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ノア9・19大阪「GREAT VOYAGE 2015 in OSAKA」観戦記(2)

2015-09-23 23:53:23 | プロレス生観戦
<第8試合>GHCジュニアヘビー級選手権 <王者>タイチvs<挑戦者>原田大輔
タイチがリングに入場した時、原田の背後には軍団の枠を越えたノアジュニア勢が何人か集まっていた。タイチの救援にTAKAとデスペラードが何度も介入してきた。だからノア勢も”やり返す”体勢を敷いた訳だ。
もちろん、勝負は2人だけの世界でつけるべし。試合中にTAKAとデス(略)が介入する場面はやはりあったが、ノア勢も駆けつけ取っ組み合う。
その中でもハイライトといえたのがコーナー上で2人が雪崩式を狙った場面。タイチを抱えた原田が両陣営がもみ合う中に落下していった場面だった!まさに決死の大落下。2人の落下を食らった両陣営のセコンド勢は試合に介入できず、分断、控え室連行となった。これでタイチと原田、1対1の勝負になる!これまで2人が見せた強さを思えば、原田の勝利が見えたと思えた。
引き寄せての肘打ちを強く打ち込んでいく原田。ブレーンバスター式のショルダーバスターも鮮やかに決める。あとは片山ジャーマン…。
だが、試合の流れでタイチはレフェリーを巻き込んでダメージを与える。
そこで原田がジャーマン決めたが…カウントはなし。
そしてレフェリー回復後にタイチがこれまでにない姿を見せる。
かつての師匠・川田ばりのジャンピング・ハイ!かつて何度この技に燃えたことか…あの頃の興奮がまさかタイチによって僅かに甦らされるとは!
さらに頭を押さえてのステップ式顔面蹴り連打まで!
尻ダウン式のパワーボム!小峠から王座を奪った技・背後に抱えて落下するブラックメフィスト!
カウント2で肩を上げる原田。まだ反撃が見たかったが、タイチは最上段に原田を乗せる。殴り返そうとした原田をかわすと、ここで背後に抱える。
雪崩式ブラックメフィスト発射!カウント3!王者・タイチ、堂々たる防衛!
この日の会場にはタイチを応援すべくアイドルのコンサートみたいなうちわを持ってた女性たちや、タイチの出で立ちでやって来た女性ファンもいました。彼女たちの歓喜の様子が目に映りました。
…だが、この状況で原田が敗れたのは…悔しい。悔しすぎる!
タイチは精根尽きた?だが、トロフィーを蹴り壊すくらいの力は残っていた様子。
どうするノア!?リーグ戦優勝の原田が破れ、奪回すべき挑戦者がいなくなった…。


<第9試合>GHCタッグ選手権 <王者組>ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr. vs <挑戦者組>レイモンド・ロウ、ハンソン

KESvsウォーマシーン、巨体の外国人同士がぶつかる模様に何度も府立がどよめいた一戦でした。

↑大阪の観衆もウォーマシーンを期待の声援で迎えました!

↑KES入場シーン。米国のリベンジ戦に向かう。
ジュニア戦の後なので、動きに鈍さを感じる場面が多々ありましたが、その分、デカさ故の迫力を感じさせる。ノアでは力で圧倒的に勝ってきたKESが何度も押された!
力があるのはもちろん、動きが時々敏捷、意外な切れ味も見せる。エルボー良かったですね。「クリス・ヒーローみたい」という声もありました。そんなウォーマシーンが王者になる機運が試合中に高まったのが面白かったのですが…。
しかし最後は分断に成功したKES。2人をそれぞれキラーボム!攻められながらも勝機を窺っていた…さすがといえた。

↑敗れたとはいえ、力を発揮して見せたウォーマシーン、もう一度見たいぞ!
↓勝ち鬨をあげるKES。この2人から奪回できるノア勢はいるのか!?…頭に浮かぶのは、あのタッグしかいないのだが…。

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