線が頸南バス妙高高原地区の主力路線で、季節によっては観光路線も発着します。



路線の移管と同時に車両もアルピコ交通から移籍しました。車内リアの形状から上高地地区で活躍していたバスとわかります。

<2013年9月>

※訪問時はJR東日本信越本線の駅でしたが、現在は「しなの鉄道」「えちごトキめき鉄道」の駅となっています。
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佐久総合病院(臼田)

2014年08月08日 | 甲信越


長野県佐久市にある佐久総合病院です。千曲バスと共同運行事業者が乗り入れます。

JR小海線臼田駅から徒歩10分程度の場所にある佐久総合病院は、長野県東信地方の基幹病院です。病院の敷地内に地域路線バスや高速バスが乗り入れ、臼田地区のバスターミナルとしても機能しています。



地域路線を担当する千曲バスが入ってきました。



停留所に到着。



地域の路線バスは佐久地区と上田駅とを結ぶ佐久上田線が主に発着しています。



バスが発車しました。



バスのりばは1番と2番(高速含む)の2箇所あります。



続いて到着したのは長野駅や県庁と佐久地区とを結ぶ県内高速バスです。高速バスは県内路線だけではなく、佐久地区と池袋駅や新宿駅を結ぶ県外路線も発着します。

私は都内側から見ていて”どうして池袋から長野県佐久市の病院へ高速バスが運行されるのだろう???”と不思議に思っていたのですが、現地を訪れてみて、佐久総合病院が臼田の街の中心部に近い場所にある事がわかりました。高速バスの拠点としても定着しているようです。

※高速バスは臼田(佐久総合病院前)の停留所名を使用しています。



<撮影2011年11月>
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越後交通・越後柏崎観光バス 柏崎駅前

2014年04月02日 | 甲信越


新潟県柏崎市、JR柏崎駅に隣接する越後交通・越後柏崎観光バスの柏崎駅前です。越後交通と越後柏崎観光バス、その共同運行会社が乗り入れます。



JR信越本線・越後線が発着する柏崎駅の駅舎。



その柏崎駅に隣接しているバスターミナルです。1番のりばに停車しているのは新潟交通の新潟駅前行き県内高速バス。新潟県の県庁所在地である新潟と柏崎を約1時間半で結びます。



こちらは越後交通の長岡駅行き急行バスです。



のりばには3つのバースがあります。



2番のりば。道路の反対側にも停留所があり、そちらは夜行バス「三条・長岡~京都・大阪線」が発着します。



各のりばには屋根が設けられています。



3番のりばの近くには越後交通の柏崎駅前案内所があります。



中には有人の窓口とベンチがありました。



飲料の自動販売機。



越後交通と越後柏崎観光バスの路線図。



2012年7月現在の運賃表です。



柏座駅駅前は、越後交通グループ柏崎地区の要となる場所でした。



<撮影2012年7月>
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星野エリア (トンボの湯バスターミナル)

2013年11月05日 | 甲信越


長野県北佐久郡軽井沢町にある星野エリアです。旅バスの「キラキラ号」や星野エリアへのシャトルバスが発着します。



星野エリアはバブル崩壊後のリゾート再生で知られる星野リゾート発祥の地、「星野温泉」を核にした小さな街です。レストランやショップ、温泉、ホテル、教会などが集まっています。



ハルニレテラス。



川のほとりにあり、100本を超えるハルニレの木の中に存在する小さな街です。



湯川に沿って遊歩道もあり、森林浴が楽しめます。



そんな星野エリアの正面玄関に停留所はあります。マイカー駐車場からのシャトルバスが到着しました。シャトルバスは駐車場、中軽井沢駅、軽井沢駅などの行き先があり、無料で利用出来ます。(シャトルバスは「トンボの湯バスターミナル」という名称を使用しています)



ここにバスが発着します。



バス停の文字が見えます。



2013年8月現在のキラキラ号時刻表。事前予約制です。



草津温泉から「キラキラ号」が到着しました。



長野新幹線が開通し、中軽井沢駅に特急が停車しなくなってからの中軽井沢地区にはかつての賑わいがありません。しかし、ここ星野エリアだけは別。星野リゾートの手によって開発され、行楽シーズンを中心に多くの観光客の姿を見る事が出来ます。「キラキラ号」もツアーバス時代から経由していた場所でしたが、ツアーバスの乗合移行によって、この地に高速路線バスの停留所が設けられました。



<撮影2013年8月・9月>
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高峰温泉

2013年08月08日 | 甲信越


長野県と群馬県の県境にある高峰温泉です。佐久平駅・小諸駅~高峰高原を結ぶ「高峰高原線」の終点で、JRバス関東と千曲バスが乗り入れます。画像は高峰温泉に到着したバス。中央の木を中心にグルリと左から右へ転回して停留所に停車したところです。



停留所で発車を待つJRバス関東の佐久平駅行き。



高峰温泉のバスポール。2013年の8月現在の時刻表です。JRバス関東が毎日2往復、千曲バスが臨時で2往復運行しています。



高峰温泉は標高2000mの場所にある一軒宿です。冬季はバスが運休(終着地が高峰温泉からアサマ2000スキー場に変更)となるために、宿へのアクセスは雪上車になるのだとか。



