クラムとジジイの泣き笑い

一人暮らしのジジイが、Mシュナを飼う事にになった。小型犬故、寿命は、20年か?私は90歳まで長生きしなければいけない。

脱糞時が悲惨だ

2013-03-26 22:29:01 | 日記
昨日のクラムは“座り込み症候群”の発作を起こさなかった。ただ、ベタベタとやたら甘えてきた。やっぱり、身体の何処かが悪いのだろうか。クラムは草を食うのが下手だ。いつも中途半端に食うせいか、胃液を吐き出すに至らない。その結果が、糞をする時に惨めな状態で現れる。消化しきれない草の半分が肛門の中から出てこない。そして出ている半分に糞の塊がぶら下がっている。いきんでも出てこず、進退窮まる。だからワタクシ奴が引っ張りだしてやるのだ。
老人性解離4
春菜一家との家計を分離していなかったのが間違いのもとであった。今思えば亭主の利夫が転がり込んできた時が、別会計を切り出すチャンスであった。失業中で金もなかろうと、就職が決まってからきりだせば良いだろうとの、均の善意が逆手に取られた気がする。孫たちの就学問題も係わって来るし、住まいが決まるまで地元の小学校に転校させて、利夫の就職をまった。その間、均の安い年金で、春菜一家の生活を丸抱えする結果となったてしまった。春菜を始め利夫までが、その境遇を甘んじて受け入れてしまい、羞恥心すら見せない。その上彼らの金使いは荒く、均の財布が、早晩、干上がるのは自明の理であった。均の留守中に訪れるセールスからはすべて買い入れてしまう。「ミソを買いました。お父さん好きでしょう。」1㌔g3900円である。均は目を剥いた。どんな味噌なんだ。スーパーでは銘柄の違いはあるだろうが、750g280円で販売している。1年分のミソ代だ。「牛乳を2リトル月契約しました。」誰が飲むのだと聞けば、育ち盛りの孫たちだと言う。じゃあ会計は、そちら持ちだなと念押しすると、「親子の間で硬いことを言うな」とのゴ託宣だ。「新聞をの購読契約をしました。払ってください。」均はもう30年新聞の購読はしていない。以前のように必要としないし、TVやネットで充分間に合う。「俺はいらんぞ。」と声を荒げると「求人欄を役立てたいので頼む。」と引かない。利夫の就職がきまったのは、同居が始まって半年経た9月だった。しかし安月給のため「別居はもう少し待ってくれ」となし崩しになろうとしていた。