真司の苦悩（ラトビア戦）

昨日のラトビア戦

FIFAランク３３位の日本と１０７位（間違っていたらごめんなさい）の戦い。
Jリーグがオフということ、３月のヨルダン戦（ブラジルワールドカップ予選＊勝てば出場決定）のベンチ要員の経験と選手の調整ゲーム。

ザックも選手も口には絶対にださないが「足慣らし」程度・・そん感じで遠藤、前田を外してキックオフの笛が鳴った。

トップは本田だったのだろう・・そんな中、本田・香川・岡崎、たまに清武がポジションチェンジをしながら攻撃の形を作ろうとしていた。
結局前半最後は、トップのポジションに岡崎がいることが多かった。
前半の見せ場、２０分くらいだったろうか内田のアーリー気味のクロスに、最後尾からフリーで抜けた香川がヘディング・・・・・ヘディング・・・・・・・パス・・。

思わず声が出てしまった「なんでぇ～！！」
フリーな状態で本田にパスをしたのだ。
そんなに本田に気を使うの？
・・・・
・・・・まてまて。
いや・・あれは明らかなミスだ。
日本で一番フットボールで認められた男でも、大きなミスをするのだ。
「子供たちじゃ、なおさらだ。」と自覚し、気持ちを切り替えてTVを見た。

結果、内田がペナ内で打ったシュートに飛び込んだ岡崎がコースを変えて１点
前半１－０

後半は細貝と遠藤を替え、清武と前田と入れ替えた。
清武もよいところが見られなかった、ニュルンベルクも勝てなくて彼も悩んでいるのかな・・
まして、代表は似たタイプが多くMFは難しくなる。

後半は遠藤が攻撃の起点になり、前田というターゲットがはっきりしたのでゲームが落ち着いた。
相手が疲れたこともあるが遠藤にボールが入ると同時に、攻撃のスイッチが入りMF＆前田が動き出す。アクションがおこるのである。

しかし、遠藤も本調子ではなかった。
珍しくパスミスが多く、ボールを奪われてからDFにまわる姿を何度も見た。
日本のボランチ・・遠藤、長谷部の替わりができるMFを育てる必要がある。
まだ一年ある。ワールドカップ本戦では新しいボランチ（扇原や柴崎）なんかがベンチ入りしてると個人的には嬉しい。

もうひとつ、乾が素晴らしかった。
いつもより長い時間ピッチにたてたので、得意なドリブルにキレがありシュートまでいけている。清武とは対照的に映ったなぁ。
香川をトップ下、乾を左MF・・・みてみたい。

高徳も内田と交代し無難にこなしていた感じ。心情的にはJｒ時代息子とマッチアップ（彼はFW、うちのはSB）していたこともあるし、内田のプレーよりも好きなので先発で使ってほしい。

マスコミが騒いだ、大津は周りとの連携が悪くこれから・・・なのだと思う。
時間も少なくて可愛そうなところもあったけどね。



あと忘れちゃいけない昨日のMVP
何気に↓この男がチームにボリュームを与えています。





「泥臭い」をじで行くやつ。
長友と並び、チームのために走れる男。
好きです。

最後に代表はもう少しFIFAランク上位チームの試合を組める実力をつけたい。
各国の協会同士の話し合いでゲームプランは決まるが、まだまだ実力は無いし少ない対戦のランク上位を倒せない。それには、所属クラブで頭角をあらわし所属クラブが結果を残すこと。それには、個のスキルを上げるしかない。

日本の１０番、香川真司がマンUで輝く実力はまだないのだろう・・プロの世界、薄っすら輝くでは駄目。ナショナルスターを目指してほしい。

UEFAチャンピオンズリーグ
２月１３日（20:45） Real Madrid VS　Manchester United
注目です。



サー・アレックス・ファーガソン監督さま

お願いです。
是非とも真司を先発で起用下さいますよう、お願いいたします。
もっと、もっと真司はやれる子なんです。
どうか、どうか宜しくお願いします m(--)m