JRバス関東便は佐久平駅・小諸駅から午前と午後、毎日2往復運行されていますが、そのうちの午後の1往復は2013年4月から高速バス「新宿~佐久・小諸線」と運用が連結され、新宿~高峰温泉間がバス1本で直結されました。そのために午後の1往復は、佐久平駅~高峰温泉間(冬季はアサマ2000スキー場)が高速バス型車両で運用される一般路線バスとして運行されています。(画像は午前の1往復)



高峰高原線の魅力は山の景色もさることながら、高峰高原ホテル前~高峰温泉間、約1kmのダート区間。



こんなに狭い砂利道を大型バスが走行する姿は、今時なかなかお目にかかれません。しかも、午後の1往復はエアロバスやセレガといった高速バス型車両で運行されるのですから驚きです。



臨時で運行される千曲バス便がやってきました。



バスが通過した後には砂煙が上がります…



バスは高峰温泉が終点ですが、高峰温泉からずっとずっと山を進むと池ノ平湿原にたどり着きます。



徒歩ですと高峰温泉から1時間以上かかるので車が便利なのですが、高峰温泉宿泊と絡めたハイキングでしたらバスでも楽しめるかもしれません。



※高峰温泉は群馬県と長野県の県境です。宿の住所は長野県ですが、もしかしたら停留所は群馬県かもしれません。今回は停留所の周辺に一軒宿しかない事から、宿と同じ甲信越長野県に分類しました。上記地図の場所も若干曖昧です。

<撮影2013年8月>

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千曲バス 佐久インター南

2013年02月08日 | 甲信越


長野県佐久市、千曲バスの佐久インター南です。上信越自動車道佐久インター近くにあり、千曲バスとその共同運行事業者の高速バスが乗り入れます。高速バス利用者は駐車場を無料で利用する事ができ、パーク&バスライドに対応しています。



比較的最近に作られた停留所なので、とても綺麗です。



佐久インター南のバスポール。



バスの待合室です。一般路線は発着せず、高速バスのみが発着します。



待合室に貼ってあった路線図です。



2011年5月現在の時刻表です。千曲バスの高速路線はほとんどが(東京都から軽井沢・御代田が終点の便を除く)、この佐久南インターを経由します。



高速バス専用の駐車場です。



佐久インター南に停車中の千曲バス。背後の建物は、おぎのやドライブインである「佐久乃おぎのや」です。



発車したバスは佐久インターから上信越自動車道に入り、各方面へと向かいます。

佐久インター南は、近年全国的に増えている高速道路にインター付近、パーク&バスライド型のバスターミナルでした。池袋・新宿への路線を中心に、立川、大阪、長野といった都市と、佐久を結ぶ中継地点となっています。



<撮影2011年5月>
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草軽交通 草軽ターミナル(軽井沢)

2012年09月11日 | 甲信越


長野県北佐久郡軽井沢町、JR軽井沢駅前にある草軽交通の「草軽ターミナル」です。



草軽交通が経営している駅前の土産物店なのですが、その中を歩いていくと奥にバスが見えます。



留置されているバスとホームが見えて来ました。



櫛形のホームに3つののりばがあります。右側は有人の窓口です。



定期観光バスや、西武高原バスの高速バス乗車券が購入できましたが、2012年8月現在この場所では発売していません。定期観光バス乗車券の発売は草軽交通本社に、高速バス乗車券の発売は近隣のホテルフロントに、それぞれ移転しました。



1番、2番、3番と3つののりばを持ち、各のりばにはバスと地面との段差を少なくする「すのこ」がおかれています。



とても旅情あるターミナルなのですが、定期的に発着する路線バスは現在ありません。



何故かというと、軽井沢駅に大きなバスターミナルが完成したからです。西武高原バスやJRバス関東、千曲バス、草軽交通などがここから発着します。



現在はホテルへのシャトルバスや…



季節によっては旧軽井沢へのシャトルバス(路線バスです)が草軽ターミナルから発着します。



最後に建物の裏から見たバスターミナルです。

草軽交通は、もともとは軽井沢と草津温泉を結ぶ鉄道でした。この場所は草軽電鉄の新軽井沢駅だった場所です。その後、草軽交通のバスターミナルとなりましたが、路線バスは新しいバスターミナルに移転、現在に至ります。

新幹線が出来る前の時代の夏…列車で軽井沢駅に到着した乗客は、駅前の草軽ターミナルから草軽交通のバスに乗り、それぞれの避暑地に向かった事でしょう。かつて大勢の人で賑わったであろう草軽ターミナル、今は定期的に発着する路線バスはありませんが、観光シーズンには旧軽井沢へ向かう人々で往年の雰囲気が甦ります。



<撮影2009年9月10月/2012年8月>
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新潟交通観光 五泉営業所

2012年05月15日 | 甲信越


新潟県五泉市にある、新潟交通観光バスの五泉営業所です。JR磐越西線の五泉駅を発着する路線や高速バスの基地となっています。



県道436号線沿いに営業所の入口があります。



五泉営業所は蒲原鉄道と共に新潟駅前~村松駅前の高速バスを担当していますが、五泉営業所では発着せずに回送で出入庫するだけです。



村松駅前で営業を終えた高速バスが戻って来ました。



一般路線バスです。



営業所待合室の入口です。飲料の自動販売機があります。



自動販売機の奥にあるベンチ。



待合室の中に入ると、有人の窓口とベンチがありました。



五泉営業所を発着するバスは新津駅行きと、保田・大曲行きの2路線のみです。



<撮影2011年2月>
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